新潟県上越市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「上越市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、上越市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
上越市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
はじめに ― 新潟県の犬の譲渡の実情
はじめに、新潟県で犬を迎えたい方に知っておいていただきたいことがあります。新潟県は、全国的に見ても犬の譲渡会がほとんど行われていない県です。
新潟県動物愛護協会が公表している認定登録の愛護団体は県内5団体で、そのうち犬を明確に扱っているのは新潟動物ネットワーク(NDN)の1団体だけです。ほかの団体は猫を中心に活動しています。
頭数も多くありません。新潟県動物愛護センターが1年間に新しい飼い主へ譲渡した犬は13頭でした(同じ期間の猫は125頭です)。新潟市動物愛護センターは公式サイトに「現在、譲渡対象の犬はいません」と明記しています(確認時点)。
県も「動物愛護センター及び動物保護管理センターには、常にたくさんの動物がいるわけではなく、特に子犬の保護収容は極めて少ない」と公表しています。
そのため新潟県では、「譲渡会に行けば犬に会える」という前提が成り立ちません。窓口や団体に問い合わせて個別に相談し、時間をかけて待つところから始めるのが現実的です。
県内で「犬の譲渡会」と呼べる形をとっているのは、上越市板倉区のNPO法人あにまるシェルターひだまりが自分たちの施設で開いているもの(要予約)が実質的に唯一です。
また新潟県では、保健所は譲渡を行っていません。譲渡の窓口は、新潟県動物愛護センター(長岡市)・下越動物保護管理センター(新発田市)・上越動物保護管理センター(上越市)・佐渡地域振興局の4か所と、独自制度の新潟市に集約されています。「最寄りの保健所で譲渡会がある」ということはありません。
NPO法人 あにまるシェルターひだまり(上越市板倉区)
上越市板倉区中之宮にあるNPO法人です。2021年に動物保護団体として発足し、2023年にクラウドファンディングで板倉区内の一軒家へ拠点を移し、2025年にNPO法人として再始動しました。第二種動物取扱業の届出で運営されており、生体の販売は行えません。
新潟県内で「犬の譲渡会」と呼べる形をとっている、実質的に唯一の団体です。会場は団体のシェルターそのもので、毎月、定期的に開かれています。
ただし予約が必要です。ふらっと立ち寄れるイベントではありません。予約と問い合わせは公式サイトのフォームから受け付けています。公式サイトには「電話での問い合わせは受け付けていない」と明記されていますので、フォームから連絡してください。
譲渡会の日以外でも、予約をすれば面会ができます。
猫のほうが大幅に多い団体です。取材記事によると、保護頭数は猫70匹に対して犬6頭でした。犬に会いたい場合は、事前に問い合わせて在籍の状況を確認してから訪問してください。
在籍している犬に柴犬が含まれることは公式ブログに明記されています。出自は飼い主のいない犬や捨てられた犬で、繁殖引退犬やブリーダー由来という記載はありません。
2026年に「里親募集に力を入れます」と方針を公表しています。預かりボランティアや、柴犬の散歩スタッフの募集も行っています。
譲渡費用は公式サイトに記載がないため、問い合わせが必要です。
上越市・妙高市・糸魚川市のエリアで、犬を扱う民間団体はここだけです。
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上越動物保護管理センター(上越市中正善寺)
上越市大字中正善寺にある新潟県の施設です。上越市・妙高市・糸魚川市を担当しています。電話は 025-525-9263、受付は平日8時30分から17時15分です。
譲渡会は行っていません。新潟県の譲渡実施要領にもとづく個別の手続きで、独立した譲渡前講習の制度もありません。
「新しい飼い主募集」のページで、収容されている動物が公開されています。犬がいない時期もありますので、公式サイトで確認してから問い合わせてください。
狂犬病予防注射を毎週木曜日にセンターで実施しています(午前9時から12時、午後1時から4時)。犬を迎えたあとにも使える窓口として、覚えておくと便利です。
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上越動物保護管理センター
【上越】新しい飼い主募集
【上越】保護されている動物
上越市から問い合わせられる近隣地域の犬の譲渡・里親募集の窓口
上越市外の窓口も紹介します。いずれも所在地は上越市外で、上越市内での開催ではありません。
新潟動物ネットワーク(NDN)(新潟市東区)
新潟市東区に事務局を置く、法人格を持たないボランティア団体です。長年活動を続けており、新潟県動物愛護協会の認定登録愛護団体です。活動の対象は新潟県内全域です。
シェルターは持たず、預かりボランティアの家庭で犬猫を保護しています。県内の保健所・動物保護管理センターに収容された犬猫の新しい飼い主を探すのが活動の中心です。
公式サイトに犬専用のページが常設されている、新潟県内では数少ない団体です。ただし犬の掲載は常に1〜数頭で、猫が圧倒的に多い団体です。
犬は譲渡会ではなく、犬のページから個別に問い合わせる形になります。定期的に開かれている譲渡会は猫が中心で、犬も参加する「犬猫譲渡会」の開催は年に数回にとどまります。
公式サイトに「里親希望のメールをいただいた時点で、すでに交渉中となっていることがあります」という注記があります。気になる犬がいたら早めに連絡してください。
在籍している犬は、行政に収容された犬と、個人から里親探しを依頼された犬です。純血種はほとんどおらず、雑種が中心です。繁殖引退犬やブリーダー由来の犬を扱っているという記載はありません。
譲渡費用が公開されています。健康診断と不妊去勢手術を済ませた犬はオス15,000円・メス20,000円、手術をしていない場合はオス・メスとも5,000円です。遠方へ届けてもらう場合は、特定の地域で3,000円、佐渡はフェリー代などの実費が別途かかります。
新潟県動物愛護協会の公式一覧には、この団体の担当エリアとして、新潟市・村上市・関川村・胎内市・聖籠町・新発田市・阿賀野市・阿賀町・五泉市・加茂市・田上町・三条市・燕市・弥彦村・出雲崎町・長岡市の16市町村が明記されています。さらに犬の配送譲渡は、胎内市・関川村・村上市・小千谷市・長岡市・魚沼市・南魚沼市・津南町・湯沢町・柏崎市・刈羽村・上越市・妙高市・糸魚川市にも対応しています。
近くに団体がない地域にお住まいの方でも相談できるのが、この団体の大きな特徴です。新潟県は団体の担当エリアが県公認で分担されている県ですので、「自分の市町村に団体があるか」ではなく「自分の地域を誰が担当しているか」で探すのが近道になります。
上越市は、この団体の犬の配送譲渡の対象地域に含まれています。拠点は新潟市ですので、上越市内での開催ではありません。
新潟県動物愛護センター(長岡市関原町)
長岡市関原町にある新潟県の施設です。新潟市を除く県内29市町村の犬の譲渡の中心となる施設で、県全体の譲渡事業を担っています。電話は 0258-21-5501 です。
開館は9時から17時(入館は16時30分まで)で、毎週月曜日が休館です(祝日の場合は翌日)。土日祝は開いています。犬猫の見学は10時ごろからできます。
定例の譲渡会は行っていません。来館して動物と面会し、予約をして、原則1週間以内に引き取りの日を決める、という個別の手続きです。予約は電話ではできず、来館が必要です。
犬を希望する場合は、動物と面会する前に「環境調査票」を提出する必要があります。これは猫にはない、犬だけの追加手続きです。
公式に「複数回通っていただいてからのお引き渡し」と案内されており、1回の来館で完結する仕組みではありません。
新潟県のセンターには、譲渡前講習会という独立した制度はありません。手続きの過程で飼育方法や注意事項の説明を受ける運用です。新潟市は逆に譲渡前講習が必須ですので、県と市を混同しないでください。
譲渡の条件は、成人で適正に飼えること、費用を負担できること、家族全員の同意、飼育できる住宅に住んでいること、不妊去勢手術の実施、飼育頭数は3頭以下、マイクロチップ登録に対応できることなどです。
費用については、2026年4月1日からマイクロチップの登録手数料(オンライン400円)が必要になっています。
掲載されている犬は多くありません。確認時点では1頭でした。必ず公式サイトで現在の掲載を確認してから出かけてください。
なお新潟県では、抑留された飼い犬を返してもらう際の手数料が1頭あたり5,270円と県の条例で定められています。猫にはない、犬だけの負担です。迷子の犬を探している場合は覚えておいてください。
犬を迎えたあとに使える「飼い方セミナー」や「家庭犬しつけ方教室」も開かれていますが、これらは啓発の事業で、譲渡の必須要件ではありません。
所在地は長岡市です。上越市からは距離がありますので、事前に掲載を確認してから出向いてください。
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犬の新しい飼い主を募集しています
猫・犬の譲渡【新潟県動物愛護センター】
犬、猫の譲渡をご希望の方へ(譲渡実施要領)
新潟県動物愛護センター
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(上越市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
上越市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
上越市には、新潟県内で「犬の譲渡会」と呼べる形をとっている実質的に唯一の団体である、あにまるシェルターひだまりがあります。板倉区の自分たちの施設で毎月開かれていますが、予約が必要で、飛び込みで参加できるイベントではありません。猫のほうが大幅に多い団体ですので、犬に会いたい場合は事前の問い合わせが必須です。行政のルートは上越動物保護管理センターですが、こちらは譲渡会ではなく個別の手続きで、犬がいない時期もあります。
この記事は「新潟県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。新潟県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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