北海道旭川市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「旭川市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、旭川市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
旭川市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
旭川市動物愛護センター「あにまある」(旭川市7条通10丁目)
旭川市は中核市のため、北海道ではなく市が独自に犬の収容・返還・譲渡を行っています。市内で犬を迎えたい場合の窓口はここになります。
旭川市には「譲渡会」という形式そのものがありません。環境省が公開している自治体データでも「譲渡会等はなし、通常業務として対応」と記載されています。犬を迎える手続きは、決まったイベントの日に行くのではなく、事前予約制の見学から個別に進める形です。
譲渡の流れは、見学(要予約)→ 犬等譲受申請書の提出 → 適正飼養能力の審査 → 適正飼養講習の受講 → 誓約書の提出 → 譲渡成立、という順序です。
旭川市では、この適正飼養講習の受講が必須です。審査基準に「旭川市が行う犬猫等の適正飼養に関する講習会を受講できること」と明記されており、譲渡を受けるために講習の受講が求められる、道内では数少ない自治体です。講習は随時実施されていますが、所要時間・費用・有効期間は公式サイト上では確認できませんでした。詳しくはセンターにお問い合わせください。
この講習の要件は旭川市独自のものです。北海道立の動物愛護センターや道立保健所には講習会という制度自体がなく、面談と審査で適性を確認しています。北海道内でも自治体ごとに手続きがまったく違うため、他の市町村の情報をそのまま当てはめないでください。
見学は平日のほか、月に数回の休日開館日があります。いずれも事前予約制で、休日枠は数日前に予約の締切が設けられています。予約なしで行っても見学できませんのでご注意ください。
収容能力は犬28頭・猫42匹ですが、実際に譲渡対象として掲載されている犬は数頭にとどまることが多く、掲載がある時期とない時期があります。確認した時点では雑種1頭と純血種1頭の計2頭でした。おでかけ前に譲渡動物一覧のページで確認することをおすすめします。
市外・道外にお住まいの方でも譲渡を受けられます。北海道立のセンターが原則として道内在住者に限っているのとは異なる点です。
犬は狂犬病予防法にもとづく抑留の制度があり、迷い犬を引き取る際には費用がかかります。旭川市は返還手数料が犬1頭1,450円、保管料が1泊820円、登録が確認できない場合はさらに2,740円が加算されます。北海道立保健所(返還手数料1,080円+飼養管理費1日1,440円)とは体系も金額も別です。
電話は 0166-25-5271 です。
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あにまある 公式サイト
譲渡の流れ
譲渡動物一覧
見学・申込
譲渡・返還手数料
特定非営利活動法人 手と手の森(旭川市旭神3条2丁目)
旭川市旭神にあるNPO法人です。緑の森どうぶつ病院グループの活動が母体で、2010年に任意団体として発足し、2012年に法人格を取得しています。
旭川市動物愛護センター「あにまある」や道内の振興局から動物を引き取り、獣医師・愛玩動物看護師・動物行動学インストラクターが医療とトレーニングを行ったうえで新しい家族につないでいます。動物介在活動や高齢者のペット飼育支援なども行っています。
譲渡会は開催していません。面談を前提とした個別の譲渡です。スタッフとの面談で飼育環境や飼育経験を確認し、譲渡前に自宅を訪問して飼育する部屋を実地で確認します。結果によっては譲渡を断ることがあると明記されています。
犬の在籍は時期によって大きく変動します。保護どうぶつ情報のページには多くの動物が掲載されていますが、確認した時点で個別ページを開いて確認できた範囲ではいずれも猫で、犬の掲載は確認できませんでした。犬の取扱いは年に数頭という規模です。「犬がたくさんいる団体」ではない点をご承知おきください。
医療費・フード・物資は法人側が負担し寄付でまかなっていると明記されています。
電話は 0166-60-5877 です。
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公式サイト
手と手の森とは
保護どうぶつ情報
まにょん🐾らんど(旭川市)
旭川市で活動している個人のボランティアです。「北海道旭川市で細々と保護活動をしています」と紹介されており、保護犬・保護猫の里親を募集しています。
自前の譲渡会は開催していません。連絡はInstagramのダイレクトメッセージで受け付けており、自宅での見学(1時間ほど)→ 写真などで飼育環境を確認 → 1週間ほどのトライアル → 契約を交わして正式譲渡、という流れです。
保護している犬や猫の多くは元野良であり、保護前の生活環境や正確な年齢は分からないと公式に説明されています。人との暮らしに慣れるまで時間がかかる可能性があることを前提に検討してください。道北で、犬の出自を「元野良」と自ら明記している数少ない活動者です。
譲渡の条件は、終生飼育、完全室内飼育、不妊手術、予防接種、できるだけ良い食事、飼育が難しくなったときに連絡すること、です。犬を飼うのが初めての場合はケージやトイレなどの準備を求められます。
犬の在籍は多くありません。確認した時点では犬1頭(生後6か月ほどのメス)で、ほかは猫でした。
不妊手術・駆虫・ワクチンの費用はすべて自費でまかなっていると明記されています。
旭川市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡窓口
ここから紹介するのは旭川市外にある窓口です。旭川市内での開催ではありませんのでご注意ください。なお、上川保健所は庁舎が旭川市内にありますが旭川市民の窓口ではないため、こちらにまとめています。
上川保健所(上川総合振興局保健環境部保健行政室・旭川市永山6条19丁目)
庁舎は旭川市内(上川合同庁舎)にありますが、旭川市民の窓口ではありません。管轄は鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町・幌加内町です。旭川市にお住まいの方の窓口は市の「あにまある」です。ここを取り違えると窓口をたらい回しになるのでご注意ください。
譲渡は事前連絡による個別対応です。譲り受け申込書と誓約書を提出する形で、所有者から引き取った動物とそれ以外とで誓約書の様式が異なります。
確認した時点で犬の掲載は0頭でした。掲載がない期間のほうが長い窓口です。抑留にかかる費用は公式ページに金額の記載がなく、確認できませんでした。電話でご確認ください。
電話は 0166-46-5994 です。
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犬猫の保護情報(上川)
名寄保健所(上川総合振興局保健環境部名寄地域保健室・名寄市東5条南3丁目)
士別市・名寄市・和寒町・剣淵町・下川町・美深町・音威子府村・中川町を管轄する道立保健所です。所在地は名寄市で、旭川市内での開催ではありません。
譲渡会は行っておらず、事前予約による面会からの個別譲渡です。流れは、面会予約 → 面会 → 譲受け申込書の提出 → 職員との面談・審査 → 誓約書の提出 → 引渡し、で、この工程に講習会はありません。身分証明書の提示が必要で、譲り受けたあとの返還はできないと明記されています。
抑留の費用は返還手数料1,080円+飼育管理費が犬1泊1,440円(猫は1,040円)と公表されています。道立保健所のなかでも金額をはっきり示している数少ない窓口です。
確認した時点で犬・猫とも掲載は0頭でした。
電話は 01654-3-3121 です。
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犬・猫情報(名寄地域保健室)
譲渡条件
富良野保健所(上川総合振興局保健環境部富良野地域保健室・富良野市末広町)
富良野市・上富良野町・中富良野町・南富良野町・占冠村を管轄する道立保健所です。所在地は富良野市で、旭川市内での開催ではありません。
譲渡会は行っていません。譲渡を希望する場合は事前に保管場所へ連絡する形です。
譲渡条件は11項目あり、18歳以上であること、家族全員の同意、ペット可の住居、毎日の世話、旅行時の対応、必要経費の負担、犬のしつけ、十数年の寿命を最後まで飼い続ける意思などが挙げられています。
抑留の費用は返還手数料1,080円、飼養管理費が犬1日1,440円です。
確認した時点で犬の掲載は0頭でした。振興局の集計ページと保健所のページで更新日が異なり、掲載頭数が食い違っていることがあります。最新の状況は電話で確認するのが確実です。
電話は 0167-23-3161 です。
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迷い犬・猫、飼い主募集中の犬・猫(富良野)
犬猫の飼い主さがしノート(上川総合振興局保健環境部環境生活課)
上川管内全市町村を対象に、飼えなくなった方と譲り受けたい方の情報交換を北海道が仲介する制度です。窓口は旭川市永山の上川合同庁舎ですが、行政が犬を預かって譲渡する制度ではありません。
現在の飼い主が犬を飼ったまま次の飼い主を探す仕組みで、保健所は動物を預かりません。行政収容の犬の譲渡とは別の制度なので混同しないでください。
申込書と情報開示の申込みのみで、講習会はありません。犬の場合は鑑札と注射済票の持参が必須です。窓口と郵送で通年受け付けています。
確認した時点で犬の掲載は0頭、猫が6頭でした。
電話は 0166-46-5922 です。
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犬猫の飼い主さがしノート
新しい飼い主さんを募集しています(上川)
北海道立動物愛護センター「あいにきた」道北センター(北見市相内町)
所在地は北見市相内町で、この市町村内での開催ではありません。名前は「道北センター」ですが施設は北見市にあり、担当区域は上川・留萌・宗谷・オホーツクの4振興局です。名称と所在地が一致しないため注意してください。
道内各地の振興局・保健所で長期収容となった犬猫を受け入れて譲渡しています。現在は非営利型一般社団法人アニウェル北海道が北海道から運用業務を受託して運営しています(受託は年度ごとの契約です)。
譲渡前講習会という制度はなく、面会 → 申込書 → 面談・審査 → 誓約書 → 引渡し、という流れです。見学は曜日を問わず午後の時間帯に受け付けられていますが、前日までの連絡が必要です。
確認した時点では里親募集の掲載は猫のみで、犬は0頭でした。制度上は犬も対象ですが、犬がいる時期といない時期があります。譲渡は原則として北海道内にお住まいの方に限られます。
電話は 0157-57-3612(電話対応は10時〜16時)です。
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アニウェル北海道 公式サイト
アニウェル北海道とは
道北ブロックの保健所
北海道 動物愛護センター(道公式)
譲受けの方法
譲渡の審査項目
見学の方法
新しい飼い主さんを募集中の犬・猫
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(旭川市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
旭川市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
旭川市は中核市として市が独自に犬の収容と譲渡を行っており、窓口は動物愛護センター「あにまある」です。譲渡会という形式はなく、事前予約制の見学から個別に進める形で、市の適正飼養講習を受けることが審査基準に明記されています。この講習の要件は旭川市独自のもので、北海道立のセンターや保健所には講習会という制度自体がありません。民間では手と手の森とまにょん🐾らんどが個別に里親を募集していますが、いずれも犬の在籍は多くありません。長期収容となった犬の受け皿は北見市の道北センターで、旭川市から約180km離れています。犬に会えるかどうかは時期によりますので、訪ねる前に必ず問い合わせてください。
この記事は「北海道で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。北海道内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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