京都府京都市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「京都市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、京都市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
京都市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
京都動物愛護センター「動物愛ランド・京都」(京都市南区/西京区)
京都府と京都市が共同で設置・運営している動物愛護センターです。都道府県と政令指定都市が共同で設置した動物愛護センターとしては全国で初めての事例で、2015年に開設されました。
本所は京都市南区上鳥羽、支所は京都市西京区大枝沓掛町にあります。府と市が引き取った犬猫を区別せず、一体で運営しています。活動地域は京都府全域です。
京都府内で保護犬を迎えるルートは、事実上ここに一元化されています。府内7か所の保健所は犬の収容と飼い主への返還までを担当していて、譲渡は行っていません。
本所では「保護犬の譲渡見学会」が定期的に開かれています。参加費も申し込みも予約も不要です。京都府の公式サイトでは開催日が年度ごとに公開されており、何年にもわたって継続して開かれてきたことが確認できます。
ただし見学した当日に犬を譲り受けることはできません。この点は公式に明記されています。もっとも誤解されやすいところですのでご注意ください。
譲渡の申し込みや見学の案内は、見学会の日に限らず随時受け付けられています。流れは、譲渡申込書を提出 → 条件に合う犬が保護された時点でセンターから電話で案内 → 面会 → 引き取り決定、というものです。
一律に譲渡前講習会の受講を義務づける制度はありません。ただし犬によっては「トレーナーのレクチャーを受けること」が個別の条件になっている場合があります。詳しくは問い合わせて確認してください。
譲渡の条件は、京都府内にお住まいの成人であること、ペットの飼育が制限されていない住宅にお住まいであること、終生飼養できることです。集合住宅の場合はペット可を示す契約書の提示が必要です。
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公式サイト
犬猫の飼い主さん募集(譲渡条件・流れ)
募集中の保護犬一覧
京都府 犬・猫の譲渡について
京都府 過去のイベント(開催実績一覧)
わんにゃんHappy Match(公益社団法人 京都市獣医師会)(京都市南区)
公益社団法人 京都市獣医師会が運営しているマッチング事業です。事務局は京都動物愛護センター内にあります。
ブリーダーのもとで繁殖に使われていた犬(繁殖引退犬)や、心臓・関節などの先天性の疾患があって繁殖に用いない犬を、里親希望者につなぐ取り組みです。2019年の法改正でブリーダーの飼育頭数や交配年齢に制限がかかり、引退した犬猫が増えたことが発足の理由として説明されています。
譲渡会は開催していません。申し込みを受けてから希望に沿った犬を探す、常時受付の個別マッチングです。里親募集中の犬の一覧や写真は公開されていません。
流れは、譲渡希望を申し込む → 希望に沿った犬猫を探す → 獣医師による健康診断 → 譲渡場所で説明を受けて迎える、というものです。窓口は賛同する会員の動物病院です。
これまでの譲渡実績は公式サイトで個体ごとに公開されており、掲載されている犬はすべて純血種です。ジャックラッセルテリア、柴犬、ゴールデンレトリバー、ミニチュアダックスフンド、マルチーズ、チワワ、トイプードルなどで、年齢構成からも繁殖引退犬が中心とうかがえます。
費用は一律8万円(税込)に加えて運送費用1万円(税込)です。一般的な保護団体の譲渡費用より高めですので、あらかじめ確認しておいてください。
なお、この事業が前提としている「優良ブリーダーの認定制度」については、認定基準や認定されたブリーダーの一覧が公開されていません。
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わんにゃんHappy Match 公式ページ
譲渡実績
FosterBridgeプロジェクト委員会
公益社団法人 京都市獣医師会
KYOTO犬ちゃん Foster Bridge(公益社団法人 京都市獣医師会)(京都市南区)
上の「わんにゃんHappy Match」と同じ、京都市獣医師会のFosterBridgeプロジェクト委員会による取り組みです。ただし対象がまったく異なりますので混同しないようご注意ください。
こちらは徳島の野犬から生まれた子犬を対象に、里親を探す取り組みです。繁殖引退犬を扱う「わんにゃんHappy Match」とは別の事業です。
こちらも譲渡会という形ではなく、会員の動物病院を通じた個別のマッチングです。
詳しい条件や現在の受け入れ状況は、京都市獣医師会に問い合わせて確認してください。
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FosterBridgeプロジェクト委員会
公益社団法人 京都市獣医師会
京都市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
京都府内で犬を継続して扱っている民間団体は多くありません。亀岡市と京丹波町に拠点を置く団体があります。いずれも京都市内での開催ではありませんのでご注意ください。
動物愛護市民団体JCDL(亀岡市)
1997年から活動している亀岡市の動物愛護団体です。亀岡市内に3か所、大阪府豊能町に1か所のシェルターを運営しています。
シェルターの詳しい住所は「犬猫が捨てられるため」公開していないと公式に明記されています。
遺棄された犬猫、迷子、虐待や飼育放棄を受けた犬猫の保護とリハビリ、譲渡、不妊去勢手術に取り組んでいます。終身での預かりや一時預かりも行っています。
噛み癖のある犬など、譲渡がむずかしい犬の受け入れに力を入れているのが大きな特徴です。里親募集の犬は常時30頭以上が掲載されています。
在籍している犬は柴犬と雑種が中心で、8歳から14歳の高齢の犬も多く在籍しています。
亀岡市内では譲渡会という形ではなく、事前に申し込んでからの個別対応です。流れは、アンケートの提出 → 身分証明書や住居のペット可を示す書類、自宅と家族の写真の提出 → 家庭訪問 → 引き渡し、というものです。見学や面会は予約制で随時受け付けています。
街頭での譲渡会は主に大阪府側で開かれています。
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公式サイト
団体概要
犬の里親募集
里親になるまでの流れ
一般社団法人 日本愛犬愛護協会「老犬ホーム あん」(京丹波町)
京丹波町井尻にある非営利型の一般社団法人です。
自治体から犬を引き取って里親を探す保護活動を行っています。2018年から毎年の受け入れ頭数と譲渡頭数を公式サイトで公開しており、累計で115頭以上を受け入れ、100頭以上を新しい家族につないできました。
あわせて、老犬ホーム、長期滞在型のドッグホテル、ドッグラン、犬の保育園、トリミング、トレーニングも運営しています。これらは有料のサービスで、その収益を犬の保護活動にあてているという複合型の運営です。純粋な保護団体とは形が異なりますので、その点を理解しておいてください。
問題行動の改善にも力を入れています。
譲渡会という形ではなく、「登録型里親さん制度」による個別のマッチングです。譲渡後も継続してサポートする仕組みが用意されています。
在籍している犬は雑種が中心です。譲渡の条件には完全室内飼育、年齢の上限、予防接種、不妊去勢手術などがあります。
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老犬ホームあん 公式サイト
保護活動・里親募集
一般社団法人 日本愛犬愛護協会
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(京都市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
京都市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
京都市には、京都府と京都市が共同で設置した京都動物愛護センターがあり、京都府内で保護犬を迎えるルートは事実上ここに一元化されています。定期的に譲渡見学会が開かれていますが、見学した当日に犬を譲り受けることはできません。あわせて、獣医師会が繁殖引退犬や徳島の野犬の子犬をつなぐ2つの取り組みもありますが、こちらは譲渡会ではなく個別のマッチングです。それぞれ対象も費用も異なりますので、公式情報を確認してから問い合わせてみてください。
この記事は「京都府で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。京都府内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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