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給食の牛乳摂取の理由とは?デメリットのほうが大きくない??

給食の牛乳摂取の理由

 

ごはん、ぎゅうにゅう。

私(昭和60年生まれ)が小学生給食の献立表にはこの並びが。

明らかにごはんと牛乳は合わないし、お茶のほうがありがたいにも関わらず毎日出る牛乳。

正式に言うと牛乳ではなく私の地域では低脂肪乳だったのですが、毎日飲まないといけない訳は?

調べてみるとデメリットのほうが大きい気がしているので書いていきます。

 

 

給食の牛乳の理由

 

給食では毎日牛乳がつきます。 それは、成長期のみなさんに必要なカルシウムを摂取するためなの です。 将来、骨粗鬆症などの病気を防いで健康に過ごすためにも、毎日しっかり牛乳を飲みましょう。 アレルギーなどで牛乳が飲めない人は、小松菜や小魚、大豆製品などを積極的に食べましょう。

 

 

京都府舞鶴市のホームページに書かれていました。

カルシウム、たしかに大事です。

戦後間もない頃は栄養を摂るための食材が少なく牛乳が栄養が豊富で飲むと健康に良いとされていて、昭和21年に脱脂粉乳から始まり昭和33年に国産の牛乳を飲むようになったのが給食の歴史です。

 

 

こちらの表を参考にすると確かにカルシウムは牛乳には豊富に含まれています。

 

カルシウムが豊富な食材
https://www.okayama-fureai.or.jp/0000000701.html より引用

 

 

ただし、21世紀の今、無理に牛乳からカルシウムを摂る必要もなく他の食材で十分賄えます。

ごまとひじき、すごいなぁ。

 

 

牛乳を飲むと身長が伸びるという話は科学的根拠はなくカルシウムは骨を強くするのと身長に必要な要素の1つかもしれませんがカルシウムを摂るだけで身長を伸ばすのは無理です。

なんせ私は少年時代に身長を伸ばしたくて大量の牛乳を毎日飲んでいましたが、165センチで止まりました。

まだ伸びていた高校生の時に筋トレをしてしまったのと、中学受験の時に寝不足だったのも原因かもしれませんが。

 

 

科学的なことを引用しますと

 

A. 牛乳に含まれる良質なタンパク質やカルシウムは、身長の伸びに必要な栄養素ですが、牛乳だけで背が伸びることはないでしょう。 身長の伸びは、遺伝に加えて、睡眠、運動、栄養の3つの要素が関わっています。 背が伸びるということは、「骨端線」と呼ばれる骨の両端にある軟骨部分が成長ホルモンの働きにより骨が伸びることです。

 

と書かれていました。

成長期の子供はしっかり寝てよく食べて適度な運動を。

牛乳を飲むだけでは意味がありません。

 

 

牛乳は体に良い、体に悪いが真っ二つに意見が別れています。

ネットで調べてみるとどちらかというと体に悪いほうが優勢かなと。

 

 

メリットを3つ挙げると

・骨の健康を保つ

・睡眠改善

・腸を整える

 

ということです。

では、デメリットは?

 

 

牛乳の危険性

 

牛乳のデメリットを書く前に私の立場を。

こんな事書いておきながら、牛乳は好きです。

ブラックコーヒーよりも牛乳を入れたコーヒーのほうが好きですし、カルボナーラを豆乳で作ってみたのですが味が合わずに牛乳のほうがやはり好きでした。

肉の代わりに大豆ミートやおからこんにゃくなどを食べることは満足して食べられるのですが、牛乳の代わりに豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクを試したのですがどうも牛乳の味に勝てるものは私の中ではなかったです。

ほどんど量は飲みませんが、嗜好品として料理の中に入っているような量で付き合っています。

 

 

そもそも牛乳は誰のものか。

子牛が飲むためです。

人間は母親の母乳を飲みますが牛も当たり前のように母親の母乳を飲みます。

自然界で牛の乳を飲む生き物はいないでしょうし、何故か人間だけ飲む習慣があります。

牛乳も人間の母乳も血液から作られます。

自分の子孫に飲ませるのは自然の摂理としてかなっていますがはたして他の動物が飲むことはどうなのか。

研究でわかっていることを挙げていきます。

 

 

牛乳を減らすことで

・がんになる確率が30%~50%減少(オックスフォード大学と北京大学の研究)

・乳がんになる確率が50%減少(オックスフォード大学の学術雑誌より引用)

・卵巣がんの確率が20%減少(ハーバード大学の研究)

・前立腺がんのリスク減少(国立がん研究センター)

・心筋梗塞のリスク減少(ハーバード大学の研究)

 

 

論文を見る時にお金の流れも見なければなりません。

研究結果を変えようと思ったらお金を支払えば自社の都合の良いデータを出してくれるというのは当たり前の話ですが、そういう資金を受け取っていない公正なデータほど信憑性があります。

新型コロナワクチンも色々な研究結果がありますが製薬メーカーから資金提供されて出た検証結果にはたして意味があるのか。

 

 

そもそも人間には牛乳を消化する機能を持っている人が少ないというのも明らかになっていて、牛乳の乳糖が消化不良を引き起こし、下痢になりやすい人もいます。

私が小学生の頃、急に腹痛に襲われたのはもしかしたら牛乳が原因だったのかもしれません。

 

 

どちらを選ぶ?

 

メリット・デメリットを比べた時に私は牛乳は嗜好品として少ない量を楽しむことにしました。

中学生の頃は水のかわりに牛乳を飲んでいたし、味も好きでしたが別に今となっては牛乳単体で飲むことはなくなりましたし何の苦痛もありません。

好きな人は飲めばいいし、嫌いな人は給食で牛乳が提供されない仕組みを各自治体で導入してほしいです。(簡単に手続きできるところと医師の診断書が必要だったり面倒な自治体もあります)

 

 

牛乳を飲むということは牛を妊娠させること

 

最大のデメリットは牛の動物福祉ではないでしょうか。

牛乳が出るということは、人間と同じで出産するからです。

妊娠出産していない牛が牛乳を出すと思っていた私は馬鹿です。

牛乳を出すために出産しては妊娠し、を繰り返しています。

その子供は食用の牛になるかもしれませんし、乳牛になるかもしれません。

ちなみにモッツァレラチーズは生まれてきた水牛の赤ちゃんが雄の場合、生きたまま母親から離されて何も与えずに衰弱死し、年間5万頭が死んでいるという情報をフェイスブックから流れてきた記事で見ました。

ソースが10年くらい前の個人の投稿なので真実かは分からないのですが、本当だとするとそこまでしてチーズを食べたいかと言われると私はノーです。

 

 

牛乳が余って牛の殺処分をしたら補助金が出るという訳のわからない今の世の中。

動物の命をそんな簡単に人間の都合で生み、殺すということが許されるのか。

私は今は完全には辞めれていませんが、必要最低限しか使いません。

買う時は環境のことを考えられているよつ葉乳業の商品を選んでいます。

 

 

私達の体のメリット、デメリットも考えなくてはならないですが、動物の環境も考えていきたいですね。

牛だけでなく鶏や豚の飼育環境も変わろうとしている時代の潮目です。

私達の消費という行動が企業の方針を大きく変えていきます。

安いものを選ぶ、という行為のその安さはなぜかということを考える人が増えたらきっと社会は変わります。

 

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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