猫スペースきぶん屋 猫スペースきぶん屋

宝塚の保護猫カフェきぶん屋、仁川から小林に移転しました!

2014年5月に兵庫県宝塚市、阪急仁川駅前にオープンした猫カフェきぶん屋。

この度2023年5月にお隣の小林駅に移転しました。

今までの活動に加えてこれからやっていきたいこと、皆様と協力して進めたいことがあります。

 

 

なぜ移転したの?

 

 

ずっと前から移転は考えていました。

とにかく支払いがキツい。

お金に余裕がなくなると、心の余裕もなくなってきて猫の活動を続けられるのかという不安もありました。

決定打となったのはコロナ騒動。

誰も街を歩いていない、あの日現実的な光景はもう味わいたくありませんね。

 

 

当店は、コロナ騒動が始まる1年前から会員制の猫カフェに移行しました。

そのおかげで新型コロナウイルスで世界中がパニックになっていた3年間はなんとか耐えられました。

多分、普通に猫カフェとして運営していたら、お客様は来ないし家賃は高いし人件費はかさむので、下手したら破産していたかもしれません。

 

 

今、移転した先は祖母が住んでいた家なのですが、祖母がグループホームに入居したタイミングで2階の部屋をリフォームし、移転することを決めました。

2023年は個人的に新商品のパスタソースやラーメン、プリン等の販売に加え、猫カフェの移転という人生の中でも一番色々変化の起きている年です。

 

私が移転したかった理由は

・もっと猫との時間を増やしたかったから

・移動の時間を削って効率よく動きたかったから

・家賃を払い続けるのはいつか困難になると感じたから

 

移転してようやく落ち着いてきて生活リズムを掴んでからは気持ちがとても楽な日々が続いています。

なんせお金がなくて月末の支払いが怖いというのがなくなり、ホッとしています。

 

 

新しい猫の居場所はこんなところ

 

小林の新しい猫部屋は和紙の壁紙と床です

 

引っ越して2週間位はお店の猫たちも環境に慣れずにソワソワしていましたが、今ではとってもリラックス。

 

窓から夕焼けとそらくんが映えます 窓からの景色が好きなゴメくんとそらくん

 

和紙を壁紙に使い、おしっこを壁にされても染み込まないようにウレタンで加工しているので染み込む心配もありません。

仁川の猫カフェのときに失敗したなと思うことの一つはにおい。

壁に染み込んだらもう臭いが取れなくなってしまったのですが今回はその反省も活かしてどの場所でおしっこをされても染み込まずにさっと拭けます。

 

 

子猫たちも合流し、あっという間に馴染みました。

 

子猫を見守るボスのメイくん 近所の子供が猫部屋を満喫

 

 

 

新たにできること

 

 

移転した祖母の家は7DKの昔ながらの家。

壊してしまおうかという話も家族間でありましたが、壊して新しいものをつくるよりも今あるものを有効活用したかったので使わせてもらっています。

 

 

なんせ広い。

私のメインの通販事業の在庫の置き場として1階部分を使わせてもらっているのですが、もう少し他のことでも使えないかなと考え中です。

例えば子どもたちの面倒を見る場所にしたいな、とか。

仏間はまだ在庫の置き場ではないのでみんなが集まれるスペースにできればなと。

 

昔ながらの仏間

 

 

庭も手入れしているので、縁側でのんびりできる場所をつくって普段忙しいお母さんたちが家事を忘れてリラックスできる時間をつくりたいなとも考えています。

 

庭は手入れされた昔ながらのお家の景色

 

 

近所のお家の方が子ども食堂をされているのですが、元々小学校に勤めていて自分が担任した生徒が一日1食給食しか食べられない子がいたから、そんな思いをさせたくないとオープンしたそうです。

 

猫の保護活動を通じて学んだことは、社会問題というのは立場の弱い存在が一番苦しむということ。

今回のコロナ騒動も、騒動の中でがっぽり儲けた人もいればほとんどの人は生活が苦しくなっているはず。

職を失いお金が全然なくて文字通り食べられないという家庭も見えていませんが確実に増えています。

 

 

いつでもご飯食べに来ていいんやで。

猫と遊びにおいで~と気軽に来られる場所を目指して。

まだまだ力が足りません。

事業の売上だけでそういう事をしようと思ったら私自身も苦しくなる。

猫の活動と同様に皆様からのご支援を募るかもしれません。

やりたいことは稼いだお金でやるというスタンスでは間に合わず、腹が減っている子は私がたくさん稼ぐまで待ってくれません。

 

 

アラフォーのおっさんが、見知らぬ子供にご飯食べにおいで~と声をかけたらこのご時世110番通報されてしまうので、まずは知り合いから。

徐々に輪を広げながら、地域に根づいていく。

そんなことを思い描いています。

 

 

もちろん猫の活動も継続!

 

 

猫カフェをやめたら猫の活動もやめてしまうのかと思われて、この発表をしたときはInstagramのフォロワーさんがものすごく減ったのですが、やめません。

まだまだご縁を待っている猫がたくさんいます。

そして、各地で発生する多頭飼育崩壊やブリーダー崩壊。

問題はまだまだ続き、長期戦です。

経済的、精神的、体力的に限界を感じるまでやります。

 

隣の実家で隔離期間を過ごし、病気があれば治療して、万全の状態で猫部屋に連れて行って随時里親さん募集をします。

相変わらず猫たちは優しく迎え入れてくれるので、子猫たちも人懐こくて大人猫にも甘え上手に育ちます。

 

 

1階では通販で出品してる商品の物販もしています。

ベジニャンカレー、ボロネーゼ、ハッピープリンなどが人気です♪

 

 

お店は現在予約制にしておりますのでぜひ来られるときは下のお電話にご連絡ください。

090-6555-1827

 

Instagramのメッセージからも受け付けております。

 

https://www.instagram.com/nekocafekibunya/

 

 

スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

猫スペースきぶん屋が皆様に協力していただきたいこと一覧

この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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【猫スペースきぶん屋】では、ヴィーガン対応食品、無添加のペットフード、平飼い卵・放牧牛乳を使った食品、農薬を使わない食品などを販売しております。そこから、動物を守るための活動に繋げて、日々奮闘中です。あなたのお買い物で、動物福祉を進めていきます。活動情報なども随時発信しているので、ぜひ一度チェックしてみて下さい。

屋号 猫スペースきぶん屋
住所 〒665-0034
兵庫県宝塚市小林1-16-11
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日
代表者名 阪本 一郎
E-mail info@nekocafekibunya.com
電話番号 090-6555-1827(猫の保護依頼や営業電話はお断りしております)

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