大分県中津市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「中津市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、中津市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
中津市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
大分県 北部保健所(中津市)
所在地は中津市中央町1-10-42、電話は 0979-22-2210 です(平日8時30分〜17時15分)。管轄は中津市・宇佐市です。
北部保健所も、おおいた動物愛護センターとは別に、独自に譲渡と事前講習会を実施しています。
譲渡の形式は常設予約型(個別譲渡)です。譲渡会は行っていません。
事前講習会は必須です。犬と猫で開催日が分かれており、犬の講習会は月1回、決まった曜日の午後に開かれています。申込は電子申請(オンライン届出)で、事前のアカウント登録が必要です。持ち物は筆記用具と本人確認書類です。
この電子申請という方式は、大分県内でも北部保健所固有のものです。おおいた動物愛護センターや西部保健所は電話予約なので、同じ県内でもやり方がまったく違います。他の窓口の案内をそのまま当てはめないでください。
主な譲渡条件は、大分県内に在住していること、一家族に一匹までです。申請時に審査があり、「審査の結果によっては、譲渡をお断りさせていただく場合があります」と明記されています。
飼い主が迷い犬を取り戻す場合の費用は、このページに金額が明記されています。返還に要する費用 5,000円、飼養管理費 1日あたり450円です。身分証明書が必要で、市町村での犬の登録が済んでいることが条件とされています。ただしこの金額が大分県内で共通かどうかは確認できていませんので、他の地域の方はそれぞれの窓口に確認してください。
譲渡対象の犬が何頭いるかはページに記載がありません。まず電話で確認してください。
なお、豊後高田市を管轄する北部保健所 豊後高田保健部(電話 0978-22-3165)もあり、収容と返還を扱っています。返還費用は同じく5,000円と1日450円ですが、収容期限の運用日が本所とは異なります。ただし譲渡の窓口は北部保健所で、宇佐市・豊後高田市にお住まいの方の事前審査・講習会も北部保健所で行われます。
中津市・宇佐市にお住まいの方にとって、最も近い犬の譲渡窓口です。
最新の譲渡会情報はこちら
犬・猫をお譲りできます(北部保健所)
犬・猫の保護情報(北部保健所)
犬・猫の保護情報(豊後高田保健部)
任意団体 保護っ子ハウス(中津市に事務所/シェルターは福岡県行橋市)
2021年10月に設立された任意団体です。代表は中野里咲さん(愛玩動物看護師)で、獣医師と連携して活動しています。
ここは必ず知っておいてください。大分県が運営するNPO情報バンクには「主たる事務所=大分県中津市」として登録されていますが、シェルターの実体は隣接する福岡県行橋市にあります。団体は「行橋シェルター」「勝山シェルター」を掲げており、中津市内の施設は確認できませんでした。中津市に行けば犬に会える、というわけではありません。
医療ケア専門の動物保護団体という点が最大の特徴です。心臓・動物循環器を専門とし、鎖肛や断脚などの手術が必要な個体を優先的にレスキューしています。保健所や愛護センターの保護犬・保護猫を里親につなぐ仲介、負傷動物のレスキュー、野良猫のTNRにも取り組んでいます。
譲渡の形式は個別マッチング型です。譲渡会は行っていません。Instagramで個体ごとに里親を募集し、個別に対応する形です。
譲渡条件は、終生飼育、必要な医療を受けさせること、完全室内飼い、トライアル期間を設けること、避妊去勢手術の実施です。
受け入れている犬の出自は、行政(保健所・愛護センター)に収容された犬、負傷した動物、疾患や障がいのある個体です。犬種の傾向は公表されていません。
譲渡費用についても公表されている情報がありません。問い合わせの際にあわせて確認してください。
最新の譲渡会情報はこちら
公式Instagram
おおいたNPO情報バンク「おんぽ」団体詳細
中津市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
大分県内で犬の譲渡会が開かれているのは大分市のおおいた動物愛護センターだけです。所在地は大分市で、中津市内での開催ではありません。また、中津市に事務所を置く保護っ子ハウスのシェルターは、県境を越えた福岡県行橋市にあります。
おおいた動物愛護センター(大分市/大分県と大分市の共同設置)
所在地は大分市大字廻栖野3231番地47です。2019年2月17日に開所しました。開館は8時30分から17時15分までで、日曜・月曜・祝日・年末年始は休業です。
この施設は、大分県と大分市(中核市)が共同で設置し、共同で運営しています。大分市の公式ページに「おおいた動物愛護センターは大分市と大分県で共同設置、共同運営する施設です」と明記されています。全国的にも珍しい形態で、他県の「県立の動物愛護センター」とは成り立ちが違います。
建物の中には、大分県動物愛護センター(電話 097-588-1122)と大分市動物愛護センター(電話 097-588-2200)という2つの行政組織が同居しています。「おおいた動物愛護センター」はその建物の総称です。3つの名称が出てきますが、指しているものが違うと理解してください。
実務上は、大分市内のことは市の窓口(097-588-2200)、それ以外の県内の地域は県の窓口(097-588-1122)に連絡するのが基本です。ただし所管区域の切り分けは市のページにも県のページにも明記されていません。迷ったらどちらかに電話して確認してください。なお、大分市のページには県側の電話番号が、県のページには市側の電話番号が載っていないため、片方だけを見ると窓口を見落とします。
譲渡の形式は「譲渡会型」と「随時譲渡(常設予約型)」の併用です。犬の譲渡会は日曜に月1〜2回程度開かれており、参加には事前予約が必要です。譲渡会で決まらなかった犬猫は随時譲渡の対象になります。随時譲渡でも事前審査と事前講習会は必要です。
譲渡前の事前講習会は必須です。公式サイトに「動物愛護センターから犬・猫の譲渡を受けるには、『事前審査』と『事前講習会』の受講が必要です」と明記されています。
流れは、事前審査の申込み → 事前審査(面談)→ 事前講習会の受講 → 譲渡 → 飼育状況調査の5段階です。講習会は犬・猫それぞれ月1回程度で、事前の電話予約が必要です。受講後に「事前講習会受講済証」が発行され、譲渡資格の有効期間は発行後1年間です。
主な譲渡条件は、大分県内在住であること、18歳以上であること、同居人全員の同意、賃貸住宅の場合は飼養承諾(許可)があること、61歳以上の場合は継続飼養者が必要であることです。
譲渡のときの実費負担は、不妊または去勢手術に要した費用が1頭につき 5,550円、マイクロチップ装着に要した費用が1頭につき 2,000円です。これは譲渡の費用であって、迷い犬を飼い主が取り戻すときの返還費用とは別物なので混同しないでください。
迷い犬の抑留について、公式ページに「収容日を除く3日間の抑留期間中に飼い主から申し出のない場合、『狂犬病予防法』第6条の規定に基づく処分、もしくは新たな飼い主への譲渡の対象となります」と記載されています。これは「3日で殺処分」という意味ではありません。3日を過ぎると飼い主に返す手続きができなくなり、処分または譲渡の対象になるという意味で、実際に収容から長い期間を経て譲渡対象になっている犬もいます。
返還手数料の金額は、センターの公式ページには記載がありませんでした。窓口によって案内が異なるため、金額は必ず直接確認してください。
ここは正直に書いておきます。譲渡対象の犬は、ほぼ全頭が雑種です。しかも中型から大型で、成犬から高齢犬が中心です。大分市の公式ページにも「子犬はほとんど中型以上の雑種」「成犬は中型から大型の雑種がほとんど」と明記されています。出自は行政に収容された犬(迷い犬・所有者不明犬・飼育放棄)です。
小型の純血種を期待して行くと、実際の顔ぶれとは違います。逆に言えば、雑種の中大型犬や、落ち着いた成犬・シニア犬を迎えたい方には合う地域です。散歩の時間と体力を確保できるかが大きな判断材料になります。
なお、公益社団法人 大分県獣医師会が「譲渡犬・譲渡猫支援事業」として、おおいた動物愛護センターまたは大分県の保健所で譲渡された犬・猫の不妊(避妊・去勢)手術費用を助成しています。譲渡を受けた際は、こうした助成が使えるかもあわせて確認してみてください。
最新の譲渡会情報はこちら
おおいた動物愛護センター 公式サイト
譲渡までの流れ
施設紹介
譲渡対象の犬一覧(随時譲渡犬)
迷子情報
大分市/おおいた動物愛護センターについて
大分県/犬・猫の譲渡会の開催について
大分県/犬・猫の随時譲渡について
大分県/犬・猫の保護情報(各保健所へのリンク)
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(中津市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
中津市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
中津市には大分県北部保健所があり、中津市・宇佐市の犬の譲渡窓口になっています。譲渡会ではなく個別譲渡で、事前講習会の申込は電子申請という大分県内でも独特の方式です。民間では医療ケア専門の保護っ子ハウスが中津市に事務所を置いていますが、シェルターの実体は福岡県行橋市なので、中津市内で犬に会えるとは限りません。譲渡会に参加したい場合は大分市のセンターが選択肢になります。
この記事は「大分県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。大分県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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