三重県四日市市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「四日市市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、四日市市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
四日市市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
四日市動物愛護団体 つむぎ(四日市市)
四日市市を拠点とする任意団体です。三重県の譲渡ボランティア団体として登録されています。
活動の中心は「保健所に収容され、殺処分対象となった犬猫を保護し、里親様とのご縁をつなぐ活動」です。加えて「野犬全頭救出プロジェクト」に取り組んでおり、約100頭の保護実績があります。
そのため在籍している犬は、野犬として暮らしていた犬や保健所に収容された犬が中心で、雑種が主体です。純血種を探している方には向きませんが、人に馴れるまで時間がかかる犬もいることを理解したうえで迎えられる方には、意義の大きい選択肢です。
四日市市内の2つの会場で、定期的に犬猫の譲渡会を開いています。会場は市内の農業体験施設と、カフェの駐車場です。受付の締切時刻が終了時刻より早く設定されているので、日程とあわせて必ず確認してから出かけてください。
譲渡会の開催報告がブログでこまめに発信されており、活動の様子がつかみやすい団体です。
W・N・P(ワンニャンプロジェクト)人との共生(津市)
津市白山町に拠点を置く任意団体です。三重県の協力ボランティア団体で、公式サイトには「三重県の協力ボランティア団体であり、委託業者ではありません」と明記されています。
三重県内でもっとも多く犬の里親会を開いている団体です。ほぼ毎週どこかで開催されており、開催地は津市・鈴鹿市・四日市市・松阪市・いなべ市・名張市・明和町・紀宝町など、県内のほぼ全域に及びます。三重県で犬の譲渡会に参加したいなら、まず確認すべき団体です。
保護しているのは、殺処分の対象となる犬猫、劣悪な環境で飼育されていた犬猫、飼育が困難になった飼い主から引き取った犬猫、そして山に置き去りにされた野犬です。週に5〜10匹、月に20〜30匹を保護していると公式に記載されています。野犬や行政に収容された犬が中心のため、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる犬もいます。
シェルターは持たず、自宅での預かりによって保護しています。そのため「アポ無しでの代表宅訪問は一切受け付けません」と明記されています。お見合いを希望する場合は、里親会に足を運ぶか、電話で連絡するのが正しい手順です。電話は 090-3425-7881、受付は9時から19時までです。
譲渡の方針もはっきりしています。「保護犬・保護猫だからもらってあげる」「安く犬や猫が手に入るから」という考えの方には譲渡しない、と公式サイトに明記されています。
会場は回によって変わります。日程と会場は公式サイトの「イベント情報」ページに一覧で掲載されていますので、出かける前に必ず確認してください。なお里親募集中の犬の最新情報はInstagramへ移行済みで、譲渡条件とイベント情報はこれまで通り公式サイトに掲載されています。
四日市市内では、公園でのマルシェやイベント、カフェ、ペット葬祭施設などを会場に里親会が開かれています。拠点は津市です。
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犬・里親募集
最初にお読み下さい(譲渡条件)
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保護活動グループ ルピナス(亀山市)
亀山市を拠点とする任意団体です。犬専門で活動しています。電話は 080-3388-6223 です。
公式サイトには、受け入れている犬について「飼育放棄、遺棄、センター収容犬、繁殖リタイア犬など」と明記されています。
在籍している犬は純血種が中心です。確認した時点で里親を募集していた12頭の内訳は、プードルが9頭、柴犬が1頭、マルチーズが1頭、アメリカン・ピットブル・テリアが1頭で、雑種は1頭もいませんでした。プードルが大半を占める構成で、繁殖を引退した犬の受け入れが活動の主軸になっています。
三重県には犬の繁殖・販売を行う業者が数多く登録されており、繁殖を終えた犬の受け入れ先が必要とされている状況があります。純血種の保護犬を迎えたいと考えている方にとっては、選択肢のひとつになる団体です。
譲渡会型の団体で、自主開催と他団体との合同開催の両方を行っています。三重県内のほか、滋賀県で開かれることもあります。
譲渡条件に、犬ごとの年齢上限が設定されているのが特徴です。「55歳までの方」から「65歳前後までの方」といった形で、犬ごとに個別に決められています。多くの犬で、身内の後見人を用意することも条件になっています。応募の前に、希望する犬の条件欄を必ず確認してください。
費用は「譲渡費用(医療費の一部)、交通費のご負担があります」と記載されています。具体的な金額は掲載されていないため、問い合わせが必要です。
拠点は亀山市ですが、四日市市内のペット葬祭施設を会場にした譲渡会も開かれています。
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里親募集中のわんこ
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四日市市保健所(四日市市諏訪町)
四日市市は三重県で唯一の中核市です。犬猫の担当は衛生指導課の分室で、電話は 059-352-0613 です。市の代表番号とは別なので、こちらにかけてください。
ただし、四日市市は独自の譲渡施設を持っていません。申込・条件の確認・誓約書の提出までは市が行いますが、犬との対面と譲渡前説明は津市のあすまいるで行われます。市の公式ページも「事前にあすまいるへ電話または来館予約システムで予約を」と案内しています。
定例の譲渡会は行っていません。個別マッチング型です。
流れは、①条件の確認 → ②誓約書の提出 → ③希望者名簿への登録 → ④津市のあすまいるで犬と対面 → ⑤譲渡前説明(30分程度)→ ⑥譲渡成立、犬の登録と健康診断 → ⑦譲渡後の家庭訪問、という7段階です。譲渡後に家庭訪問があるのは四日市市の特徴です。
四日市市にも、事前に受ける譲渡前講習会の制度はありません。県と同じ「譲渡前説明を30分」という方式です。
譲渡の条件は、四日市市内にお住まいであること、18歳以上であること、家族・同居人の同意があること、原則として現在犬を飼っていないこと、ペットの飼育が可能な住宅であること、誓約書を守ることです。市外の方は対象になりません。
手数料は3,500円または4,000円です。
注意したいのは、譲渡できる犬がいない時期が長く続いている点です。確認した時点でも「現在、対象となる犬猫はおりません。」と掲載されていました。「中核市だから四日市市に行けば犬に会える」とは考えないでください。まずは津市のあすまいるで犬を探すのが現実的です。
迷子の犬を探している場合も保健所が窓口です。収容された犬の公示期間は法律により3日間から5日間(土日祝を除く)ですが、市は「可能な限り収容期間の延長をしています」と明記しています。飼い主が見つからなかった場合は、県の動物愛護推進センターと調整して譲渡が検討されます。
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四日市市 犬の譲渡について
四日市市保健所収容動物の公示について
四日市市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
四日市市で譲渡を申し込んだ場合も、犬との対面は津市のあすまいるで行われます。また隣接する菰野町にも団体があります。いずれも四日市市内ではありません。
三重県動物愛護推進センター「あすまいる」(津市森町)
津市森町にある三重県の施設です。三重県内で収容された犬の譲渡は、四日市市を含めてすべてこのあすまいるに一元化されています。県内で犬を迎えたいと考えたとき、まず中心に据えるべき機関です。
定例の公開譲渡会は行っていません。犬を見に行き、条件が合えば譲渡に進むという個別マッチング型です。
来館には事前の予約が必須です。電話(059-253-1238)か、公式のWeb来館予約システムから申し込みます。犬の見学枠は60分単位です。予約なしで行っても犬を見ることはできません。
開館は9時30分から16時30分まで。休館日は毎週水曜日と土曜日です。土曜が休館という全国的にも珍しい設定なので、「土曜に行けばいい」と考えていると閉まっています。日曜は開館しています。祝日の翌平日と年末年始も休館です。
三重県には「譲渡前講習会」という独立した制度がありません。他県では「まず集合形式の講習会を受け、それから犬を見に行く」という流れが多いのですが、三重県は違います。譲渡が決まる直前に「譲渡前説明」を30分程度、1対1で受ける方式です。つまり予約さえ取れば、講習会を待たずにいきなり犬に会いに行けます。
譲渡の流れは、①申込の受付(あすまいる、または県内各保健所)→ ②適正性のチェック(住居の形態や家族構成など6項目)→ ③譲渡前説明(30分程度。飼い主が守るべきことや、その犬の性格の説明)→ ④誓約書の提出 → ⑤譲渡、という順です。
譲渡条件のうち特に注意したいのが、「原則として、他に犬を飼われている方」は対象外とされている点です。すでに犬と暮らしている方は、応募の前に必ず相談してください。ほかに18歳未満の方、家族の同意を得ていない方も対象外です。
譲渡には手数料がかかります。健康診断、ノミダニの駆除、ワクチンの接種、マイクロチップの挿入などを済ませたうえで譲渡するためです。金額は四日市市の公式ページに3,500円または4,000円と記載されています。
譲渡を受けた方には、狂犬病予防法にもとづく犬の登録と狂犬病予防注射を行うことが誓約事項として課されます。猫にはない、犬固有の義務です。
犬の頭数は比較的そろっています。確認した時点では、募集中の犬が9頭掲載されており、これとは別枠で「保健所にて飼養管理中」の犬が3頭掲載されていました。合わせて10頭以上いる状態で、「行けば犬に会える」と言える水準です。ただし頭数は時期によって変わります。
在籍しているのは体重13〜21kg程度の中型の成犬が中心で、小型犬や子犬はほとんどいません。雑種が大半を占め、純血種はチワワや紀州犬、柴犬が数頭という構成でした。散歩や運動の量を具体的に想像したうえで検討してください。
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あすまいる(三重県動物愛護推進センター)
犬の譲渡(募集中の犬一覧)
保健所にいる譲渡対象犬・猫の情報
犬の譲渡事業(譲渡成立までのながれ)
犬の来館予約システム
公式Instagram
動物保護団体 Dep(ディプ)(菰野町)
三重郡菰野町を拠点とする任意団体です。三重県の譲渡ボランティア団体として登録されています。
2015年の設立以来、常時100頭近い犬猫を保護・譲渡してきた団体です。「三重県を中心に保健所などから犬猫をレスキューし、新しい飼い主さんを見つける活動」を掲げ、医療のケアからしつけまで行っています。保護猫カフェ「またたび庵」の運営も手がけています。
譲渡会型と個別マッチング型を併用しています。菰野町内の施設を会場に定期的に譲渡会を開いているほか、個別のお見合いの予約も受け付けています。譲渡会の日程が合わない方は、こちらを相談してみるとよいでしょう。
譲渡費用は「これまでにかかった医療費(ワクチン代、駆虫代、不妊手術代など)をお支払い頂ける方」という実費負担型です。金額の明示はないため、問い合わせが必要です。
ひとつ注意点があります。保護猫カフェを運営している関係で、ブログの最新記事は猫の話題が多めです。ただし犬の取り扱いは継続しています。犬を希望する場合は、今どんな犬がいるかをブログで確認するか、直接問い合わせてください。
受け入れている犬は、保健所からのレスキューが中心です。
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公式ブログ
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(四日市市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
四日市市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
四日市市には、野犬の救出に取り組み、市内2か所の会場で定期的に犬猫の譲渡会を開いている「つむぎ」があります。県内最多の里親会を開くW・N・Pや亀山市のルピナスも市内で開催しています。一方、行政のルートは注意が必要です。四日市市は三重県唯一の中核市ですが独自の譲渡施設を持たず、犬との対面は津市のあすまいるで行われます。しかも市の譲渡対象犬がいない状態が続いており、対象は市内在住の方に限られます。行政から迎えたい場合は、まず津市のあすまいるを確認してください。
この記事は「三重県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。三重県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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