三重県伊勢市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「伊勢市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、伊勢市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
伊勢市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
アニマルシェルター 大世古BASE(伊勢市)
伊勢市を拠点とするアニマルシェルターです。ひとりの保護活動家が30年以上にわたって続けてきた活動の拠点で、活動資金は私費でまかなっていると明記されています。
公式サイトには「行き場のない命、保護された動物の命を繋ぎ、動物が関わる地域の問題や、廃業繁殖場、多頭飼育崩壊現場の沈静化維持や、感染症増悪阻止、予防するなどの活動を続けています」と書かれています。
受け入れている犬の出自は、ゴミ置き場や道端に捨てられた犬、保健所に収容された犬、劣悪な多頭飼育崩壊の現場、廃業した繁殖業のファーム、そして野犬です。繁殖場の崩壊からのレスキューを明示している、三重県内では数少ない団体です。野犬や野良猫の捕獲も自ら行っています。
「汚染、病気、咬む、吠える、などの問題を、治療、訓練などおこない、『飼いたくない命』から『飼いたい命』に変え」て譲渡していると説明されています。課題を抱えた犬を引き受け、ケアしてから里親につないでいるということです。里親に出せないほど重い病気の動物は、自宅で最期まで看取っているとのことです。
一般向けの譲渡会は行っていません。個別の対応のみです。
また、気軽な問い合わせを歓迎する体制ではありません。公式サイトには「保護などご依頼くださる場合はご一読の上、ご理解ご協力いただけます場合にのみご連絡ください」「昼間と夜と、日曜日、祝日も勤務時間帯は電話等含め動物対応できません」と明記されています。里親を希望する場合は、まず公式サイトの案内をよく読んでから連絡してください。
なお公式Instagramは「制限されたプロフィール」の設定になっており、ログインしないと投稿を見ることができません。
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公式サイト
三重県立保健所(県内8か所)
三重県には県立の保健所が8か所あります(桑名・鈴鹿・津・松阪・伊勢・伊賀・尾鷲・熊野)。志摩市には伊勢保健所の志摩衛生指導課が置かれています。四日市市だけは中核市として市の保健所が担当します。
保健所は収容・抑留・返還の窓口であり、譲渡そのものは行っていません。譲渡は津市のあすまいるに一元化されています。ただし譲渡の申込は保健所の窓口でも受け付けています。
また、「保健所にて飼養管理中」の犬が、あすまいるの公式サイトに別枠で掲載されます。つまり保健所は、犬が実際にいる場所でもあります。あすまいるの募集ページと合わせて、こちらの一覧も確認してみてください。
迷子の犬を探している場合や、収容されている犬について確認したい場合も保健所が窓口になります。
伊勢市を担当するのは伊勢保健所(伊勢市勢田町628-2/0596-27-5135)です。鳥羽市・志摩市・玉城町・度会町・大紀町・南伊勢町も同じ保健所の担当です。
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三重県 各保健所問い合わせ先
保健所にいる譲渡対象犬・猫の情報
伊勢市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
隣接する多気町・志摩市・大紀町には、それぞれ性格の異なる施設や団体があります。いずれも伊勢市内での開催ではありませんのでご注意ください。
ani TERRACE(アニテラス)(多気町・VISON内)
多気町の商業リゾート「VISON(ヴィソン)」の中にある施設です。ペット保険大手アニコムグループのアニコム先進医療研究所株式会社が運営しており、2022年4月に開設されました。
三重県内で「予約なしで、営業日ならいつでも保護犬に会いに行ける」場所は、本調査で確認できた範囲ではここだけです。公式に「ワンちゃん・ネコちゃんと新しい家族をつなぐふれあいの場です。どなたでも気軽にお越しいただけます」と明記されています。県のあすまいるは完全予約制、民間団体は譲渡会の日だけなので、思い立ったときに保護犬に会える場所としての価値が非常に高い施設です。
営業時間は10時から17時まで。定休日は毎週火曜日と水曜日です(祝日を除く)。施設前のP6駐車場が利用できます。
譲渡活動をメインに、老犬ホーム、ペットホテル、約1,200㎡の芝生のドッグランを併設しています。
ただし、譲渡を待っている犬の数は多くありません。確認した時点では犬は1頭だけ(ほかに猫が2頭)でした。「行けば必ず犬に会える」とは限りませんので、犬に会うことが目的なら、訪問前に公式サイトで在籍状況を確認してください。なお施設としての飼養可能数は犬34頭と大きいため、時期によって頭数は変わります。
譲渡の流れは、①問い合わせ → ②審査(チェックリストへの回答と身分証の提示)→ ③トライアル(約1週間) → ④正式譲渡 → ⑤飼育状況の確認、という5段階です。譲渡前講習会のような制度はありません。
譲渡の条件は、18歳以上であること、愛情と責任を持って終生飼育すること、同居人全員の同意があること、アレルギーがないこと、飼育許可のある住居であること、適切な健康管理を行うこと、そしてペット保険への加入が必須であることです。
譲渡費用は公式サイトに金額の記載がないため、問い合わせが必要です。受け入れている犬の出自についても公式サイトに記載はありません。
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公式サイト
保護どうぶつの譲渡
お知らせ
公式Instagram
いせしま里親探し隊ラッキーグループ/ワンワンケアホーム たんぽぽ(志摩市)
志摩市磯部町にある任意団体です。三重県の譲渡ボランティア団体として登録されています。「ワンワンケアホーム たんぽぽ」という施設を併設しています。電話は 0599-55-3892 です。
活動の中心は「飼育放棄から、迷子になってしまったワンちゃんの里親探し」です。譲渡した後も定期的に見回り、問題が起きたときには再び保護して生涯にわたって見守るという方針を掲げています。
病気や高齢で里親に出せない犬猫と寄り添って暮らす家をつくるというコンセプトで、2019年にクラウドファンディングを実施しました。
トリミングとペットホテルを併営していますが、生体販売は行っていません(動物取扱業の登録は「保管」のみです)。
個別マッチング型で、譲渡会の開催実績は本調査では確認できませんでした。犬を迎えたいと考えている場合は、公式サイトから問い合わせてください。
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ワンワンケアホーム たんぽぽ 公式サイト
グループ紹介
アニマル・トラストの会(大紀町)
度会郡大紀町を拠点とする任意団体です。2016年から活動しており、三重県の譲渡ボランティア団体として登録されています。
三重県の保護犬・保護猫の情報提供、伊勢保健所でのボランティア活動(収容状況の発信)、そして譲渡会の開催に取り組んできました。
猫については引き取りを停止しています。公式サイトに「現在、猫の引き取りはしていませんので、ご連絡もお控えいただくようお願いします」と明記されています。一方で犬の保護と譲渡は続いており、公式サイトには犬3頭・猫18匹を保護中と記載されています。
ただし、公式サイトとブログの更新頻度は高くありません。「定期的に譲渡会を開催」という記載はあるものの、直近の開催予定を公式チャネル上で確認することはできませんでした。
そのため「譲渡会に行けば犬に会える団体」と考えるより、保健所の収容情報を発信しながら個別に里親を探している団体と理解して、まずメール(anitora2016@gmail.com)で問い合わせるのが確実です。
受け入れている犬は、伊勢保健所に収容された犬が中心とみられます。
三重県動物愛護推進センター「あすまいる」(津市森町)
津市森町にある三重県の施設です。三重県内で収容された犬の譲渡は、四日市市を含めてすべてこのあすまいるに一元化されています。県内で犬を迎えたいと考えたとき、まず中心に据えるべき機関です。
定例の公開譲渡会は行っていません。犬を見に行き、条件が合えば譲渡に進むという個別マッチング型です。
来館には事前の予約が必須です。電話(059-253-1238)か、公式のWeb来館予約システムから申し込みます。犬の見学枠は60分単位です。予約なしで行っても犬を見ることはできません。
開館は9時30分から16時30分まで。休館日は毎週水曜日と土曜日です。土曜が休館という全国的にも珍しい設定なので、「土曜に行けばいい」と考えていると閉まっています。日曜は開館しています。祝日の翌平日と年末年始も休館です。
三重県には「譲渡前講習会」という独立した制度がありません。他県では「まず集合形式の講習会を受け、それから犬を見に行く」という流れが多いのですが、三重県は違います。譲渡が決まる直前に「譲渡前説明」を30分程度、1対1で受ける方式です。つまり予約さえ取れば、講習会を待たずにいきなり犬に会いに行けます。
譲渡の流れは、①申込の受付(あすまいる、または県内各保健所)→ ②適正性のチェック(住居の形態や家族構成など6項目)→ ③譲渡前説明(30分程度。飼い主が守るべきことや、その犬の性格の説明)→ ④誓約書の提出 → ⑤譲渡、という順です。
譲渡条件のうち特に注意したいのが、「原則として、他に犬を飼われている方」は対象外とされている点です。すでに犬と暮らしている方は、応募の前に必ず相談してください。ほかに18歳未満の方、家族の同意を得ていない方も対象外です。
譲渡には手数料がかかります。健康診断、ノミダニの駆除、ワクチンの接種、マイクロチップの挿入などを済ませたうえで譲渡するためです。金額は四日市市の公式ページに3,500円または4,000円と記載されています。
譲渡を受けた方には、狂犬病予防法にもとづく犬の登録と狂犬病予防注射を行うことが誓約事項として課されます。猫にはない、犬固有の義務です。
犬の頭数は比較的そろっています。確認した時点では、募集中の犬が9頭掲載されており、これとは別枠で「保健所にて飼養管理中」の犬が3頭掲載されていました。合わせて10頭以上いる状態で、「行けば犬に会える」と言える水準です。ただし頭数は時期によって変わります。
在籍しているのは体重13〜21kg程度の中型の成犬が中心で、小型犬や子犬はほとんどいません。雑種が大半を占め、純血種はチワワや紀州犬、柴犬が数頭という構成でした。散歩や運動の量を具体的に想像したうえで検討してください。
最新の譲渡会情報はこちら
あすまいる(三重県動物愛護推進センター)
犬の譲渡(募集中の犬一覧)
保健所にいる譲渡対象犬・猫の情報
犬の譲渡事業(譲渡成立までのながれ)
犬の来館予約システム
公式Instagram
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(伊勢市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
伊勢市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
伊勢市には、廃業した繁殖場や多頭飼育崩壊の現場からの保護を明示している数少ないシェルター「大世古BASE」があります。咬む・吠えるといった課題を抱えた犬を引き受け、治療と訓練を行ってから譲渡している点が特徴です。ただし一般向けの譲渡会は行っておらず、問い合わせに対応できる時間帯も限られています。里親を希望する場合は、まず公式サイトの案内をよく読んでから連絡してください。すぐに犬に会いたい場合は、隣接する多気町の常設施設や、津市のあすまいるが選択肢になります。
この記事は「三重県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。三重県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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