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糸満市アヒル取り競争は「かわいそう」?伝統と動物愛護で揺れる沖縄の祭り

糸満市 アヒル取り競争 かわいそう

 

はじめに 

 
沖縄県糸満市で毎年開催される糸満ハーレーの「アヒル取り競争(アヒラートゥエー)」が、近年大きな注目を集めています。「アヒルがかわいそう」という声と「伝統文化を守りたい」という声が対立し、社会的な議論を呼んでいる現状について詳しく解説します。

申し訳ないのですが、私は動物愛護の活動者として大反対の目線からの記事になりますので中立的な記事を求める場合は他の方が書いた記事を探してください。

 

 

糸満ハーレーとアヒル取り競争とは 

  
糸満ハーレーの歴史 

 
糸満ハーレーは沖縄県糸満市で行われる約500年の歴史を持つ伝統行事で、毎年旧暦5月4日に開催されます。大漁祈願と航海安全を祈る爬竜船(はりゅうせん)競漕として親しまれ、糸満市の民俗文化財に指定されています。

 

 

アヒル取り競争の概要 

 
アヒル取り競争は、海にアヒルを放し、参加者が泳いで素手で捕まえる競技です。多くの人が参加し、祭りの盛り上がりを演出する娯楽として親しまれてきました。

2025年のプログラムを見ると、アヒル30羽、スイカ50個と以前のアヒルだけの競技からスイカが加わっていました。

全国的に批判を浴びたので変えざるを得なかったのでしょうが、個人的にはこのままスイカだけの競争のほうがかっこいい海人だなと思います。

 

 

「かわいそう」論争の背景 

 
動物愛護団体の指摘 

 
NPO法人アニマルライツセンターは2015年から継続的に廃止を求めており、以下の問題点を指摘しています:

アヒルへの身体的危害:骨折や窒息、衰弱の恐れ
– 精神的苦痛:追いかけられることによる恐怖とストレス
不適切な環境:泳いだことのない海への放流
– 暴力的扱い:首や羽を掴む行為

 

アヒル取り競争 首を掴む

 

https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/4/4/420mw/img_44f9cb4996c94a2c856e848880aac962481975.jpg より引用

 

こんなもの、完全にアウトですよね。

虐待でしかありません。

ただ、残念なことに不起訴になりました。
 

 
刑事告発と司法判断

  
2023年7月、同団体は動物愛護法違反で行事委員長らを刑事告発しましたが、2024年4月に那覇地検が不起訴処分としました。地検は「嫌疑を認定できなかった」と説明しています。 

 
主催者側の対応と改善策 

 
安全対策の強化 

 
糸満ハーレー行事委員会は以下の改善策を実施しています:

1. 参加者への注意喚起
– アヒルの首や羽を掴まない
– 大切に扱うよう徹底指導
1. 同意書の導入
– 参加前に注意事項への同意を義務化
1. 監視体制の強化
– 警察や動物愛護センターへの実施状況報告
1. 啓発活動
– 会場内での注意喚起文書の掲示増加

 

 

ごめんなさい。

個人的な意見を書きます。

そもそもアヒルは海で泳ぎませんし、塩水が目に入るだけでも相当の痛みと恐怖を感じます。

さらに人が追いかけてきて、いくら掴まないように大切に扱ったとしても恐怖でしかありません。

虐待以外の何物でもないと思います。

 

 

伝統と時代性の議論 

 

歴史的検証 

 
興味深いことに、糸満の歴史と文化研究会による調査では、アヒル取り競争は戦後に始まったイベントである可能性が指摘されています。従来の「古い伝統」という認識に疑問が投げかけられている状況です。 

 
社会の価値観変化 

 
現代社会では動物の権利や福祉への意識が高まっており、娯楽のための動物利用に対する見方も変化しています。この変化に伝統行事がどう対応するかが問われています。

 

 

2024年・2025年の動向 

 
継続決定
 

2024年も2025年も、行事委員会は全会一致でアヒル取り競争の継続を決定しました。ただし、動物虐待にならないよう最善の注意を払うとしています。
最善も何も、誰も幸せにならないこの競技に注意を払う必要もなく、ただ即刻中止になってほしいと現地の方が声をあげてほしいです。

 

 
現在の状況 

 
– 2024年6月9日に実施(改善策を講じた上で)
– 2025年5月30日にも実施予定
– 継続的な安全対策の検討

 

 

多様な視点から見る問題 

 

支持する声 

 
– 地域の伝統文化として継承すべき
– アヒルと人間の知恵比べとして捉える
– 泳技向上を目指す競技性
– 地域経済や観光への貢献
 

 
反対する声  

 
– 動物への精神的・身体的負担
– 時代にそぐわない娯楽
– 教育上の悪影響
– 代替案での実施可能性

 

 

考え方に多様性はあって当然なのですが、知恵比べなのか虐待なのか判断できる人が増えてほしいです。

人間同士の鬼ごっこで十分ではないでしょうか。

地域経済の発展はアヒルを使わなくてもできるように、それこそ現地の人達で知恵比べしましょうよ。

 

 

今後の展望と課題 

 
改善の方向性 

 
1. より安全な実施方法の模索
1. 参加者教育の徹底
1. 専門家による動物への影響評価
1. 代替案の検討
 

何度も書きますが、改善の余地はなく海でアヒルを放つことからすでに動物虐待でしかありません。

改善仕様ではなく中止しようという方向に導いてください。 

 

 
社会全体での議論 

 
この問題は糸満市だけでなく、日本全体の伝統文化と動物愛護をどう両立させるかという課題を提起しています。

上げ馬神事が大炎上しましたが、時代は無意味な動物への苦痛を求めていません。

伝統は誰もが幸せになるものだけを残していくべきではないでしょうか。

 
 
まとめ 

 

「アヒル取り競争 糸満市 かわいそう」というキーワードが注目される背景には、地域の伝統行事と動物愛護意識の衝突があります。

確かに、娯楽のためにアヒルを追い回すことは、現代の価値観から見ると疑問を感じる人が多いでしょう。しかし一方で、地域の文化や祭りのにぎわいも大切です。とはいえ、それが動物への苦痛になることは許されません。

これからは、「文化を残しつつ動物に配慮する」という新しい形が求められています。糸満市のアヒル取り競争も、時代に合わせた進化を遂げることで、より多くの人に愛されるイベントになっていくのではないでしょうか。

 

 
この記事は2025年8月時点の情報に基づいて作成されています。最新の状況については公式発表をご確認ください。

 

 

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