北海道北見市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「北見市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、北見市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
北見市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
北海道立動物愛護センター「あいにきた」道北センター(北見市相内町)
名前は「道北センター」ですが、施設があるのは北見市相内町です。北見市はオホーツク総合振興局の管内で、一般には「道東」と呼ばれる地域にあります。名称と所在地が一致しないため、読み違えが起きやすい施設です。
担当区域は上川・留萌・宗谷・オホーツクの4振興局です。つまり、北見市・網走市・紋別市などオホーツク管内の方はもちろん、旭川市・稚内市・留萌市の方が案内される先もこの北見市の施設になります。旭川市から北見市までは約180kmあります。
道内各地の振興局・保健所で長期収容となった犬猫を受け入れ、飼養管理・医療・人への順化を経て譲渡しています。現在は非営利型一般社団法人アニウェル北海道が北海道から運用業務を受託して運営しています。道立センターの受託は年度ごとの契約のため、将来にわたって同じ団体が運営するとは限りません。
譲渡前講習会という制度はありません。北海道立のセンターは、面会 → 譲受け申込書の提出 → 面談・審査 → 誓約書の提出 → 引渡し、という流れで、面談と審査によって適性を確認する方式です。
見学は曜日を問わず受け付けられていますが、前日までの連絡が必要です。受付は午後の時間帯(13時〜17時)で、道内の動物愛護施設のなかでは来訪しやすい条件です。予約なしで行かないようご注意ください。
犬に会えるかどうかは時期によります。確認した時点では里親募集の掲載は猫のみで犬は0頭でした。施設の説明では「道北各地の振興局や保健所から迎えた犬猫」とされており制度上は犬も対象ですが、常に犬がいるわけではありません。訪問前に必ず問い合わせてください。
北海道立のセンターからの譲渡は、原則として北海道内にお住まいの方に限られます。
電話は 0157-57-3612(電話対応は10時〜16時)です。
最新の譲渡会情報はこちら
アニウェル北海道 公式サイト
アニウェル北海道とは
道北ブロックの保健所
北海道 動物愛護センター(道公式)
譲受けの方法
譲渡の審査項目
見学の方法
新しい飼い主さんを募集中の犬・猫
北見市犬猫愛護協議会(北見市相内町)
北見市獣医師会・オホーツク獣医師会・NPO法人ニャン友ねっとわーく北海道・協力動物病院で構成される協議会です。事務所はアニウェル北海道の施設内に置かれています。
定款には「犬猫の適正飼育」「犬猫の譲渡会の開催」と犬猫双方が明記されており、「犬猫譲渡会」という名称で開催された回もあります。ただし、里親募集として掲載されているのは猫で、犬の里親募集の掲載は確認できませんでした。犬が参加するかどうかは回によります。犬を目当てに行く場合は事前に問い合わせてください。
譲渡会型の運営で、譲渡前の講習会はなく、面談シートの記入と身分確認のみと明記されています。
開催は不定期です。会場は屋内の公共施設などが使われており、寒い時期にも開催されています。「北海道は冬に譲渡会が休みになる」というわけではありません。
譲渡にかかる費用は公式サイト上で確認できませんでした。参加前に直接ご確認ください。
北見保健所(オホーツク総合振興局)
北見市にある道立保健所です。オホーツク管内には北見・網走・紋別の3保健所があり、オホーツク管内に保健所を設置している市はないため、犬の収容・返還・飼い主募集はすべて北海道の窓口が担当します。
譲渡会形式ではありません。譲り受け申込書と誓約書を提出する個別の手続きです。譲渡前講習会については公式ページに記載がなく、要否を確認できませんでした。手続きの流れは電話でご確認ください。
譲渡の条件は9項目で、18歳以上であること、終生飼育、家族全員の賛成、世話をする人がいること、適切な飼育環境、医療費と不妊去勢の負担能力、旅行や外出制限への対応、根気と愛情をもってしつけができること、そして犬の登録と狂犬病予防注射を行うことが挙げられています。最後の1項目は猫にはない、犬固有の義務です。
確認した時点で飼い主募集中の犬が2頭掲載されており、いずれも「元野犬」「脱走のおそれあり」と明記されていました。オホーツク管内の犬は、多頭飼育崩壊の現場から保護された犬と、人に馴れていない元野犬が中心です。人との暮らしに慣れるまで時間がかかることを前提に検討してください。
抑留の費用は返還手数料1,080円+保管料が犬1泊1,440円(猫は1,040円)です。抑留期間はおおむね数日と短く、その後に飼い主募集へ移ります。掲載には募集期限が設定されているため、気になる犬がいる場合は早めに連絡してください。
なお、北見市が市の条例にもとづいて犬を捕獲する場合の手数料は市のページに記載がなく、確認できませんでした。
最新の譲渡会情報はこちら
犬・猫の飼い主募集(オホーツク総合振興局)
北見保健所 犬猫の譲渡について
北見保健所 迷い犬・返還手数料
北見市 犬の捕獲について
北見市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親募集
ここから紹介するのは北見市外にある団体・窓口です。北見市内での開催ではありませんのでご注意ください。オホーツク管内では、多頭飼育崩壊の現場を引き受けているボランティア団体が犬の受け皿になっています。
佐呂間わん*ず(常呂郡佐呂間町)
所在地は常呂郡佐呂間町で、この市町村内での開催ではありません。佐呂間町で発生した犬の多頭飼育崩壊の現場を引き受けているボランティア団体です。ブログ「佐呂間多頭飼育崩壊の今」で活動を発信しています。
現場に残された犬たちの飼養管理、人馴れとリードのトレーニング、里親探し、そして道外への移送調整を行っています。
譲渡会は開催していません。ブログで個体ごとの様子を継続的に報告し、里親を個別に募集する形です。トライアルを経てからの譲渡になります。団体自身が「里親の申込みは数か月に一度しか来ない」と書いており、引き取り手を探すのに非常に時間がかかっている状況です。
頭数の規模が大きく、ブログの記述では約70頭が移送支援を必要とする状態にあります。地元だけでは引き取り手が足りないため、公益財団法人日本アニマルトラスト(大阪府)へ移送し、広域で家庭を探す運用がとられています。
犬は多頭飼育崩壊の現場で生まれ育った犬が中心で、雑種が中心です。人に馴れるところから時間をかけて慣らしている段階の犬が多く、迎える側にも根気が必要になります。この点を理解したうえで検討してください。
連絡はブログに記載のメールアドレス(saromawanss@gmail.com)宛てです。
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公式ブログ 佐呂間多頭飼育崩壊の今
記事一覧
雄武多頭飼育崩壊救済グループ(紋別郡雄武町)
所在地は紋別郡雄武町で、この市町村内での開催ではありません。雄武町で発生した犬の多頭飼育崩壊の現場を救済しているボランティアグループです。法人格はなく、代表は川田剛文さん・杉内まなみさんです。
現場の犬の捕獲、不妊去勢手術、犬舎の整備、里親探しを行ってきました。一斉捕獲と手術を段階的に進め、全頭の不妊手術を完了させています。クラウドファンディングで資金を集めた際は目標額を上回る支援が集まりました。
譲渡会は開催していません。里親を随時募集する個別対応です。連絡はメール(oumu.hokkaido@gmail.com)またはLINE公式アカウントで受け付けています。
発生時点で40匹以上という規模でしたが、現在の保護頭数は公表されていません。犬を迎えたい場合は、まず連絡して現在の状況を確認してください。
犬の出自は多頭飼育崩壊です。酪農家の敷地内で不妊去勢が徹底されないまま繁殖が繰り返され、飼育者の高齢化が重なって発生したものと説明されています。犬は一貫して中型犬の雑種と表記されています。
現場は屋外につながれた犬と牛舎跡での飼育で、越冬環境の改善が事業の目的に掲げられています。北海道の冬を屋外で過ごしてきた犬たちであることも知っておいてください。
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公式Facebook
READYFOR プロジェクトページ
READYFOR 活動報告
網走保健所・紋別保健所(オホーツク総合振興局)
所在地は網走市・紋別市で、この市町村内での開催ではありません。オホーツク管内の犬の飼い主募集は、北見・網走・紋別の3保健所が窓口になっています。
いずれも譲渡会形式ではなく、譲り受け申込書と誓約書を提出する個別の手続きです。
紋別保健所と遠軽の窓口は「原則として来所のうえ先着順、電話での予約はできない」と案内されています。窓口によって予約の扱いが違うので、行く前に必ず確認してください。
確認した時点では網走・紋別・遠軽いずれも犬の掲載は0頭でした。掲載がない期間のほうが長い窓口です。
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網走保健所 犬について
紋別保健所 わんにゃん情報
犬・猫の飼い主募集(オホーツク総合振興局)
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(北見市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
北見市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
北見市には北海道立動物愛護センターの「道北センター」があります。名前は道北ですが施設は北見市相内町にあり、担当区域は上川・留萌・宗谷・オホーツクの4振興局という、名称と所在地が一致しない施設です。見学は曜日を問わず受け付けられていますが前日までの連絡が必要で、譲渡前講習会という制度はありません。北見市犬猫愛護協議会は定款に犬猫双方を掲げ「犬猫譲渡会」の開催実績もありますが、里親募集として掲載されているのは猫で、犬の掲載は確認できませんでした。オホーツク管内の犬は多頭飼育崩壊の現場から保護された犬と元野犬が中心で、人に馴れるまで時間がかかる犬が多くを占めます。
この記事は「北海道で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。北海道内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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