栃木県那須町で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「那須町で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、那須町やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
那須町で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
藤和那須リゾート株式会社「SOS活動」(那須町)
レジャー施設を運営する会社が行っている保護犬事業です。那須ハイランドパーク内の「SOS広場」と、那須高原りんどう湖ファミリー牧場内のシェルターの2か所で里親探しをしています。どちらも那須町にあります。栃木県動物愛護指導センターの譲渡登録団体でもあります。
本調査で確認できた栃木県内の民間の受け皿としては最大規模で、里親を募集している犬が50頭を超えていた時期もあります。犬のみを扱っています。
譲渡会型ではありません。常設のシェルターで「お見合い」をする形で、事前の予約が必須です。予約をすればスタッフ立ち会いのもとで無料で入園できます(お見合いのあとにパークで遊ぶ場合は別途チケットが必要です)。
流れは、気になる犬にお見合いを申し込む → 犬舎でお見合い → 自宅の飼育場所を写真または訪問で確認 → 誓約書を書いて2週間のトライアル → トライアル中は電話やメールで近況を報告 → 正式譲渡、という6段階です。
予約をしても、その犬に必ず会えるとは限りません。公式に「わんちゃんは病院での受診、お見合いやトライアル等で不在にしている可能性がございます」と明記されています。
在籍している犬はほぼ全頭が雑種です。個体の紹介も「日本犬MIX」「テリア系」といった表記で、純血種の犬種名で登録されている個体は確認できませんでした。人に慣れていない犬や怖がりの犬が多くいます。ただし公式には「指定の動物愛護団体に保護された犬」と書かれているだけで、具体的な出自は公表されていません。
費用について注意が必要です。公式サイトに表示されているのは「年間のご支援金額」と「年間飼育費」という2つの数字で、譲渡時に支払う金額としての説明はありません。金額の意味は必ず直接確認してください。
譲渡の条件は「室内飼育できる方」「家族の一員として最後まで面倒を見られる方」の2点とシンプルです。
SOS広場にはライブカメラがあり、犬たちの様子をオンラインで見ることもできます。
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藤和那須リゾート 保護犬譲渡活動(SOS活動)
ご支援方法
栃木県動物愛護指導センター 登録団体等一覧
DCレスキューアンジー(那須町)
那須町に本部を置く任意団体です。代表は栃木県動物愛護推進員を委嘱されていると公式に記載しています。長野県にも支部があります。本部の詳しい住所は公開されていません。
譲渡会は開いていません。個別マッチング型で、公式サイトとSNSで随時募集しています。他団体のイベントにスポットで参加することはありますが、「那須町で譲渡会をやっている団体」ではありません。
この団体の特徴は、純血種の保護犬が比較的多いことです。公式サイトではジャーマンシェパード、秋田犬、ラブラドールレトリバー、フラットコーテッドレトリバー、柴犬、マルチーズ、ミニチュアダックス、チワワなどが確認できます。那須町のもう一方の団体(ほぼ全頭が雑種)や県のセンター(ほとんどが野犬)とは正反対の構成です。ただし繁殖引退犬やブリーダー由来であるという記載は公式サイトにはありませんので、そう決めつけないでください。
出自は、栃木県動物愛護指導センターからの引き出し(過去)、飼い主による放棄、野犬、交通事故などによる負傷犬です。ただし公式サイトに「栃木県動物愛護指導センターからの引き出しは現在行っていない」と明記されています。
病気や障害を持つ犬の高額な医療を支援することが活動の大きな柱で、心臓の手術や断脚手術などの支援実績が公開されています。医療的なケアが必要な犬を積極的に受け入れています。
トライアルがあります。譲渡費用は公式サイトに記載がありません。直接確認してください。
譲渡後に飼えなくなった場合は、里親から次の方へ直接渡すのではなく、いったん団体へ返還したうえで改めて検討する体制に変更したと公式に告知されています。
公式サイトの更新はやや間隔が空いています。問い合わせる前に、現在の募集状況を確認しておくと安心です。
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DCレスキューアンジー 公式サイト
那須町から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
隣接する那須塩原市には、定期的に開かれている犬猫の譲渡会があります。所在地は那須町外で、那須町内での開催ではありません。
西那須野いぬねこ里親会(那須塩原市)
那須塩原市にシェルターを持つ任意団体です。代表が獣医師で、シェルターに手術室を併設しているのが特徴です。
東日本大震災による被災犬猫の保護活動から始まり、現在はブリーダーに遺棄された犬などの里親と預かりを探すために譲渡会を開いていると公式に記載しています。
那須塩原市内の飲食店の駐車場にある広場を会場に、譲渡会を定期的に開いています。あわせてシェルターの見学もでき、シェルターから直接募集している犬もいます。
会場として確認できるのは那須塩原市内のこの1か所だけです。近隣の市町での開催実績は確認できませんでしたので、「県北一帯で譲渡会をやっている」とは考えないでください。
シェルターで保護している犬は10頭前後、里親を募集している犬は8頭前後という規模です。猫はこれよりずっと多く保護しています。
犬の出自は「ブリーダー遺棄犬」と公式に明記されています。ただし個体ごとの犬種は個別の記事を開かないと分からず、純血種の比率は公表されていません。
譲渡の条件はかなり細かく、犬については11項目が公開されています。家族全員の同意、終生飼養、月平均1万円の飼育費用に加えて医療費まで考慮した経済的余裕、市町村への畜犬登録と毎年の狂犬病予防接種、毎年のフィラリア検査と春から秋の毎月の予防、ノミ・ダニ予防、定期的な混合ワクチンと健康診断、完全室内飼い、年1回の写真付きの近況報告などです。
さらに厳しい共通の条件があります。「男性の単身者、男性のみのご家庭への譲渡は基本的にお断り」と公式に明記されており、同居者が高齢の場合は迎えられる犬猫の年齢に制限があります。また片道50km以上の場合は譲渡費用のほかに交通費がかかります。
脱走防止策を設置していることがトライアル開始の前提になっています。応募の前に条件のページを必ず読んでおいてください。
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西那須野いぬねこ里親会 公式サイト
譲渡会(会場・日時)
里親募集中いぬ・ねこ一覧
譲渡条件
栃木県動物愛護指導センター(宇都宮市)
宇都宮市今宮にある栃木県の施設です。1994年に設置されました。宇都宮市を除く栃木県内24市町の犬の収容と譲渡を、一元的に担当しています。24の市町に個別の犬の譲渡制度はなく、すべてここに集約されます。
栃木県の犬の譲渡は「子犬」と「成犬」で制度がはっきり分かれています。
子犬は譲渡会型です。年間のスケジュールが事前に公開されており、栃木県で唯一の行政主催の定例の犬の譲渡会です。流れは、事前講習会を受講する → 受講認定証を持ってセンターに来所する → 希望表を受け取る → 子犬を見て選ぶ → 希望表を提出する(持参またはFAX。郵送はできません)→ 希望が重なった場合は抽選 → 譲渡会に参加する、という7段階です。指定された日時に参加できない場合は譲渡を断られます。
成犬と、譲渡会に参加しない子犬は個別マッチング型です。公式サイトの収容情報から希望する犬を見つけ、掲載期間中に管理番号を伝えて問い合わせる形になります。収容情報の掲載期間は14日間で、それを過ぎると個体の情報は消えます。
ただし、成犬は0頭という状態が続いていることが多い施設です。「愛護館に行けば保護犬に会える」とは言えません。子犬は常時ある程度の頭数がいますので、「子犬中心の譲渡制度」と考えるのが正確です。
収容されている犬のほとんどは野犬です。県の公式サイトにも「当センターに収容される犬は、法律に基づき捕獲した、飼い主が分からない成犬、子犬が大半を占めます。そのほとんどは野犬」と明記されています。純血種はほぼ想定されていません。人への攻撃性の有無など、譲渡の適性を判定したうえで譲渡の対象にしています。
譲渡前の事前講習会(犬譲渡事前講習会)は必須です。有効期間は3年で、3年を過ぎた方は改めて受講する必要があります。申込制で、各回に定員があり、定員に達すると締切前でも受付が終了します。受講認定証は紛失しても再発行されず、再受講になります。
この「有効期間3年」は栃木県の制度です。ほかの自治体はまったく違いますので、そのまま当てはめないでください。すぐ隣の宇都宮市には、そもそも事前講習会の必須要件がありません。
参加の条件は、20歳以上であること、栃木県内に在住していること、自分の住んでいる場所で飼えること、事前講習会を3年以内に受講済みであることなどです。誓約事項は書面で交わします。
年齢に関する条件は必ず確認してください。63歳以上の方は、62歳以下の家族による「飼養継続同意書」が必須で、同意書がなければ譲渡を受けられません。センターから飼養継続者に連絡・確認が入ります。
県外にお住まいの方は、センターから直接譲渡を受けることができません。センターに登録している「譲渡登録団体等」を経由するルートのみになります。
譲渡される犬にはマイクロチップが装着済みです。子犬を迎えた方はパピー・トレーニングの受講が必須で、その後もしつけ方教室が段階的に用意されています。
犬には猫にはない制度があります。狂犬病予防法にもとづく抑留で、飼い主に返す際の手数料は3,580円に1泊あたり610円の飼養管理手数料が加算されます。迷子の犬を探している場合、土日祝は電話がつながりませんのでご注意ください。
県は「当センターのホームページ以外のホームページ・各種SNSは当センターとは一切の関係はありません」と公式に注意を呼びかけています。収容されている犬の情報は、必ず公式サイトで直接確認してください。
電話は 028-684-5458 です。管理棟は平日、愛護館は火曜から日曜の開館です。
なお、この地域は県北健康福祉センター(大田原市)の所管区域ですが、栃木県の健康福祉センター(保健所)は犬猫の収容・譲渡・引取りを扱っていません。動物については動物愛護指導センターへの案内が置かれているだけですので、譲渡の窓口として訪ねないでください。
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栃木県動物愛護指導センター
動物の譲渡
譲渡事業への参加条件
子犬の譲渡
犬の個人譲渡
譲渡事業スケジュール
飼い主募集中の犬たち
登録団体等一覧
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(那須町)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
那須町で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
那須町には、性格のまったく違う2つの受け皿があります。ひとつはレジャー施設内のシェルターで50頭を超える犬の里親を探している事業で、在籍する犬はほぼ全頭が雑種です。もうひとつは純血種が比較的多く、医療的なケアが必要な犬を積極的に受け入れている団体です。どちらも譲渡会型ではなく、予約制のお見合いか個別マッチングです。求めるものが正反対ですので、目的に合わせて選んでください。
この記事は「栃木県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。栃木県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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