福島県福島市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「福島市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、福島市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
福島市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
特定非営利活動法人 SORAアニマルシェルター(福島市)
福島市町庭坂にあるNPO法人です。2011年の東日本大震災と原発事故をきっかけに発足し、避難区域に取り残されたペットの救出にあたりました。2011年4月20日までに犬猫50頭を現在の施設へ搬送した経緯を持ちます。法人としての設立は2013年3月12日です。
福島県北で唯一の、犬の常設シェルターです。飼い主がいない犬猫を保護し、新しい家族へつないでいます。
【重要】「譲渡会」を開催する団体ではありません。譲渡の流れは、①施設の見学 → ②ボランティアとして犬猫の世話を複数回行う → ③申込書の記入 → ④トライアル期間(自宅での試験飼育) → ⑤問題がなければ正式譲渡、という5段階です。「複数回足を運ぶ」ことを前提にした、県内でもっとも丁寧なマッチング方式です。1回行けば犬を連れて帰れる、という場所ではありません。
受け入れている犬の出自は、①震災・原発事故で飼い主と離れた動物、②飼い主が飼育を継続できなくなった動物です。個体ページで確認できた実例は、山の中をさまよっていたところを保護された犬、高齢の飼い主と10年暮らしたあと飼い主の入院で引き取られた犬などでした。ブリーダー崩壊レスキューや繁殖引退犬という記述は一切ありません。
犬種は雑種が中心で、チワワなどの純血種も少数います。高齢の犬も在籍しています。
在籍している犬の頭数は、個体ページと団体紹介ページで数字が食い違っています。個体ページで確認できた在籍は5頭ですが、団体の紹介ページには犬12頭とあります。実際の頭数は電話で確認してください。
譲渡の条件は、去勢・避妊手術の実施、混合ワクチンの接種、フィラリア予防(4月〜12月)、狂犬病予防接種と登録、生涯責任をもって飼育すること、で、契約書への署名が必須です。譲渡費用は公式サイトに記載がありません。
電話は 024-529-6267(8:30〜17:00)です。
拠点は福島市町庭坂です。
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SORAについて(団体情報)
シェルターのわんこ(犬の一覧)
新しい家族(譲渡について)
新着情報・イベント
福耳の会(福島県北地域)
2023年11月から福島県北地域で活動しているボランティア団体です。活動は、保護犬・保護猫の譲渡会の開催、里親募集の情報発信、猫のTNR活動、地域猫に関する啓発です。
【犬の実績は小規模です】団体が公表した1年間の活動実績は、保護総数が猫74匹・犬5匹、譲渡総数が猫64匹・犬5匹でした。相談件数は52件で、そのなかには遺棄や虐待、多頭飼育崩壊の案件も含まれています。活動量は圧倒的に猫が中心ですので、「犬の譲渡会をやっている団体」として大きく期待すると実態とずれます。
「福耳の会にはシェルターがありません」と公式に明記されており、メンバーと個人ボランティアの預かりで運営されています。
譲渡会も開いていますが、会場と頻度は公式チャネルからは特定できませんでした。直近の里親募集はDMで連絡を取り、希望の日時に犬猫と触れ合う個別対応の形です。「県北地域で譲渡会を開いている団体」という理解にとどめ、まずは問い合わせてください。
受け入れている犬の出自は、遺棄・虐待・多頭飼育崩壊の現場からの保護が中心です。繁殖引退犬やブリーダー由来という記述はありません。
発信の中心はInstagramで、投稿はほぼ毎日から数日おきと非常に活発です。まずはそちらを見るのが確実です。
県北地域を活動範囲としており、市内の地名も投稿に登場しますが、団体の所在地は公表されていません。
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公式X
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福島わんにゃんサポーター ちーむぼんぼん(福島市・飯舘村)
福島市と飯舘村を中心に活動している、法人格を持たないボランティア団体です。2011年の東日本大震災をきっかけに犬猫の保護活動を始め、2017年からは飯舘村の保護団体と協働しています。
公式に「当団体は実働1人でやっている小さな団体です」と明記されています。保護スペースも財政も余裕がないことを自ら公表しています。所在地とシェルターの住所は非公開です。
活動は、放置された動物への給餌、保護と一時預かり、不妊去勢手術の支援、里親募集と譲渡、犬小屋の設置支援です。2024年には被災猫のシェルター購入資金のクラウドファンディングを達成し、改装が終わった部屋から順に保護猫を入居させています。
【犬の扱いは「ときどき」です】代表の公式Xのプロフィールに「福島で微力ながら、猫、ときどき犬の保護をしています」と書かれています。過去には犬6匹を緊急保護した記事もありますが、現在の活動の中心は明確に猫です。犬の団体として紹介するのは正確ではありません。
公式サイトの「里親募集中」のページは外部への誘導になっており、掲載の実績は古いままです。募集中の犬猫は代表のXやブログで案内されています。現在の犬の在籍・募集頭数は、公開情報からは分かりません。
譲渡は個別マッチング型で、里親希望者向けのアンケートと、脱走防止対策やケージの必要性についての要項があります。譲渡費用の記載はありません。
連絡先は teambonbon.fukushima@gmail.com です。
福島市と飯舘村を中心に活動しています。所在地は非公開です。
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福島市保健所 衛生課 動物愛護係(福島市森合町)
福島市森合町の福島市保健福祉センター内にあります。福島市は中核市のため、市内の犬猫の収容と譲渡を市が独自に行っています。
【混同注意】福島市には「県北保健所」(福島市御山町)と「福島市保健所」(福島市森合町)の両方があります。犬猫の相談先は福島市保健所のほうです。
譲渡は個別マッチング型で、譲渡会形式のイベントは公式ページ上にありません。手続きは譲渡申込書を提出する方式です。
【最重要・県とは違います】福島市に「譲渡前講習」はありません。犬に関する条件は「譲渡後に保健所が実施する『飼い犬のしつけ方教室』を受講できること」です。犬を迎える前ではなく、迎えたあとに受けるという点で、県のセンター(譲渡前講習が必須)とは構造が違います。「福島県は譲渡前講習が必須」という説明を福島市に当てはめないでください。
「飼い犬のしつけ方教室」は、福島市に登録済みで当年度の狂犬病予防注射と不妊去勢手術を済ませた飼い犬と飼い主が対象で、費用は無料です。会場は福島市保健福祉センターの犬猫相談室前です。
そのほかの条件は、20歳以上で家族全員の同意があり終生責任をもって飼えること、動物の飼育が可能な住居であること、不妊去勢手術を受けさせられること、犬は生涯1回の登録と毎年1回の狂犬病予防注射を受けさせられること、などです。
【正直に書きます】確認した時点で、里親を募集している犬は0頭、迷子として保護されている犬も0頭でした。同じ時点で募集中の猫は10頭。福島市の行政譲渡は、犬と猫で状況がまったく違います。
迷子として収容された犬を飼い主に返す場合の費用は、返還手数料5,700円と飼育管理費1日あたり600円(保護日と返還日を含みます)。犬の登録がまだの場合は別途、登録料3,000円がかかります。迷子(保護)動物情報の掲載期間はおおむね3週間です。
福島市独自の取り組みとして「譲渡動物写真展」があります。保健所から譲渡された犬猫の写真とコメントを展示し、現在募集中の動物も紹介するもので、市の施設や商業施設で開かれています。ただしこれは写真展であって譲渡会ではありません。その場で犬に会えるわけではない点に注意してください。
福島市動物愛護ボランティアの募集もあります。ミルク・猫保護・預かり・シャンプー・しつけ・災害時の6区分で、対象動物は「主に犬及び猫」とされており犬も含まれます。
電話は 024-597-6409 です。
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福島市 動物愛護係
里親募集中(譲渡)動物情報
迷子(保護)動物情報
飼い犬のしつけ方教室
譲渡動物写真展(※写真展であり譲渡会ではありません)
福島市動物愛護ボランティア
福島市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
福島市を管轄するのは市の保健所ですが、県のセンターは三春町にあります。福島市内での譲渡ではありませんので、対象地域を確認してください。
福島県動物愛護センター「ハピまるふくしま」本所(三春町)
田村郡三春町にある福島県の施設で、愛称は「ハピまるふくしま」です。県北・県中・県南地域のうち、福島市と郡山市を除く27市町村を担当しています(会津地域は会津支所、相双地域は相双支所が担当します)。
月曜から土曜まで開いている(祝祭日を除く)のが福島県の大きな特徴です。会津支所・相双支所は平日のみです。
定例の「譲渡会」というイベント形式ではありません。流れは、電話で事前予約 → 譲渡前講習の受講とアンケートの提出 → マッチング → 譲渡申込書の提出 → 後日、動物の引渡し、という順です。
譲渡前の講習は必須です。ただし受け方が2通りあります。センターに来所して受ける方法と、自宅などでYouTubeの動画を見て、オンラインでアンケートを提出する方法です。犬の講習動画はおよそ26分で、猫とは別の動画です。オンラインで済ませておくと、来所した日のマッチングの時間を長く取れると公式に案内されています。福島市・いわき市・郡山市は制度がまったく違いますので、混同しないでください。
譲渡手数料は1頭につき4,000円で、福島県収入証紙で納めます。2021年6月から有料になりました。
個体ごとに「集中受付期間」を設ける運用があります。応募が集中しそうな犬について期間を区切って受け付ける方式で、実質的には1頭ごとの公募です。「行けば犬に会える」場所ではありませんので、公式サイトの譲渡犬情報をこまめに確認し、掲載されたタイミングで動く必要があります。
掲載されている犬は少数です。確認した時点で本所は2頭(いずれも雑種で、うち1頭は27kgの大型犬)、会津支所と相双支所はいずれも0頭でした。
【この施設の由来】三春町という一見不便な場所にセンターがあるのには理由があります。ここはもともと、原発事故で被災したペットを救護するために設けられた「福島県動物救護本部」の三春シェルターでした。同本部は4年8か月の活動で1,008頭の被災ペットすべてを飼い主のもとへ返すか新しい家庭へ送り出し、2015年12月に活動を終了してシェルターを閉鎖しました。その施設が翌年に福島県へ寄贈され、改修されて現在のセンターになっています。
【注意】検索すると「福島県動物救護本部」の里親募集ページが今も上位に出てきますが、この組織はすでに解散しています。残っている掲載は当時のアーカイブですので、現在募集中の犬だと思わないでください。
電話は 024-953-6400 です。
所在地は田村郡三春町です。福島市は中核市のため、このセンターの管轄からは外れます。
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福島県動物愛護センター「ハピまるふくしま」
犬・猫の譲渡を希望する方へ
譲渡の手続きについて
本所の譲渡犬情報
公式YouTube(譲渡前講習の動画)
県内の動物愛護関係窓口(譲渡・迷子・苦情相談)
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(福島市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
福島市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
福島市には、県北で唯一の犬の常設シェルターがあります。ただし「譲渡会」ではなく、見学とボランティアで複数回通ってからトライアルに進むという、県内でもっとも丁寧なマッチング方式です。ほかに県北で活動する団体もありますが、いずれも活動の中心は猫で、犬は年に数頭という規模です。行政の窓口である福島市保健所は、譲渡前の講習がなく、条件は「譲渡後にしつけ方教室を受講できること」という点が県のセンターと大きく違います。確認した時点で、市の譲渡犬は0頭でした。
この記事は「福島県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。福島県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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