愛媛県の夜間・救急動物病院まとめ【2026年版】
愛媛県とその周辺で、夜間や休診日に診てもらえる動物病院をまとめました。急いでいる方は、下の一覧から電話番号を確認してすぐご連絡ください。
受診前に必ず電話をしてください。夜間は予約制・受付時間の変更・満床などで受け入れができないことがあります。
愛媛県の夜間・救急動物病院一覧
| 病院名 | 所在地 | 対応区分 | 電話番号 | 夜間受付 |
|---|---|---|---|---|
| VET’S-えひめ(一般社団法人 愛媛県開業獣医師会)夜間応急診療(輪番制) | 当番病院は日替わりで変わります。公式サイトの説明は「会員有志及び松山市周辺の協力動物病院による輪番制」で、支部構成は松山支部・今治支部・大洲支部の3つです。2026年9月の当番カレンダーに登場した病院は松山市とその周辺に集中しており、南予は大洲市の1院が入っている一方、東予(今治市・西条市・新居浜市・四国中央市)の病院は見当たりませんでした | 獣医師会などの夜間当番制 | 要確認 | 診療時間 午後8時〜午後11時(20:00〜23:00)/電話受付時間 午後8時〜午後10時30分。ただし「おおず森のどうぶつ病院(旧 西大洲動物病院)のみ、診療時間:午後8時〜午後10時・電話受付時間:午後8時〜午後9時30分」と公式に明記 |
情報確認日: 2026年9月2日 診療時間や電話番号は変更されることがあります。受診前に各病院の公式サイト・電話で最新の状況をご確認ください。
【愛媛県に常設の夜間救急動物病院はありません】あるのはVET’S-えひめ(愛媛県開業獣医師会)の輪番制だけです。しかも電話で当番を教えてくれる案内ダイヤルがありません。公式サイト(ehime-vets.jp)のトップに毎日0時更新で表示される「本日の夜間応急診療」を自分で見て、その病院に直接電話してください。
【いますぐブックマークしてください】行き先を知る手段が公式サイトしかない以上、深夜にサイトを探すところから始めることになります。今このページを読んでいるうちに、VET’S-えひめのトップページをブックマークするか、家族のスマートフォンにも共有しておいてください。
【今夜が休診日でないか、まず確認してください】公式の休診日は木曜日と日曜日ですが、実際のカレンダーでは祝日も休診になります。2026年9月は30日のうち11日が休診日で、9月20日〜24日は5日連続の休診でした。月の3分の1以上は、この仕組みそのものが動いていません。
【終了時刻は23:00です。電話受付は22:30まで】しかも「必ず診療時間内に来院の上、受け付けを済ませてください。診療時間を過ぎますとお受けできないことがあります。」と明記されており、23時までに受付を終える必要があります。23時を過ぎると愛媛県内はもちろん、四国全体に開いている施設がありません。
【当番が「おおず森のどうぶつ病院」の日は1時間早く終わります】この病院が当番の日だけ、診療は22:00まで、電話受付は21:30までと公式に明記されています。カレンダーで今夜の当番名を必ず確認してください。
【当番は松山市周辺に集中しています】2026年9月のカレンダーに登場した病院は松山市とその周辺が中心で、南予は大洲市の1院、東予(今治・西条・新居浜・四国中央)は見当たりませんでした。宇和島市・八幡浜市・愛南町からは松山まで1時間半〜2時間以上かかり、23時の受付終了に間に合いません。
【必ず先に電話してください】公式サイトに「※まずは、当番病院までお電話ください!」と明記されています。電話で受診可否(専門性・受診動物)の確認と予約をしてから来院する仕組みです。
【料金の目安】公式に「夜間時間外診療費が、平均で¥5,000以上かかります」「簡易な処置でも平均10,000円以上かかることがあります」と記載されています。支払いは現金が原則で、カードが使えるかは当番病院によって違います。
愛媛県の夜間・救急動物病院
VET’S-えひめ(一般社団法人 愛媛県開業獣医師会)夜間応急診療(輪番制)
獣医師会などの夜間当番制。愛媛県には常設の夜間救急施設がなく、愛媛県開業獣医師会(VET’S-えひめ)の輪番制だけがあります。案内ダイヤルはなく、公式サイトのトップに毎日0時更新で表示される「本日の夜間応急診療」を自分で見て、その病院に直接電話する方式です。
- 所在地 … 公式サイトでご確認ください
- 電話番号 … 公式サイトでご確認ください
- 夜間の受付時間 … 診療時間 午後8時〜午後11時(20:00〜23:00)/電話受付時間 午後8時〜午後10時30分。ただし「おおず森のどうぶつ病院(旧 西大洲動物病院)のみ、診療時間:午後8時〜午後10時・電話受付時間:午後8時〜午後9時30分」と公式に明記
- 休診日 … 公式に「休診日:木曜日、日曜日(2023年4月1日以降)」と明記。実際の当番カレンダーではこれに祝日も加わり、2026年9月は30日のうち11日(3・6・10・13・17・20・21・22・23・24・27日)が「休診日」でした
- 対応動物 … 「犬と猫が診療対象です。その他の診療対象動物については、当番病院にご確認願います。」と明記
- 事前の電話 … 必須です。公式サイトに「※まずは、当番病院までお電話ください!」と明記され、診療の流れも「当番病院に電話連絡をする。電話連絡による受診可否(専門性・受診動物)の確認・予約をお願いします。」から始まります
- 夜間料金 … 公式の「お願い・ご注意事項」に「※夜間時間外診療費が、平均で¥5,000以上かかります。」「通常の診察料に時間外診察料(平均5,000円)が加算されます。たとえば、簡易な処置でも平均10,000円以上かかることがありますので、あらかじめご了承ください。」と明記。あわせて「獣医師の診療料金は、独占禁止法により団体が一律に料金設定をすることを禁じております。したがって、各動物病院によって料金に格差があることをご理解ください。」とも記載されています
【当番病院の名前はこの記事に書きません】当番は毎日入れ替わります。特定の病院名を書けば、翌日には誤った案内になります。VET’S-えひめの公式サイトのトップページを開き、「本日の夜間応急診療」に表示されている病院に直接電話してください。
【この県には案内ダイヤルがありません】香川(087-874-1877)や高知(088-885-7002)のような、電話をかければ当番を教えてくれる番号が愛媛にはありません。行き先を知る手段は公式サイトのカレンダーだけです。スマートフォンが使えない状況では当番を調べられないので、平時のうちにこのページをブックマークしておいてください。
【毎日0:00に更新されます】公式サイトのトップに「夜間応急診療について(毎日0:00更新)」と明記され、本日の当番病院名・電話・アクセスと、月間カレンダーが表示されます。深夜0時をまたぐと表示が翌日分に切り替わるので、23時台に見た内容と0時台に見た内容が違うことがあります。
【月の3分の1以上が休診日です】公式の休診日は「木曜日、日曜日(2023年4月1日以降)」ですが、実際のカレンダーでは祝日も休診になります。2026年9月は30日のうち11日が「休診日」で、9月20日から24日までは5日連続で休診でした。「輪番制がある=毎晩診てもらえる」ではありません。今夜が休診日かどうかを、まずカレンダーで確かめてください。
【必ず時間内に受付を済ませる必要があります】「必ず診療時間内に来院の上、受け付けを済ませてください。診療時間を過ぎますとお受けできないことがあります。」と明記されています。23時までに着けばよいのではなく、23時までに受付を終える必要があります。
【大洲の当番日だけ時間が1時間短くなります】公式に「おおず森のどうぶつ病院(旧 西大洲動物病院)のみ、診療時間:午後8時〜午後10時・電話受付時間:午後8時〜午後9時30分 です。」と明記されています。この病院が当番の日は、電話受付が21時30分で締まります。カレンダーで今夜の当番名を確認したときに、この名前だったら1時間早く動いてください。
受付の際に「受診案内 / 診療同意書」への署名が必要です。現在治療中の疾患がある場合は、検査結果・薬等を持参して受付時に提示するよう案内されています。
支払いは現金払いが原則です。「クレジットカード対応病院の場合は、クレジットカード払いも可能です。電話予約時にご確認ください。」と記載されており、カードが使えるかは当番病院によって違います。
【手術・入院ができるかは公式に書かれていません】香川県や高知県の当番制には「応急的一次診療のみ。手術や入院は原則行いません」という明記がありますが、VET’S-えひめの「お願い・ご注意事項」にはその記載がありません。制度名が「夜間応急診療」であること、時間が20時〜23時に限られることから、応急処置が中心と考えられますが、公式に確認できなかったため、この記事では断定しません。手術が必要そうな状態のときは、電話の時点で「今夜このまま手術が必要になったら対応できますか」と直接聞いてください。
運営主体は「一般社団法人 愛媛県開業獣医師会」です。他県のような都道府県獣医師会ではなく、開業医の別法人が担っている点が愛媛の特徴です。平成23年3月設立と公式に記載されています。
「お願い・ご注意事項」ページには「※❶記載内容は変更になることがあります。」という但し書きと、更新日として「2024年7月2日」が記載されています。
対象は犬と猫です。その他の動物は当番病院に確認することになります。
月間カレンダーのPDFも公開されていますが、PDFのURLは月ごとに変わります(例:cal2026_09.pdf)。古い月のPDFを開いてしまわないよう、必ず公式サイトのトップページから今月分を確認してください。
VET’S-えひめ(一般社団法人 愛媛県開業獣医師会)夜間応急診療(輪番制) 公式サイト
愛媛県から向かえる近隣地域の夜間・救急動物病院
愛媛県の夜間応急診療は23時で終わり、木曜・日曜・祝日は実施されません。その時間帯、四国のなかに開いている施設はありません。ここから先は本州へ渡る話になりますが、距離が距離なので「行けるかどうか」を先に計算してください。
岡山夜間どうぶつ救急病院
時間限定の夜間診療(診察時間 21:00〜5:00/電話受付 20:30〜4:30)。愛媛の輪番が終わる23時以降、あるいは休診日の夜に頼れる唯一の「翌朝まで開いている」施設です。ただし松山市からは車で約3時間かかり、東予(四国中央市・新居浜市)以外からは現実的とは言いにくい距離です。
- 所在地 … 〒702-8035 岡山県岡山市南区福浜町1-27(永原動物病院内)
- 電話番号 … 086-250-2539
- 夜間の受付時間 … 診察時間 21:00〜5:00/電話受付 20:30〜4:30
- 休診日 … 公式サイトの表記は「不定休」
- 対応動物 … 犬・猫。ただし「当院では野良猫やノミ・マダニ予防をしていない外猫の診察はお断りしています」と明記
- 事前の電話 … 「来院される際は必ず一度ご連絡ください」と明記。連絡なしで来院した場合は診察を断ることがあるとされています
- 夜間料金 … 公式に明記されていないため記載していません
【愛媛県民にとっての位置づけ】四国中央市からは瀬戸大橋経由で車でおおむね2時間前後、新居浜市・西条市からはさらに30分〜1時間、松山市からは約3時間かかります。東予に住んでいる方にとっては現実的な選択肢ですが、松山市・南予からは距離的にかなり厳しいと考えてください。
【出発前に必ず電話してください】公式サイトの休診表記は「不定休」です。長時間走ったのに閉まっていた、という事態を避けるため、086-250-2539に電話してから出発してください。
【現金が使えません】公式サイトに、現金の取り扱いはなく「クレジットカード・電子決済のみ」と明記されています。
【外猫・野良猫のルール】「当院では野良猫やノミ・マダニ予防をしていない外猫の診察はお断りしています」と明記されています。SFTS(重症熱性血小板減少症候群)対策です。外で保護した猫を連れて行く場合は、必ず電話でその状況を伝えてください。
「当院は救急病院のため病気の相談のみのお電話はご遠慮願います」と明記されています。
12月30日〜1月3日は通常どおり診療しますが、特別休日割増(5,000円)が加算されると記載されています。
料金の一覧は公式サイトに掲載されていません。金額は電話で確認してください。
公式サイトが「中国地方・四国地方の動物たちの夜を守る」と掲げており、四国からの受診を想定した施設です。
広島夜間救急動物病院
時間限定の夜間診療(診察時間「午後9時から午前1時まで」/診察予約「午後8時30分より翌午前0時30分まで」)。しまなみ海道で本州とつながっている今治市周辺から、地理的にはいちばん近い県外の常設施設です。ただし午前1時で終わるため、間に合う時間帯がきわめて限られます。
- 所在地 … 広島市東区温品2-8-40 大崎ビル
- 電話番号 … 082-508-6850
- 夜間の受付時間 … 診察時間「午後9時から午前1時まで」/診察予約「午後8時30分より翌午前0時30分まで」
- 休診日 … 公式サイトでご確認ください
- 対応動物 … 「原則として犬・猫の診察を行っております。但し、当日勤務の獣医師によってはウサギ、フェレット、ハムスター、小鳥等を診察出来る場合がございます」(公式Q&A)。野生動物は診療せず、専門性の必要なエキゾチック動物は断ることがあると明記
- 事前の電話 … 「必ず来院前にお電話ください」と明記。電話で症状を聞き取り、来院前の対処法を指示する場合もあります
- 夜間料金 … 初診料 8,800円(税込)。土日祝は休日加算がつき 11,000円(税込)
【最重要・翌1:00で終わります】診察は午前1時まで、予約受付は午前0時30分までです。今治市から しまなみ海道・山陽自動車道経由で広島市まで車でおおむね2時間半前後かかるため、愛媛から向かって間に合うのは、遅くとも22時台に出発できた場合に限られます。深夜に思い立って向かっても、着いたときには閉まっています。
【翌朝まで開いている施設ではありません】朝まで対応するのは岡山(翌5:00)・福岡(翌5:00)・神戸(翌9:00)で、広島は翌1:00です。深夜2時・3時の急変では選択肢になりません。
【勤務する獣医師が日替わりです】公式サイトに「当院は広島県獣医師会賛同会員によって運営されています。」と記載され、地域の開業医が交代で勤務する形です。そのため「高い技術力の必要な手術は、その日の勤務獣医師によってはできないことがございます。」と明記されています。場所は固定されていますが、その日にできることは日によって変わります。
【支払いはクレジットカードが前提です】公式Q&Aに「防犯上、クレジットカードでのご精算をお願いしております」と記載されています。
【身分証の注意】「マイナンバーカードはこちらでは扱えません」と明記されています。運転免許証か健康保険証を持って行ってください。
【拾った動物について】「飼い主様不明の動物はお連れになった方のご負担でお願いいたします。」「お預かりや保護先の紹介はできかねます」と明記されています。
かかりつけ医がいなくても受診できます。「継続治療が必要な場合は、飼い主様の通院圏内の病院をご紹介いたします」と記載されています。
公式サイトに休診日の記載がありません。向かう前に必ず電話してください。
電話番号について「深夜の時間帯になりますので、お掛け間違いの無い様お願い致します」という注意書きがあります。
地区の獣医師会による夜間当番
愛媛県には、場所が固定された夜間救急動物病院がありません。あるのは「VET’S-えひめ」こと一般社団法人 愛媛県開業獣医師会による夜間応急診療の輪番制だけです。公式には「会員有志及び松山市周辺の協力動物病院による輪番制で夜間診療を実施」と説明されています。都道府県の獣医師会ではなく、開業医の別法人が担っている点が愛媛の特徴です。
【他県と決定的に違う点。案内ダイヤルがありません】香川なら087-874-1877、高知なら088-885-7002という「かければ当番を教えてくれる番号」がありますが、愛媛にはそれがありません。VET’S-えひめの公式サイトのトップページに「本日の夜間応急診療」として当番病院名・電話番号・地図が表示され、そこを自分で見て、当番病院に直接電話するのが唯一の方法です。公式サイトにも「※まずは、当番病院までお電話ください!」と書かれています。
この表示は毎日0:00に更新されます。月間カレンダーも同じページに載っており、今月のどの日が誰の当番か、どの日が休診かが先まで見えます。この点だけは、当番表を公開しない香川より読者にとって使いやすい仕組みです。今のうちにこのページをブックマークしておいてください。深夜に慌ててから探す種類の情報ではありません。
診療時間は午後8時〜午後11時、電話受付は午後8時〜午後10時30分です。公式に「必ず診療時間内に来院の上、受け付けを済ませてください。診療時間を過ぎますとお受けできないことがあります。」と明記されており、23時までに着けばよいのではなく、23時までに受付を終える必要があります。
【月の3分の1以上が休診日です】公式の休診日は「木曜日、日曜日(2023年4月1日以降)」ですが、実際のカレンダーでは祝日も休診になります。2026年9月は30日のうち11日(3・6・10・13・17・20・21・22・23・24・27日)が「休診日」で、9月20日から24日までは5日連続で休診でした。輪番制がある県だから毎晩安心、ではありません。まずカレンダーで、今夜が休診日でないことを確かめてください。
【1日だけ時間が違う当番があります】公式に「おおず森のどうぶつ病院(旧 西大洲動物病院)のみ、診療時間:午後8時〜午後10時・電話受付時間:午後8時〜午後9時30分 です。」と明記されています。この病院が当番の日は、電話受付が21時30分で締まります。カレンダーを見たときに今夜の当番がこの名前だったら、1時間早く動いてください。
対象は犬と猫です。その他の動物は当番病院に確認することになります。受付では「受診案内 / 診療同意書」への署名が必要で、支払いは現金が原則(カード対応病院もあるので電話予約時に確認)です。料金は公式に「夜間時間外診療費が、平均で¥5,000以上かかります」「簡易な処置でも平均10,000円以上かかることがあります」と記載されています。
【手術や入院ができるかは公式に書かれていません】香川・高知の当番制には「応急的一次診療のみ。手術や入院は原則行いません」という明記がありますが、VET’S-えひめの案内にはその記述がありません。制度名が「夜間応急診療」であり時間も3時間に限られるため、応急処置が中心と考えられますが、確認できていないため、この記事では断定しません。手術が必要になりそうな状態のときは、電話の時点で「このまま手術が必要になったら対応できますか」と直接聞いてください。
当番はその日ごとに入れ替わります。この記事に病院名を書かないのはそのためです。覚えておくべきものは病院名ではなく、ehime-vets.jp というサイトの場所です。ブックマークして、家族にも共有しておいてください。
VET’S-えひめ(一般社団法人 愛媛県開業獣医師会)夜間応急診療
23時を過ぎたら、休診日だったら、深夜にどうするか
愛媛県の夜間応急診療は23時で終わり、電話受付は22時30分(大洲の当番日は21時30分)で締まります。加えて木曜・日曜・祝日は実施されず、月の3分の1以上が休診日です。深夜1時に急変した、あるいは今日が木曜だった、という状況は珍しくありません。
その時間帯、四国4県のなかに開いている動物病院は1軒もありません。本州へ渡ることになりますが、愛媛からの距離は正直に言って厳しいものです。四国中央市から瀬戸大橋経由で岡山夜間どうぶつ救急病院(086-250-2539/21:00〜翌5:00)までおおむね2時間前後、新居浜市・西条市からはさらに30分〜1時間、松山市からは約3時間かかります。翌朝5時までやっているので深夜0時に出発しても間に合いますが、南予(宇和島・八幡浜・愛南)からは4時間以上で、現実的とは言えません。
今治市周辺なら、しまなみ海道で広島夜間救急動物病院(082-508-6850)に向かうという選択肢もあります。ただし診察は午前1時まで、予約受付は午前0時30分までで、今治から2時間半前後かかります。22時台に出発できたときにだけ成立する道です。深夜に思い立って向かうと、着いたときには閉まっています。
参考として、朝まで対応する施設は西日本でも限られます。神戸夜間動物救急センター(翌9:00まで)、福岡夜間救急動物病院(翌5:00まで)、岡山夜間どうぶつ救急病院(翌5:00まで)。これに対し広島は翌1:00、北九州は0:00で終わります。愛媛から到達できる可能性があるのは、実質的に岡山だけです。
朝まで待つと判断した場合にやることは3つです。ひとつめは、かかりつけの動物病院の留守番電話をもう一度聞くこと。緊急時の携帯番号や提携先を案内している病院があります。ふたつめは、翌朝の診療開始時刻と予約方法を確認しておくこと。みっつめは、症状の経過を時刻つきでメモし、可能なら動画を撮っておくことです。夜のうちの変化を記録しておくと、翌朝の診断がまったく違ってきます。
- 呼吸が苦しそう(口を開けて呼吸する、舌や歯ぐきが紫色)、けいれんが止まらない、大量出血、猫のオスが何度もトイレに行くのに尿が出ない、大型犬のお腹が急に膨れて吐こうとするのに何も出ない、難産で2時間以上いきんでいる ── これらは朝まで待てません。深夜であっても県外へ向かう判断をしてください。
- 岡山へ向かう場合は、出発前に必ず086-250-2539へ電話してください。公式の休診表記は「不定休」です。
- 岡山夜間どうぶつ救急病院は現金が使えません。クレジットカードか電子決済を必ず持って出てください。
- 広島へ向かう場合は、午前0時30分までに予約の電話を入れ、午前1時までに到着できるかを計算してください。今治から2時間半前後かかります。
- 外で保護した猫や外に出している猫を連れて行く場合は、電話の時点でその旨を伝えてください。岡山はSFTS対策のため、野良猫やノミ・マダニ予防をしていない外猫の診察を断っています。
- しまなみ海道・瀬戸大橋は強風で通行止めになることがあります。台風や冬の季節風の夜は、出発前に道路情報を確認してください。
VET’S-えひめ「お願い・ご注意事項」(診療時間・休診日・料金の目安)
岡山夜間どうぶつ救急病院(岡山市南区・21:00〜翌5:00)
東予・南予・島しょ部に住んでいる方へ
VET’S-えひめの当番は松山市周辺に集中しています。2026年9月のカレンダーに登場した病院を見ると、松山市とその近隣が中心で、南予は大洲市の1院が入っているのみ、東予(今治市・西条市・新居浜市・四国中央市)の病院は見当たりませんでした。支部構成も松山支部・今治支部・大洲支部の3つで、東予の広い範囲は当番の輪に入っていないように見えます。
これが意味するのは、東予・南予に住んでいる場合、20時に急変して当番を確認できても、松山まで走るうちに23時の受付終了に間に合わない可能性が高いということです。宇和島市から松山市までは車で2時間前後、四国中央市からも1時間半前後かかります。制度としては輪番制があっても、地域によっては事実上使えません。
この地域でできるのは、平時の準備です。かかりつけの動物病院に、診療時間外の連絡方法があるか、留守番電話に緊急時の案内が入っているかを、元気なうちに聞いておいてください。持病のある子なら、急変時にまず何をすればいいかを書き留めてもらっておくと、夜にできることが増えます。
松山市の忽那諸島(中島など)や越智郡上島町といった島しょ部では、夜間の船便がなく、急変しても本土に渡ることができません。島内のかかりつけ医との時間外の連絡手段を、平時のうちに必ず決めておいてください。
- 四国中央市・新居浜市・西条市からは、松山へ向かうより岡山(瀬戸大橋経由・翌5:00まで)のほうが早く着く時間帯があります。23時を過ぎているなら岡山一択です。
- 今治市からは、しまなみ海道で広島(翌1:00まで)という道もありますが、間に合うのは22時台に出発できた場合だけです。
- 宇和島市・八幡浜市・愛南町からは、松山にも岡山にも夜間に間に合いません。平時の備えがすべてになります。
- 20時になった瞬間に当番病院へ電話をかける前提で考えてください。移動時間が長い地域ほど、電話が早いかどうかで結果が変わります。
- 電話予約のときは、到着まで何時間かかるかを必ず伝えてください。間に合うかどうかを当番医が判断してくれます。
夜間に動物病院へ行くときの注意
- 診療時間・料金・対応内容は変更されることがあります。このページの情報は確認した時点のものです。
- 夜間は完全予約制・電話連絡が必須の病院があります。連絡せずに向かうと診てもらえないことがあります。
- まず電話をしてください。症状を伝えることで、その場でできる応急処置を教えてもらえたり、より適した病院を案内してもらえることがあります。
- 夜間・救急の診療費は日中と異なります。公式に金額が示されていない場合は、電話で確認してください。
- 移動中の状態悪化に備えてください。キャリーケースやタオル、保険証、いつも飲んでいる薬やその写真があると診察がスムーズです。
ここに載っている病院で対応できない場合もあります。かかりつけの動物病院がある場合は、留守番電話で夜間の案内をしていることがあります。まずそちらを確認するのも有効です。