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福岡県(福岡市・北九州市以外)の夜間・救急動物病院まとめ【2026年版】

福岡県(福岡市・北九州市をのぞく)(筑紫地区(筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川市)・糸島市・糟屋地区(志免町・粕屋町・新宮町ほか)・宗像市・福津市・古賀市・筑後(久留米市・大牟田市・柳川市・八女市・筑後市・大川市・小郡市・みやま市・うきは市・朝倉市ほか)・筑豊(飯塚市・田川市・直方市・宮若市・嘉麻市・中間市ほか)・京築(行橋市・豊前市・築上町・みやこ町ほか)・遠賀郡(芦屋町・水巻町・岡垣町・遠賀町))とその周辺で、夜間や休診日に診てもらえる動物病院をまとめました。急いでいる方は、下の一覧から電話番号を確認してすぐご連絡ください。

受診前に必ず電話をしてください。夜間は予約制・受付時間の変更・満床などで受け入れができないことがあります。

福岡県(福岡市・北九州市をのぞく)の夜間・救急動物病院一覧

病院名所在地対応区分電話番号夜間受付
イルカ動物病院福岡県古賀市夜間対応の可否が状況による092-941-1222公式に「夜間診療(20時〜翌6時)」という時間帯区分と料金が定められています。ただし常設の夜間受付ではなく、留守番電話へのメッセージに折り返しがあった場合のみの対応です。
わたなべ動物病院福岡県行橋市夜間対応の可否が状況による0930-25-9363公式の記載は「時間外:再診の方は可能な限り診察します(要 電話連絡)。午後9時以降は深夜になりますのでお断りする場合もございます」です。事実上21時が上限と読めます。
ハーレー動物病院福岡県中間市夜間対応の可否が状況による093-244-5980公式の記載は「夜間時間外診療は可能であれば診療を行う場合もございますが、電話連絡させていただいた上になります」です。時間帯は示されていません。

情報確認日: 2026年9月2日 診療時間や電話番号は変更されることがあります。受診前に各病院の公式サイト・電話で最新の状況をご確認ください。

【最重要】福岡市・北九州市をのぞく福岡県内に、常設の夜間救急動物病院はありません。24時間対応の動物病院もありません。深夜に開いていることが確認できるのは、福岡市博多区の「福岡夜間救急動物病院」(20:00または21:00〜翌朝5:00・年中無休・092-504-8999)と、北九州市八幡東区の「北九州夜間救急動物病院」(21:00〜翌0:00・093-661-8822)の2か所だけです。久留米市から博多区まで車で約50分〜1時間、大牟田市から約1時間15分〜1時間30分、行橋市から北九州市八幡東区まで約40〜50分が目安です。

福岡市・北九州市をのぞく福岡県内で、夜間の時間帯と料金を公式に定めている病院は古賀市のイルカ動物病院だけです。ただし常設の夜間受付ではなく、留守番電話への折り返しがあった場合のみの対応です。

【終了時刻の差が決定的です】北九州は深夜0時で終わります。福岡市は翌朝5時までです。深夜1時に北九州市八幡東区へ向かっても、着いたときには閉まっています。0時を過ぎたら、県内の行き先は福岡市博多区の1か所だけです。北九州から博多までは車で約1時間かかります。「0時前か、0時後か」で行き先が変わることを、出発する前に確認してください。

【この「ゼロ」は、探せなかったからではありません】公益社団法人 福岡県獣医師会の公式ページ「夜間診療を行っている動物病院の紹介」(https://e-fukujyu.com/nighttime_medical/ )に掲載されている夜間病院は、福岡市博多区の福岡夜間救急動物病院ただ1施設です。県獣医師会の動物病院検索(会員222件)にも「夜間」「救急」「時間外」という検索項目そのものがありません。さらに、福岡夜間救急動物病院の会員病院一覧には筑紫・粕屋・宗像・糸島・筑豊・筑後・遠賀の各地区と大牟田市・久留米市・大川市・宮若市の病院が広く名を連ねています。県内各地の開業医は、自院で夜間を担うのではなく、博多の1施設へ送る構造になっています。

福岡県には、当番病院が日替わりで変わる「夜間輪番制」はありません。歴史的には地域の動物病院が交代で当番を務める方式でしたが、2004年に福岡夜間救急動物病院という固定施設ができて以降、その方式は使われていません。「獣医師会に電話して今夜の当番を教えてもらう」という手順は福岡では不要です。施設へ直接電話してください。

【筑豊の病院が公式に「夜間は福岡へ」と書いています】飯塚市のかやの森動物病院は、公式サイトのよくあるご質問で、夜間・時間外はスタッフが不在のため対応が難しいとしたうえで、福岡夜間救急動物病院(092-504-8999)の受診を案内しています。地元の病院自身が「うちでは夜は無理です」と書いている、という事実を知っておいてください。

【まとめサイトに残っている古い情報に注意してください】久留米市の森田獣医科医院について「夜間急患24時間受け付けています」という記載がポータルサイトに流布していますが、この病院の公式サイトは確認できず、記載の出所をたどると2009年の記述に行き着きます。現在も夜間対応をしているかどうかは確認できませんでした。八女郡広川町のひろかわ動物病院について流布している「21時〜24時の夜間診療、時間外費 21時台2,100円/22時台3,150円/23時〜24時4,200円」という情報は、掲載元のサイトのドメインがすでに消滅しており、しかも金額が消費税5%時代の端数なので、2014年3月以前のデータと考えられます。これらを深夜に開いている根拠にしないでください。どうしても確認したい場合は、平時に電話をかけて実際の運用を聞いてください。

【病院名が変わっている例があります】大野城市緑ヶ丘の「青木ペットクリニック」を「救急対応」として紹介しているまとめサイトがありますが、同じ住所・同じ電話番号の施設は現在「動物総合病院ユニベッツ福岡」(092-595-1141)に改称されており、公式サイトの診療時間は 9:00〜12:30 / 15:30〜18:30、木曜休診で、夜間・時間外・24時間についての記載は一切ありません。まとめサイトの情報は、病院名の変更にすら追いついていないことがあります。

この記事では、公式サイトで夜間・時間外の対応を確認できた病院がなかったため、地域内の病院一覧を掲載していません。「公式サイトに記載がない」ことは「絶対に診てもらえない」という意味ではありませんが、深夜に賭けられる情報でもありません。かかりつけの動物病院に、夜間の方針を平時に聞いておくこと以外に確実な備えがありません。

対象動物にも注意してください。福岡夜間救急動物病院は「診療対象動物は、犬と猫に限ります。それ以外の動物は専門的な獣医師がいないため、原則として診療しておりません。」と明記しています。北九州夜間救急動物病院は犬・猫が対象で、犬猫以外は事前の問い合わせが必要です。うさぎ・ハムスター・鳥・フェレット・爬虫類などを飼っている場合、福岡県内で深夜に向かえる先は確認できません。平時にかかりつけと相談しておいてください。

拾った動物・保護した猫を連れて行く場合、治療費と治療後の世話は連れて行った人の負担になります。福岡夜間救急動物病院は「動物病院は保護施設ではないため、どうしても保護してあげることができません」と公式に明記しています。

北九州夜間救急動物病院は「年中無休(雪や台風などの悪天候時を除く)」と明記しており、実際に悪天候による休診の告知が出ています。大雪・台風の夜は、開いている前提で向かわないでください。

県境をまたぐことも考えてください。大牟田市・みやま市・柳川市(県南)からは、熊本県側にも常設の夜間救急がないため、やはり福岡市へ向かうことになります(約1時間15分〜1時間30分)。行橋市・豊前市(京築)からは北九州市(約40〜50分〜1時間)が近く、大分県中津市方面と条件が似ています。逆に、佐賀県の鳥栖市・基山町や大分県の中津市から福岡県の施設へ向かってくる人もいます。県境で選択肢を切らないでください。

【まとめサイトに注意】桂川町の陽だまり動物病院は、2026年5月13日付の公式告知で夜間・時間外診療を終了しています。遠賀町のいまこが動物病院も公式サイトに「現在夜間診察は行っておりません」と掲示されています。どちらもポータルサイトや検索結果には今も「夜間対応」として残っていますので、当てにしないでください。

飯塚市のかやの森動物病院は、公式に「夜間や診療時間外はスタッフ不在のため対応が困難です」と明記しています。筑豊地域には常設の夜間病院がなく、各病院が福岡市博多区または北九州市への搬送を案内しています。

福岡県(福岡市・北九州市をのぞく)の夜間・救急動物病院

イルカ動物病院

夜間対応の可否が状況による。福岡市・北九州市をのぞく福岡県内で、夜間の時間帯区分と料金を公式に定めている数少ない病院です。古賀市・福津市・宗像市・糟屋郡北部にお住まいで、博多まで出るのが難しい場合の相談先になります。

  • 所在地 … 福岡県古賀市千鳥2丁目3-3
  • 電話番号092-941-1222
  • 夜間の受付時間 … 公式に「夜間診療(20時〜翌6時)」という時間帯区分と料金が定められています。ただし常設の夜間受付ではなく、留守番電話へのメッセージに折り返しがあった場合のみの対応です。
  • 休診日 … 日曜・祝日(通常診療)
  • 対応動物 … 犬・猫
  • 事前の電話 … 必須。診療時間外は留守番電話なので、名前・動物の名前・種類・病状をメッセージに残す。対応可能な場合は30分以内に折り返しがある。
  • 夜間料金 … 夜間手数料(20時〜翌6時)6,600円/時間外手数料(夜間以外)3,300円/休日手数料(6時〜20時)3,300円

常設の夜間救急ではありません。公式の案内は「診療時間外は留守番電話になっておりますので、お名前・動物の名前・種類・病状をメッセージに残してください。対応可能な場合は、30分以内に折り返しいたします」です。折り返しがなければ受診できません。待っている間に博多へ向かうかどうかを判断する必要があります。

電話をかけて留守番電話につながっても、それは断られたという意味ではありません。逆に、折り返しを待つ時間が状態によっては命取りになることもあります。迷う場合は、留守番電話にメッセージを残したうえで福岡夜間救急動物病院にも電話してください。

イルカ動物病院 公式サイト

わたなべ動物病院

夜間対応の可否が状況による。京築地域で、時間外の対応方針を公式に書いている数少ない病院です。ただし再診(かかりつけ)の方に限られます。

  • 所在地 … 福岡県行橋市行事4丁目3の45
  • 電話番号0930-25-9363
  • 夜間の受付時間 … 公式の記載は「時間外:再診の方は可能な限り診察します(要 電話連絡)。午後9時以降は深夜になりますのでお断りする場合もございます」です。事実上21時が上限と読めます。
  • 休診日 … 公式サイトでご確認ください
  • 対応動物 … 公式サイトでご確認ください
  • 事前の電話 … 必須。公式に「要 電話連絡」と明記されています。
  • 夜間料金 … 公式に明記されていないため記載していません

再診の方に限られます。初めての方は対象外と読めます。

21時以降は断られる場合があると公式に書かれています。深夜の受け皿にはなりません。

わたなべ動物病院 公式サイト

ハーレー動物病院

夜間対応の可否が状況による。遠賀・中間エリアで時間外の対応方針を公式に書いている病院です。犬猫以外にも対応している点が、この地域では貴重です。

  • 所在地 … 福岡県中間市通谷1-33-20
  • 電話番号093-244-5980
  • 夜間の受付時間 … 公式の記載は「夜間時間外診療は可能であれば診療を行う場合もございますが、電話連絡させていただいた上になります」です。時間帯は示されていません。
  • 休診日 … 日曜・祝日(日祝は急患のみ事前予約診療)
  • 対応動物 … 犬・猫のほかエキゾチックペットにも対応(初診の受付時間に制限あり)
  • 事前の電話 … 必須。電話がつながらない場合は北九州(093-661-8822)または福岡(092-504-8999)へ、と公式が案内しています。
  • 夜間料金 … 公式に明記されていないため記載していません

「可能であれば」という条件つきです。公式自身が、電話がつながらないときの搬送先を先に案内しています。

公式に「チェックイン受付時間外の診療を行う場合、別途時間外料金が加算される場合があります」と記載されています。金額の明記はありません。

ハーレー動物病院 公式サイト

福岡県(福岡市・北九州市をのぞく)から向かえる近隣地域の夜間・救急動物病院

福岡市・北九州市をのぞく福岡県内には、常設の夜間救急施設がありません。県内の受け皿は、政令市にある次の2か所です。終了時刻がまったく違うので、時計を見てから電話をかけてください。所要時間は一般的な地図上の目安で、公式に案内されている数字ではありません。

福岡夜間救急動物病院

時間限定の夜間診療(「夜8時から翌朝5時まで 年中無休」(病院公式サイトの表記)。公益社団法人 福岡県獣医師会の「夜間診療を行っている動物病院の紹介」は同じ病院を「夜9時から翌朝5時まで、年中無休」と紹介しており、開始時刻が1時間食い違っています)。翌朝5時までという九州でもっとも長く開いている夜間専門の救急病院で、福岡市・北九州市をのぞく福岡県のほぼ全域にとって、深夜に頼れる事実上ただ一つの行き先です。

  • 所在地 … 〒812-0858 福岡県福岡市博多区月隈5丁目2-40
  • 電話番号092-504-8999
  • 夜間の受付時間 … 「夜8時から翌朝5時まで 年中無休」(病院公式サイトの表記)。公益社団法人 福岡県獣医師会の「夜間診療を行っている動物病院の紹介」は同じ病院を「夜9時から翌朝5時まで、年中無休」と紹介しており、開始時刻が1時間食い違っています
  • 休診日 … 年中無休
  • 対応動物 … 犬・猫のみ。公式サイトのよくあるご質問に「診療対象動物は、犬と猫に限ります。それ以外の動物は専門的な獣医師がいないため、原則として診療しておりません。」と明記
  • 事前の電話 … 「※必ず電話予約の上ご来院下さい。」「来院前には必ずお電話でご連絡ください」と明記。あわせて来院前にWeb問診表(仮問診)を送る仕組みがあります
  • 夜間料金 … 夜間救急診察料(初診)8,800円(税込)。別途、検査料金・処置料金がかかります

【この記事のいちばんの結論です】福岡市・北九州市をのぞく福岡県内には常設の夜間救急施設がありません。深夜に開いていることが確認できるのは、この福岡市博多区の施設(翌朝5時まで)と北九州市八幡東区の施設(翌0時まで)の2か所だけです。そして0時を過ぎたら、県内に残るのはここ1か所です。

所要時間の目安(一般的な地図上の目安で、公式に案内されている数字ではありません):筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川市から約20〜30分、糸島市・古賀市・志免町・粕屋町から約30分、宗像市・福津市・小郡市から約40〜50分、久留米市から約50分〜1時間、飯塚市・直方市から約50分〜1時間、柳川市・大川市・八女市・筑後市から約1時間〜1時間15分、田川市から約1時間、大牟田市から約1時間15分〜1時間30分、行橋市・豊前市から約1時間30分〜2時間。

【時間の表記ゆれに注意】病院公式サイトは「夜8時から翌朝5時まで」(=20:00〜翌5:00)、福岡県獣医師会の紹介ページは「夜9時から翌朝5時まで」(=21:00〜翌5:00)と書いており、開始時刻が1時間ずれています。20時台に向かう場合は必ず電話で確認してください。

公式サイトに診療費の目安が税込で掲載されています。夜間救急診察料(初診)8,800円、一般血液検査 9,900円、レントゲン検査 6,600円〜、超音波検査(胸部・腹部)5,500円、尿閉解除(♂)11,000円〜、催吐処置 16,500円〜、骨折外固定 6,600円〜、心肺蘇生 19,800円〜など。

支払いは診療終了後の一括精算が原則で、現金・クレジットカード・デビットカード・電子マネーが使えます。

2004年9月1日に開院。「これまで地域の動物病院が交代で行っていた当番医制の夜間診療ではなく、九州初の固定した施設」として設立された経緯があります。日替わりで当番病院の場所が変わる方式ではありません。

【県内各地の病院がこの施設の会員です】公式サイトの会員病院一覧には、筑紫地区・粕屋地区・宗像地区・糸島地区・筑豊地区・筑後地区・遠賀地区、大牟田市・久留米市・大川市・宮若市の動物病院が広く名を連ねています。県内の開業医は「自院で夜間をやる」のではなく「博多の夜間病院に送る」という構造になっています。かかりつけがこの会員病院なら、連携して対応すると記載されています。

【拾った動物について】「動物病院は保護施設ではないため、どうしても保護してあげることができません。治療費や治療後のお世話に関しては保護主様にご負担をお願いしております。」と明記されています。

救急に特化した病院で、予防接種・フィラリア予防薬の処方は行っていません。往診も行っていません。CT・MRI・放射線治療などの高度医療も実施していません。骨折手術も行っておらず、固定できる部位は外固定で対応すると記載されています。

入院は「同意書をいただいて診察時間内に限り動物をお預かりすることはあります」という扱いで、朝5時以降の預かりを前提にした施設ではありません。翌日はかかりつけ医の受診が必要です。

駐車場は公式のアクセスページに「駐車場11台完備」と記載されています。ポータルサイトには「30台収容」と書かれているものがありますが、公式の表記は11台です。

国道3号線の上月隈交差点が目印です。福岡都市高速は来る方向によって降りるインターが変わります(鳥栖・太宰府方面は金の隈、博多・宗像方面は月隈、堤・西区方面は西月隈)。公式サイトに方面別の道順が掲載されています。

福岡夜間救急動物病院 公式サイト

北九州夜間救急動物病院(公益社団法人 北九州市獣医師会)

時間限定の夜間診療(PM9:00〜AM0:00(=21:00〜翌0:00))。北九州市獣医師会が直営する施設で、県北東部(中間・遠賀・行橋・田川・直方方面)からは福岡市より近いものの、深夜0時で終わってしまう受け皿です。

  • 所在地 … 北九州市八幡東区東田一丁目3-6(ホームプラザナフコ八幡東店そば)
  • 電話番号093-661-8822
  • 夜間の受付時間 … PM9:00〜AM0:00(=21:00〜翌0:00)
  • 休診日 … 年中無休(雪や台風などの悪天候時を除く)
  • 対応動物 … 犬・猫。犬猫以外については事前の問い合わせが必要と記載
  • 事前の電話 … 「必ず電話で確認後にご来院ください。」と明記
  • 夜間料金 … 初診料 8,000円。公式サイトに「初診料(8,000円)と検査料(基本検査→血液検査→レントゲン検査)で約2.5万円、その他内科的処置を行いますと30,000円を上回ることが多くなっております。」と記載(税込・税別の表記はありません)

【最重要】診療は0:00で終了します。深夜0時を過ぎたら、ここは閉まっています。県内で残るのは福岡市博多区の福岡夜間救急動物病院(翌朝5時まで)だけです。北九州市八幡東区から福岡市博多区までは車で約1時間かかります。深夜1時に八幡東区へ向かうのは無駄足です。

所要時間の目安(一般的な地図上の目安):中間市・遠賀町・水巻町・芦屋町から約20〜30分、直方市・宮若市から約30〜40分、宗像市・福津市から約30〜40分、行橋市から約40〜50分、田川市から約40〜50分、豊前市から約1時間、飯塚市から約40〜50分。

【悪天候で休診します】公式に「年中無休(雪や台風などの悪天候時を除く)」と書かれており、実際に休診の告知が出ています。大雪・台風の夜は、開いている前提で向かわず必ず電話してください。

公式サイトに代表的な外科手術の総診療料金が掲載されています。帝王切開15万円〜、消化管異物除去15万円〜、胃捻転整復手術25万円〜。金額に税込・税別の表記はありません。2024年7月に一部の診療料金が改定されています。

「救急以外の診療および電話での健康相談はご遠慮いただきます。」「ワクチンなどの予防接種は行っておりません。」と明記されています。

「仮診療に基づく救急処置」を行う施設で、帰宅後はかかりつけの動物病院を診療時間内に受診するよう案内されています。

持ち物として、かかりつけ病院の診察券・服用中の薬・血液検査等のデータ・クレジットカードが案内されています。

支払いは診療終了後の一括精算が原則で、クレジットカードの持参が案内されています。

北九州夜間救急動物病院(公益社団法人 北九州市獣医師会) 公式サイト

地域に夜間救急がない中で、深夜に症状が出たらどうするか

福岡市・北九州市をのぞく福岡県内には、夜だけ開く常設の施設がありません。ですから「どこへ行くか」を探すより先に、「電話をかける」ところから始まります。順番を決めておくと、深夜に慌てずにすみます。

重要なのは、朝まで待てるかどうかを自分で決めないことです。飼い主が症状を見て緊急度を判断するのは、獣医師でも難しいことです。この記事も、どの症状なら待てるという書き方はしません。判断は必ず、電話の向こうの獣医師に委ねてください。

そして福岡県では、時計を見てから行き先を決めてください。北九州は深夜0時で終わります。福岡市は翌朝5時までです。0時を過ぎたら、県内の行き先は福岡市博多区の1か所だけになります。

  • まず、かかりつけの動物病院に電話をかける。診療時間外でも、留守番電話が夜間の連絡先や緊急時の案内を流していることがあります。切らずに最後まで聞いてください。福岡県では、多くの動物病院が福岡夜間救急動物病院の会員になっており、かかりつけが会員病院なら連携して対応すると公式に記載されています。
  • 次に、時計を見る。深夜0時より前で、県北東部(中間・遠賀・行橋・田川・直方・宗像方面)にお住まいなら、北九州夜間救急動物病院(093-661-8822・21:00〜翌0:00)が近い可能性があります。0時を過ぎているなら、この選択肢は消えます。
  • それ以外は、福岡市博多区の福岡夜間救急動物病院(092-504-8999・翌朝5時まで・年中無休)に電話する。電話予約が必須で、予約なしで行っても対応してもらえない可能性があります。あわせて来院前にWeb問診表を送る仕組みもあります。
  • ペット保険に加入している場合、獣医師への電話相談サービスが付帯していることがあります。契約内容と電話番号を確認してください。深夜に使える相談先が一つ増えます。
  • 出発すると決めたら、かかりつけの診察券、飲んでいる薬、食べたもの・拾い食いしたものの現物や写真、症状が出た時刻のメモを持って出る。持病がある場合は、診断名や検査結果が分かるものも持ってください。
  • 支払い手段を確認してから出る。福岡は夜間救急診察料(初診)8,800円(税込)、北九州は初診料8,000円と公表されており、検査・処置を加えると2.5万円〜3万円を超えることが多いと北九州の公式サイトに記載されています。深夜の高速代・ガソリン代も含めて、手元の準備を確認してください。
  • 犬はリードを装着し、猫はキャリーや洗濯ネットに入れて連れて行く。どちらの施設も来院時の形を案内しています。

福岡夜間救急動物病院

北九州夜間救急動物病院(北九州市獣医師会)

公益社団法人 福岡県獣医師会 夜間診療を行っている動物病院の紹介

公益社団法人 福岡県獣医師会 動物病院検索

地域別・受け皿までの距離と、終了時刻

福岡県は、福岡市と北九州市という2つの拠点に夜間の受け皿が集中しています。どちらが近いかは住んでいる場所で変わりますが、終了時刻がまったく違うので、距離だけで決めないでください。以下は一般的な地図上の目安で、公式に案内されている数字ではありません。

北九州(翌0:00まで)が近い地域でも、日付が変わったあとは福岡市(翌5:00まで)まで走ることになります。その追加の1時間を、深夜に初めて計算しないですむようにしておいてください。

  • 筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川市 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約20〜30分。県内で最も条件がよい地域です
  • 糸島市・古賀市・志免町・粕屋町・新宮町 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約30分
  • 宗像市・福津市 → 福岡市博多区まで約40〜50分/北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約30〜40分。0時前なら北九州、0時後なら福岡市
  • 小郡市・朝倉市・うきは市 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約40分〜1時間
  • 久留米市 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約50分〜1時間
  • 柳川市・大川市・筑後市・八女市・みやま市 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約1時間〜1時間15分
  • 大牟田市 → 福岡市博多区(翌5:00まで)まで約1時間15分〜1時間30分。県内でもっとも遠い部類です
  • 飯塚市・嘉麻市 → 福岡市博多区まで約50分〜1時間/北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約40〜50分
  • 直方市・宮若市・中間市・遠賀郡(芦屋・水巻・岡垣・遠賀) → 北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約20〜40分/福岡市博多区まで約1時間
  • 田川市 → 北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約40〜50分/福岡市博多区まで約1時間
  • 行橋市・みやこ町・築上町 → 北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約40〜50分/福岡市博多区まで約1時間30分
  • 豊前市 → 北九州市八幡東区(翌0:00まで)まで約1時間/福岡市博多区まで約2時間
  • 離島(宗像市大島・地島、新宮町相島など) → 夜間の船便がなく、深夜の搬送は事実上できません

夜間救急がない地域での事前の備え

地域に常設の夜間救急がない場所では、深夜になってから探しても間に合いません。備えは平時にしかできません。以下は、体調が悪くない今日のうちにやっておくことです。

福岡県でとくに大切なのは、かかりつけの動物病院が福岡夜間救急動物病院の会員病院かどうかを確かめておくことです。公式サイトに会員病院一覧があり、筑紫・粕屋・宗像・糸島・筑豊・筑後・遠賀の各地区、大牟田市・久留米市・大川市・宮若市の病院が掲載されています。会員病院がかかりつけなら連携して対応すると記載されています。

もうひとつ、離島にお住まいの場合は事情が根本的に違います。宗像市の大島・地島、新宮町の相島などは、夜間の船便がありません。深夜に本土へ渡ることができないという前提で、平時にかかりつけと話しておいてください。

  • かかりつけの動物病院を決め、夜間・時間外の方針を平時に聞いておく。「時間外は診てもらえますか」「留守番電話に案内は流れますか」「深夜はどこへ行けばいいですか」の3つを聞くだけで、深夜の動き方が決まります。
  • かかりつけが福岡夜間救急動物病院の会員病院かどうかを確認しておく( https://pet99.net/member/ )。会員病院なら連携して対応すると公式に記載されています。
  • 福岡夜間救急動物病院の電話番号(092-504-8999)と診療時間(翌朝5時まで・年中無休)を控えておく。開始時刻は公式サイトと県獣医師会の記載が1時間ずれているので、20時台に動くときは電話で確認する、と覚えておいてください。
  • 県北東部にお住まいなら、北九州夜間救急動物病院の電話番号(093-661-8822)と終了時刻(翌0:00)も控えておく。0時で終わるという点が最も重要です。
  • 自宅から福岡市博多区まで、実際に何時間かかるかを一度地図で調べておく。深夜に初めて調べると、距離を見て動けなくなります。
  • かかりつけの電話番号を、スマートフォンだけでなく紙にも書いて、キャリーバッグや玄関に貼っておく。深夜に慌てているときは検索できません。
  • 深夜の移動手段を確認しておく。車がない場合、深夜にペットを乗せられるタクシーがつかまるかどうかは地域差が大きいので、通常のタクシー会社に「キャリーに入れた犬猫を乗せてもらえるか」を平時に聞いておいてください。ペットタクシーは深夜対応していないことが多くあります。
  • 犬猫以外(うさぎ・小鳥・ハムスター・フェレット・爬虫類など)を飼っている場合は、その動物を診られる病院が近くのどこにあるかを平時に調べておく。福岡夜間救急動物病院は犬と猫に限ると明記しており、県内で夜間に向かえる先が確認できません。
  • ペット保険の付帯サービスに獣医師の電話相談があるかを確認し、番号を控えておく。
  • 支払いの準備をしておく。夜間の初診料だけで8,000〜8,800円、検査・処置を加えると2.5万円〜3万円を超えることが多いと公表されています。クレジットカードを持って出る習慣にしてください。
  • キャリーバッグ、タオル、診察券、飲んでいる薬の名前を書いたメモ、持病の診断名や検査結果を一か所にまとめておく。夜中に家じゅうを探さずにすみます。
  • 離島にお住まいの場合は、夜間に島を出る手段があるかを平時に確認しておく。ないという答えなら、そのこと自体を前提に、かかりつけと相談しておいてください。

夜間に動物病院へ行くときの注意

  • 診療時間・料金・対応内容は変更されることがあります。このページの情報は確認した時点のものです。
  • 夜間は完全予約制・電話連絡が必須の病院があります。連絡せずに向かうと診てもらえないことがあります。
  • まず電話をしてください。症状を伝えることで、その場でできる応急処置を教えてもらえたり、より適した病院を案内してもらえることがあります。
  • 夜間・救急の診療費は日中と異なります。公式に金額が示されていない場合は、電話で確認してください。
  • 移動中の状態悪化に備えてください。キャリーケースやタオル、保険証、いつも飲んでいる薬やその写真があると診察がスムーズです。

ここに載っている病院で対応できない場合もあります。かかりつけの動物病院がある場合は、留守番電話で夜間の案内をしていることがあります。まずそちらを確認するのも有効です。

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