猫スペースきぶん屋 猫スペースきぶん屋

東京都杉並区で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】

「杉並区で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、杉並区やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。

ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。

開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。

杉並区で活動する団体・開催されている犬の譲渡会

公益財団法人 ヒューマニン財団(杉並区上高井戸)

杉並区上高井戸1-22-12にある公益財団法人です。電話は 03-3329-2900(日祝を除く10:00〜17:00)。東京都の譲渡対象団体に登録されています。

定期的な譲渡会は行っていません。個別マッチング型です。公式サイトで個体ごとに募集が出され、応募して進める形になります。

この財団の最大の特徴は、千葉県の八街少年院で行われている動物介在矯正教育プログラム「GMaC(Give Me a Chance)」で、少年が訓練した卒業犬を譲渡していることです。全国的にも珍しい仕組みです。

そのため「性格判断と基本的なしつけを行った後での引渡し」と明記されています。訓練を受けた犬を迎えられるのは、保護犬を初めて迎える方にとって心強い点です。

募集は2つの枠があります。ひとつは一般の里親にあたる「セカンドオーナー」、もうひとつは高齢の方や障がいのある方のパートナー犬としての「ヒューマニンペッツオーナー」で、こちらは譲渡だけでなく貸与の形もあります。

募集の条件は、最後まで責任を持って飼うこと、譲渡後も定期的に財団へ連絡すること、室内で飼育できる住居であることの3点です。譲渡後も財団との関係が続く前提である点が、一般的な里親募集とは異なります。

犬種の一覧は公表されておらず、純血種の割合は分かりません。外部の里親サイトでは雑種の個体も確認されています。譲渡費用も公表されていません。

なお公式サイトはセキュリティ証明書の設定の都合で、ブラウザに警告が表示されることがあります。まずは電話(03-3329-2900)で問い合わせるのが確実です。

杉並区から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会

次に紹介する3つは、いずれも所在地・会場が杉並区外です。杉並区内での開催ではありませんのでご注意ください。

公益財団法人 日本動物愛護協会(JSPCA)恵比寿 保護いぬ譲渡会(会場:渋谷区恵比寿南)

公益財団法人 日本動物愛護協会が主催する譲渡会です。法人の本部は港区ですが、譲渡会の会場は渋谷区恵比寿南1-26-1の「evergreen pet & cafe restaurant EBISU」(恵比寿南一公園内)です。JR恵比寿駅東口から徒歩5分。

譲渡会型で、予約は不要です。その日に犬を連れて帰ることはできず、後日の引き渡しになります。

恵比寿の会場では月に2回の譲渡会が開かれていますが、犬が参加するのはそのうちの1回です。もう1回は猫の回になります。「毎月2回、犬の譲渡会がある」わけではありませんので、犬の回がいつかを必ず公式サイトで確認してから出かけてください。

公式の案内には「Mix犬の仔犬から成犬、小型犬の成犬、仔猫から成猫まで、多くの犬猫が新しい家族を求めて参加します」とあります。雑種の犬が中心ですが、回によって参加する保護団体が変わります。シーズー専門の団体や小型の成犬を扱う団体が入る回もあり、その回は純血種が中心になります。どんな犬が来るかは回ごとに変わると考えてください。

会場は動物病院・ペットサロン・ドッグトレーニング・ペットホテル・カフェレストランの複合施設で、犬猫の販売は行っていません。

東京23区で「毎月決まったペースで犬の譲渡会が開かれている」と言える、数少ない事例です。

会場は渋谷区恵比寿です。杉並区内での開催ではありません。

最新の譲渡会情報はこちら
日本動物愛護協会 譲渡活動
イベント情報
会場(evergreen)の譲渡会ページ

ピースワンコ・ジャパン 世田谷譲渡センター(世田谷区桜丘)

〒156-0054 世田谷区桜丘3-23-2 馬事公苑アーバンフラット1-A号室にある常設の譲渡センターです。電話は 03-6413-7095、小田急線千歳船橋駅から徒歩約15分です。

営業は11:00〜17:00で、週に1日の定休日があります。曜日は公式サイトで確認してから訪ねてください。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する犬の譲渡センターです。広島県の動物愛護センターで殺処分の対象となっていた犬を引き取り、健康管理と人馴れの訓練を経て、全国の譲渡センターへ移して里親を探しています。累計の保護数は8,600頭を超えると公式に発表されています。

在籍している犬は、広島で保護された元野犬が中心です。中型の雑種が主体で、純血種は多くありません。怖がりな犬や、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる犬もいます。迎える側の心構えが必要になる点は、あらかじめ知っておいてください。

予約なしでも来場できると公式に明記されています。事前に「里親希望者事前アンケート」に答えておくと、当日の相談がスムーズです。

譲渡費用は、施設で去勢・避妊手術を受けた犬が50,000円、受けていない犬が30,000円と案内されています。ただし公式の別の記事では一律3万円という記載もあり、表記に揺れがあります。実際の金額は問い合わせて確認してください。

東京都のセンターに譲渡できる犬がいない時期でも、ここでは保護犬に会えます。予約なしで保護犬に会える場所は都内でも限られており、世田谷区で犬を迎えたい方にとって現実的なルートのひとつです。

所在地は世田谷区桜丘です。杉並区内での開催ではありません。

最新の譲渡会情報はこちら
世田谷譲渡センター
ピースワンコ・ジャパン 公式
保護犬たちの里親募集サイト

東京都動物愛護相談センター(本所=世田谷区/多摩支所=日野市)

東京都の犬の譲渡を担当する行政機関です。本所は世田谷区八幡山(03-3302-3507)、多摩支所は日野市石田(042-581-7435)にあります。受付は平日9:00〜17:00です。

東京都では、区市町村ではなく東京都動物愛護相談センターが犬猫の収容と譲渡を担当しています。23区の区役所・区保健所は犬の収容も譲渡も行っていません(八王子市・町田市だけは収容を各市の保健所が担当しますが、収容された犬は都のセンターへ移送されます)。

ただし、東京都のセンターに保護犬が常時いるわけではありません。令和6年度に都のセンターが扱った犬は87頭で、うち子犬は0頭でした(猫は330頭)。調査時点では、都の譲渡動物情報に掲載されている犬も0頭でした。

「行けば保護犬に会える」場所ではないという点を、まず知っておいてください。都内で犬を迎えるルートの中心は、行政ではなく民間の保護団体です。

譲渡の形式は「譲渡事前講習会(必須)+個別マッチング型」です。誰でも参加できる公開の定例譲渡会は行っていません。講習会を受けた方が、譲渡動物情報を見てセンターに個別に相談する流れになります。

犬の譲渡事前講習会は日程が公開されていません。「申込状況等に応じて開催日時を決定する」とされていて、電話で申し込む運用です。猫の講習会が固定の日程で案内されているのとは対照的で、これは犬の収容がごく少ないことと表裏一体です。受講の有効期間は犬猫とも受講後1年間です。

譲渡の条件は全国的に見ても厳しめです。都内にお住まいであること、20歳以上60歳以下であること、現在ペットを飼育していないことが条件として明記されています。年齢の上限があることと、現在ペットを飼っている方は対象外になることは、他の道府県ではあまり見られません。ほかに家族全員の同意、家族にアレルギーの方がいないこと、不妊去勢手術の確実な実施、集合住宅なら飼育許可が必要です。

なお、東京都の収容動物情報のサイトは「迷子の犬猫を探している飼い主のための情報提供」であり、譲渡の希望は受け付けていないと明記されています。譲渡を希望する場合は、上の譲渡の窓口から進んでください。

都は「譲渡対象団体」の名簿も公開しています。ただし名簿に載っていることは、その団体が今も譲渡を受け付けている証明にはなりません。実際に、譲渡の受付を停止している団体や、公式サイトの更新が数年前で止まっている団体、拠点が東京都外の団体も含まれています。名簿は団体を探す出発点として使い、最新の状況は必ず各団体の公式サイトで確認してください

本所は世田谷区、多摩支所は日野市にあります。杉並区内に窓口はありません。

最新の譲渡会情報はこちら
ワンニャンとうきょう(東京都動物愛護相談センター)
センターから譲渡を受けるには
ボランティア団体から譲渡を受けるには
東京都に登録された譲渡対象団体一覧
動物取扱数の推移(統計)
動物愛護相談センター 施設案内

犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと

犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。

  • 事前予約が必要かどうか
  • 開催時間と開催場所
  • 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
  • 身分証明書など当日必要なもの
  • 同居する家族全員の同意が必要かどうか
  • ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
  • 毎日の散歩の時間を確保できるか
  • トライアル(お試し飼育)期間の有無
  • 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)

これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。

犬を迎えたあとに必要な手続き

犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。

  • 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(杉並区)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
  • 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
  • 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。

なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。

手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。

杉並区で保護犬を迎えたい方へ

譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。

多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。

保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。

譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。

まとめ

杉並区の上高井戸には、少年院の矯正教育プログラムで少年が訓練した卒業犬を譲渡している財団があります。全国的にも珍しい仕組みで、性格判断と基本的なしつけを済ませたうえで引き渡されるのが特徴です。ただし譲渡会は行っておらず、個別に応募する形になります。譲渡後も定期的に連絡を続けることが条件になっている点も、一般的な里親募集とは異なります。区内で定期的に開かれている犬の譲渡会は確認できませんでした。

この記事は「東京都で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。東京都内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。

東京都で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【地域別】

最後に

古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など、猫スペースきぶん屋が皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

https://nekocafekibunya.com/blog/3170/

コメントは受け付けていません。

特集

Instagram でフォロー