猫スペースきぶん屋 猫スペースきぶん屋

奈良県奈良市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】

「奈良市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、奈良市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。

ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。

開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。

奈良市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会

奈良市保健所(はぐくみセンター)(奈良市三条本町)

奈良市三条本町のはぐくみセンターにある窓口です。奈良市は中核市のため、市内で収容された犬は県のページには掲載されず、市が独自に完結させています

奈良県内で「譲渡会」の形をとっている公的機関はここだけです。「サンデー譲渡会」という名前で、はぐくみセンターの1階を会場に開かれています。保護犬・保護猫が対象です。

ただし予約制です。開催の2日前の午後3時までに電話予約が必要ですので、当日ふらっと行っても参加できません。ここは必ず押さえておいてください。

平日も譲渡の相談と犬猫の見学ができます。こちらも電話またはメールでの事前予約制です。

奈良市は譲渡前講習会が不要です。書類審査と自宅訪問調査が実質的な審査になります。奈良県(講習会が必須)とは正反対ですので、混同しないようご注意ください。

流れは、条件と手続きの確認 → 写真付きの必要書類の提出 → 書類審査と自宅訪問調査 → 希望に合う動物の見学 → 譲渡申請 → 約1か月後の再訪問調査、という6段階です。

条件としては、賃貸やマンションの場合はペット飼育可であることを契約書などで確認できること、65歳以上の方や単身の方は20〜64歳の後継飼育者を誓約書で指定すること、すでに犬猫を3頭以上飼育している場合は不可、といったものがあります。体重5kg以上の犬には別途条件があります。

譲渡手数料は無料です。

公式に「登録された方から順にご連絡するため、譲渡候補として掲載される前に譲渡先が決まることがあります」と書かれています。ホームページの掲載を待つより、先に登録しておくのが実際の流れです。

電話は 0742-93-8395 です。

最新の譲渡会情報はこちら
飼い主さん募集中! 犬・猫の譲渡
犬または猫の譲渡手続き
サンデー譲渡会のお知らせ

認定NPO法人 ピースワンコ・ジャパン 生駒譲渡センター(生駒市)

生駒市北大和にある、認定NPO法人ピースワンコ・ジャパンの譲渡センターです。犬専門で、本部は広島県にあります。奈良の団体ではなく、全国で活動する団体の奈良県内の拠点です。

動物愛護センターなどから殺処分の対象になっていた犬を引き取り、医療とケア、訓練を経て里親につないでいます。2016年に広島県の犬の殺処分ゼロを実現し、それを維持してきました。活動開始から約10年で6,000頭以上を保護しています。

予約なしでも来場できると公式に明記されています。奈良県内で、予約なしに保護犬に会える施設はここだけです。事前にアンケートに答えておくと当日の案内がスムーズになります。無料の駐車場もあります。

ここにいる犬は、他の団体とは性質が大きく違います。公式に「ピースワンコにやってくる犬たちの多くは元野犬で、警戒心が強く、ほとんど人に馴れていません」と書かれています。純血種はほとんどおらず、雑種が大半です。迎えたあとの向き合い方が変わってきますので、この点をよく理解したうえで検討してください。

当日その場で犬を譲り受けることはできません。

ボランティアの説明会も月に数回、予約制で開かれています。

奈良市内では、ペット葬祭の施設を会場にした定例の出張譲渡会が開かれています。駐車場があり、犬を連れての参加もできます。奈良県内のほかの団体が合同で参加する回もあります。センター本体は生駒市です。

最新の譲渡会情報はこちら
生駒譲渡センター
生駒 イベント一覧
公式Instagram
ピースワンコ・ジャパン 公式サイト

特定非営利活動法人 LEY-LINE(レイライン)(奈良市などで開催)

犬だけを扱うNPO法人です。拠点は「関西」とだけ公開されており、奈良県内ではありません。奈良市内の会場に出向いて譲渡会を開いています。

行政に収容された犬や、崩壊した繁殖場から救出した犬のレスキューと里親探しを行っています。ペット産業や繁殖場の問題についての啓発にも力を入れており、公式サイトに繁殖業者の実態を批判する専用ページを設けています。

在籍している犬は純血種がほとんどを占めます。これは崩壊した繁殖場からの救出によるものとみられます。中型・大型犬やシニアの犬も含まれます。

譲渡会は関西各地を巡回する形で開かれており、奈良県内でも継続して開催されています。

開催の告知は公式サイトのイベント情報で行われますので、参加前に確認してください。

最新の譲渡会情報はこちら
公式サイト
イベント情報一覧
里親募集
繁殖場問題の啓発ページ

奈良市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会

生駒市には予約なしで保護犬に会える常設施設、斑鳩町には週末ごとに開かれる予約制の譲渡会があります。いずれも奈良市内ではありませんのでご注意ください。

保護犬猫シェルター Enn(えん)(斑鳩町)

斑鳩町目安にある保護犬猫シェルターです。2021年の設立で、第二種動物取扱業の登録があります。築60年・80坪の古民家をリノベーションした施設で、ドッグランも備えています。

「保護された犬猫のQOLを大切にし、高齢や疾病、障害がある動物の譲渡可能性を閉ざさない」という理念を掲げています。

譲渡会「Enn結び会」を、主に毎週土曜・日曜・祝日にシェルター内で開いています。奈良県内では、週末ごとに保護犬に会える数少ない場所です。

ただし1日5組までの完全予約制です。予約はメールまたはSNSのメッセージから、前日までの連絡が推奨されています。訪問日が決まる前に、飼育環境についてのアンケートに答える必要があります。

公式に「突然のご訪問や見学希望等の対応はいたしかねます」と明記されていますので、必ず事前に連絡してください。

在籍している犬は純血種と雑種が半々ほどの構成です。

流れは、施設への来場 → 正式応募と交渉(生活状況の聴取、必要に応じて自宅の確認訪問)→ マッチングと自宅へのお届け → 契約書を交わして正式譲渡、という4段階です。譲渡までに同居する家族全員が施設に来場することが条件になっています。

トライアルは原則ありません。応募者と代表の双方が必要と判断した場合のみ実施されます。天理市のつむぐ奈良とは方針が逆ですので、混同しないようご注意ください。

西名阪自動車道の法隆寺インターから5分、駐車場もあります。

最新の譲渡会情報はこちら
公式サイト
譲渡会について(Enn結び会)
里親募集中の犬
スタッフブログ

犬保護団体つむぐ奈良/つむぐHOUSE(天理市蔵之庄町)

天理市蔵之庄町にある「つむぐHOUSE」を拠点とするボランティアグループです。2021年にオープンしました。犬が活動の主軸で、同じ施設に姉妹チームの保護猫グループもあります。

施設は保護わんこカフェ、ドッグラン、ペットサロン、デイサービス、保護猫サロン、ドッグホテルで構成されています。保護犬カフェで犬と過ごしながらお見合いができる、常設型の施設です。入場料がかかります(ワンドリンク付き)。

ただし「つむぐ奈良はシェルターなどがなく、個人のおうちで預かりケアしています。そのため、カフェにいる子は日によって変わります」と公式に明記されています。会いたい犬がいる場合は必ず事前に連絡してください。

定休日がありますので、訪問前に公式SNSで確認してください。

在籍している犬は純血種が中心で、ブルドッグなどの短頭種が多いのが特徴です。

譲渡の範囲は天理市から車で2時間以内で、必ず自宅までお届けする方式です。原則として1週間のトライアル期間があります。

施設内のペットサロンは生体販売を行っていません(動物取扱業の登録は「保管」のみです)。

最新の譲渡会情報はこちら
公式サイト
公式Instagram

Dog’s smile(ドッグスマイル)(大和高田市で開催)

奈良県内で活動している犬専門のボランティア団体です。公式には「個人と協力してくださる預かりボランティアさんなど支援者さんとで活動している小さな集まり」と説明されています。

シェルターを持たず、保護した犬は預かりボランティアの家庭で心身を回復させてから譲渡する方式です。そのため見学に行くことはできません。

2014年から奈良県の譲渡事業に協力してきた、行政の譲渡ボランティアという立場でもあります。「個別では譲渡が難しい高齢犬・病気の犬」を積極的に引き受けると公式に明記しています。

譲渡会「ほごいぬミーティング」を、大和高田市の会場でほぼ毎月開いています。2026年8月の回で第133回を数えており、10年以上にわたって続いてきた実績があります。奈良県内では最も継続性が明確な犬の定例譲渡会です。

会場は屋内で、先住犬を連れての参加もできます。隣接する駐車場があります。

里親募集の犬は小型の純血種が9割以上を占めます。チワワ、シーズー、マルチーズ、トイプードル、ミニチュアシュナウザーなどが多く、13歳の犬も掲載されています。「高齢犬を引き受ける」という方針が実際の掲載にも表れています。

公式サイトのお知らせ欄は更新が遅れがちで、最新の開催情報は活動ブログのほうが正確です。両方を確認することをおすすめします。

最新の譲渡会情報はこちら
公式サイト
Dog’s Smileとは
お知らせ(開催予定)
活動ブログ

犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと

犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。

  • 事前予約が必要かどうか
  • 開催時間と開催場所
  • 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
  • 身分証明書など当日必要なもの
  • 同居する家族全員の同意が必要かどうか
  • ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
  • 毎日の散歩の時間を確保できるか
  • トライアル(お試し飼育)期間の有無
  • 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)

これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。

犬を迎えたあとに必要な手続き

犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。

  • 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(奈良市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
  • 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
  • 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。

なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。

手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。

奈良市で保護犬を迎えたい方へ

譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。

多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。

保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。

譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。

まとめ

奈良市は、奈良県内で唯一「譲渡会」の形をとっている公的機関がある市です。ただし「サンデー譲渡会」は予約制で、開催2日前の午後3時が締切ですのでご注意ください。奈良市は譲渡前講習会が不要で、講習会が必須の奈良県とは手続きが正反対です。民間では、元野犬を中心に扱う団体の出張譲渡会が市内で定例開催されています。団体によって犬の性質が大きく違いますので、どんな犬に会えるかを確認してから足を運んでください。

この記事は「奈良県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。奈良県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。

奈良県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【地域別】

最後に

古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など、猫スペースきぶん屋が皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

https://nekocafekibunya.com/blog/3170/

コメントは受け付けていません。

特集

Instagram でフォロー