神奈川県鎌倉市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「鎌倉市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、鎌倉市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
鎌倉市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
PAK(Paws Adoption かながわ)(鎌倉市)
2002年に有志によって設立された任意団体です。事務局は鎌倉市にあり、鎌倉市・藤沢市を中心とした湘南エリアで活動しています。20年を超える活動歴があり、累計2,000頭以上のレスキュー実績があります。
保健所や神奈川県動物愛護センターの収容動物を引き出し、新しい家族へ仲介する活動です。犬猫の両方を扱っています。
定例の里親会を月に1〜2回開いています。中心となる会場は鎌倉市手広の「生体を販売しないペットショップ」で、ほかに湘南鎌倉クリスタルホテルなどでも開かれています。
神奈川県動物愛護センターに長期収容されている犬に特化した譲渡会にも参加しています。
受け入れている犬は、通報により捕獲された犬や、飼い主から施設に持ち込まれた犬が中心です。
譲渡そのものに費用はかかりませんが、避妊・去勢や予防注射などの費用として2万4千円〜3万円程度の負担があります(協力店の案内による)。実費の水準です。
団体名は「paws adoption かながわ」「保健所の犬・猫を救う会」など複数の表記が併存していますが、同じ団体です。
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【会場】PETON KAMAKURA(ペトン鎌倉)(鎌倉市手広)
これは団体ではなく会場の情報です。鎌倉市手広にある、輸入アイテムが99%を占める「生体を販売しないペットショップ」です。店舗自身がそのように表明しています。電話は 0467-39-3838 です。
週に一度のペースで、地元のボランティア団体と合同で犬猫の譲渡会が開かれています。PAK(Paws Adoption かながわ)の定例里親会と、公益財団法人 神奈川県動物愛護協会の里親会の会場にもなっています。
主催する団体は回によって変わりますので、犬が参加するかどうかは各団体の告知でご確認ください。
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神奈川県動物愛護協会 里親会
イヌと暮らす 保護犬猫支援ページ
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会(横浜市港北区)
横浜市港北区篠原西町にある公益財団法人です。1958年(昭和33年)の設立で、神奈川県内では最も古い動物愛護団体です。設立当初から保護シェルターと附属の動物病院を運営しています。
名称が行政の「神奈川県動物愛護センター」とよく似ていますが、まったくの別組織です。こちらは民間の公益財団法人(横浜市港北区)、センターは神奈川県の行政機関(平塚市)です。混同しないようご注意ください。
「無責任な飼い主によって飼育放棄された犬や猫などを常時60頭前後保護」しているほか、野良猫の不妊去勢の推進(年間およそ1,000匹)にも取り組んでいます。
里親会は月に3回、3つの会場で開かれています。港北区の協会の施設内、横浜市青葉区美しが丘西のドラッグストア横の施設、そして鎌倉市手広の「生体を販売しないペットショップ」です。月3回・3会場という体制は県内でも最多クラスです。
協会の施設内で開かれる回は、「移動が苦手な保護動物を含めた全ての保護動物」に会える回とされています。
里親会とは別に、シェルターの常設見学も受け付けています。公式サイトに申し込みフォームがあります。
犬も扱っています。確認した時点の保護動物一覧には、トイプードル、シーズー、ミックスの犬が掲載されていました。純血種が一定数を占めます。
拠点は横浜市港北区ですが、鎌倉市手広のペットショップも里親会の会場のひとつになっています。
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里親募集
保護動物一覧
里親になるには
里親見学お申し込みフォーム
里親会(イベントなど)
One For Rights Kamakura(鎌倉市)
鎌倉市内に保護犬のシェルターを運営する任意団体です。犬専門です。
人に慣れていない犬のトレーニングを行ってから譲渡しています。「犬らしく、その子らしく過ごしてもらうこと」を重視し、譲渡頭数の多さよりも丁寧なマッチングを優先すると説明しています。不妊去勢の活動をもっとも重要な取り組みと位置づけています。
譲渡会型ではなく個別マッチング型です。横浜で開かれる大規模な保護犬イベントには参加団体として出展しています。
掲載されている犬は全頭が雑種でした。「人に慣れていない犬」を明示的に受け入れている団体ですので、迎える側にはトレーニングを続けていく心構えが必要です。この点は伏せずにお伝えしておきます。
ひとつご注意ください。本記事の調査では、この団体自身の公式サイト・公式SNSを特定できませんでした。掲載の根拠は、審査を通過した団体だけが登録できるマッチングサイトの団体ページと、横浜の保護犬イベントの主催者が公表している参加団体一覧の2点です。問い合わせは下記の団体ページから行ってください。
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団体ページ(OMUSUBI)
Wan Bonheur 参加団体一覧
神奈川県 鎌倉保健福祉事務所
鎌倉市・逗子市・葉山町で犬猫のことを相談する県の窓口は、鎌倉保健福祉事務所です。所在地は鎌倉市由比ガ浜2-16-13、電話は 0467-24-3900 です。
保健福祉事務所は相談と収容の窓口で、譲渡そのものは行っていません。犬猫の譲渡は神奈川県動物愛護センター(平塚市)に一元化されています。
迷子の犬を探している場合や、収容された犬について確認したい場合の相談先にもなります。
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神奈川県 保健福祉事務所一覧
鎌倉市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
隣接する逗子市にも犬を扱うNPO法人があります。所在地は逗子市です。神奈川県動物愛護センターは平塚市にあり、鎌倉市にお住まいの方が行政から犬を譲り受ける場合の窓口になります。
特定非営利活動法人 Pooch Dog Rescue(逗子市)
2012年11月に設立されたNPO法人です。会員4名の小さな団体ですが、10年以上活動を続けています。拠点は逗子市で、横須賀市立市民活動サポートセンターの登録団体データベースにも掲載されています。
活動場所は横須賀・逗子、活動エリアは三浦半島地域内とされていますが、譲渡会の開催地はもっと広く、逗子・鎌倉・葉山・横須賀・藤沢・茅ヶ崎・横浜に及びます。
「様々な理由で放棄された犬猫たちを保護し、必要に応じて医療やメンタルケアを行い、生涯幸せに暮らせるよう新しい家族を探す活動」を掲げ、横須賀市および神奈川県の動物愛護センターと連携して、獣医師のサポートを受けながら活動しています。
虐待やネグレクトを経験した犬のリハビリ・トレーニングを明示的に行っています。迎える側にも、時間をかけて向き合う心構えが求められます。
受け入れている犬の出自を公式に明記しています。①神奈川県内外の動物愛護センター・保健所、②不適切な繁殖業者(ブリーダー)、の2つです。繁殖の現場から引き取った犬も受け入れています。
確認した時点で掲載されていた犬は全頭が雑種でした。レスキューの案件のタイミングによって犬種の構成は大きく変わります。
譲渡は審査 → お見合い → トライアル → 正式譲渡という流れです。譲渡会型と個別マッチング型を併用しています。
鎌倉市内の会場でも譲渡会を開いています。ただし拠点は逗子市です。
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横須賀市立市民活動サポートセンター 登録団体データベース
神奈川県動物愛護センター(平塚市)
平塚市土屋にある神奈川県の施設です。平塚市の施設ではありません。電話は 0463-58-3411 です。
管轄は、横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市を除く神奈川県全域です。この5市は独自の窓口を持っているため、こちらの管轄からは外れます。
譲渡は「譲渡会に行けば犬を連れて帰れる」形式ではありません。譲渡前講習会を受けたうえで、事前予約制の個別面接によるマッチングで進みます。年に数回、「開放デー」や「オンライン譲渡会」というイベント形式の催しがあります。
譲渡前講習会の受講は必須です。公式に「受講された方のみが、犬・猫の譲受を受けることができます」と明記されています。形式はオンライン(動画・約40分)で、自宅から受けられます。
ただし動画を見ただけでは「受講した」ことになりません。電子申請で申し込み、動画を視聴したあとに受講証の交付を申請し、窓口または郵送で受講証を受け取るところまで進める必要があります。受講証の有効期間は視聴日から3年間です。
譲受までは、①譲渡前講習会の受講 → ②電話または電子申請による事前予約で面接 → ③譲受、の3段階です。面接は予約日から原則1週間後以降になり、来所は原則2回必要です。予約のときに希望する動物を指定します。
譲受の要件として、神奈川県または隣接する東京都・山梨県・静岡県に在住していること、原則65歳以下の成人であることが定められています。それ以外の県からは譲り受けられません。ほかに適正な飼育環境、飼養を続けられなくなったときの預け先の確保、家族全員の同意が必要です。
譲渡される犬は、全頭が避妊去勢手術・マイクロチップの装着と登録・狂犬病ワクチン・混合ワクチン・ノミダニ駆除を済ませた状態です。
神奈川県には登録ボランティア制度があり、センターが収容した犬の相当数は、行政から個人へ直接ではなく、いったん登録ボランティア団体に引き渡され、団体が里親を探すという流れになっています。ただし登録ボランティア団体の名簿は公表されていません(確認時点で新規募集も行われていません)。
迷い犬の返還には、返還手数料1頭あたり1,500円と、飼養管理費1日あたり1,000円がかかります。
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神奈川県動物愛護センター
保護動物の譲受をご希望の方へ
犬・猫の譲受について(事前予約制)
譲受対象犬情報
オンラインによる譲渡前講習会の受講について
譲渡会情報
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(鎌倉市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
鎌倉市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
鎌倉市には、2002年設立で累計2,000頭以上のレスキュー実績を持つ団体と、人に慣れていない犬のトレーニングを行ってから譲渡する犬専門の団体があります。また鎌倉市手広には「生体を販売しないペットショップ」と店舗自身が表明している会場があり、週に一度のペースで地元の団体と合同の譲渡会が開かれています。横浜市の公益財団法人の里親会もここを会場のひとつにしていますので、鎌倉市は「犬に会える機会がまとまっている市」と言えます。ただし主催する団体は回によって変わりますので、犬が参加する回かどうかを事前にご確認ください。
この記事は「神奈川県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。神奈川県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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