福島県三春町で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「三春町で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、三春町やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
三春町で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
福島県動物愛護センター「ハピまるふくしま」本所(三春町)
田村郡三春町にある福島県の施設で、愛称は「ハピまるふくしま」です。県北・県中・県南地域のうち、福島市と郡山市を除く27市町村を担当しています(会津地域は会津支所、相双地域は相双支所が担当します)。
月曜から土曜まで開いている(祝祭日を除く)のが福島県の大きな特徴です。会津支所・相双支所は平日のみです。
定例の「譲渡会」というイベント形式ではありません。流れは、電話で事前予約 → 譲渡前講習の受講とアンケートの提出 → マッチング → 譲渡申込書の提出 → 後日、動物の引渡し、という順です。
譲渡前の講習は必須です。ただし受け方が2通りあります。センターに来所して受ける方法と、自宅などでYouTubeの動画を見て、オンラインでアンケートを提出する方法です。犬の講習動画はおよそ26分で、猫とは別の動画です。オンラインで済ませておくと、来所した日のマッチングの時間を長く取れると公式に案内されています。福島市・いわき市・郡山市は制度がまったく違いますので、混同しないでください。
譲渡手数料は1頭につき4,000円で、福島県収入証紙で納めます。2021年6月から有料になりました。
個体ごとに「集中受付期間」を設ける運用があります。応募が集中しそうな犬について期間を区切って受け付ける方式で、実質的には1頭ごとの公募です。「行けば犬に会える」場所ではありませんので、公式サイトの譲渡犬情報をこまめに確認し、掲載されたタイミングで動く必要があります。
掲載されている犬は少数です。確認した時点で本所は2頭(いずれも雑種で、うち1頭は27kgの大型犬)、会津支所と相双支所はいずれも0頭でした。
【この施設の由来】三春町という一見不便な場所にセンターがあるのには理由があります。ここはもともと、原発事故で被災したペットを救護するために設けられた「福島県動物救護本部」の三春シェルターでした。同本部は4年8か月の活動で1,008頭の被災ペットすべてを飼い主のもとへ返すか新しい家庭へ送り出し、2015年12月に活動を終了してシェルターを閉鎖しました。その施設が翌年に福島県へ寄贈され、改修されて現在のセンターになっています。
【注意】検索すると「福島県動物救護本部」の里親募集ページが今も上位に出てきますが、この組織はすでに解散しています。残っている掲載は当時のアーカイブですので、現在募集中の犬だと思わないでください。
電話は 024-953-6400 です。
県内で唯一、土曜日も開いている行政の窓口です。
最新の譲渡会情報はこちら
福島県動物愛護センター「ハピまるふくしま」
犬・猫の譲渡を希望する方へ
譲渡の手続きについて
本所の譲渡犬情報
公式YouTube(譲渡前講習の動画)
県内の動物愛護関係窓口(譲渡・迷子・苦情相談)
三春町から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
三春町内には犬を扱う民間の保護団体がありません。県北で唯一の犬の常設シェルターは福島市にあります。三春町内での譲渡ではありません。
特定非営利活動法人 SORAアニマルシェルター(福島市)
福島市町庭坂にあるNPO法人です。2011年の東日本大震災と原発事故をきっかけに発足し、避難区域に取り残されたペットの救出にあたりました。2011年4月20日までに犬猫50頭を現在の施設へ搬送した経緯を持ちます。法人としての設立は2013年3月12日です。
福島県北で唯一の、犬の常設シェルターです。飼い主がいない犬猫を保護し、新しい家族へつないでいます。
【重要】「譲渡会」を開催する団体ではありません。譲渡の流れは、①施設の見学 → ②ボランティアとして犬猫の世話を複数回行う → ③申込書の記入 → ④トライアル期間(自宅での試験飼育) → ⑤問題がなければ正式譲渡、という5段階です。「複数回足を運ぶ」ことを前提にした、県内でもっとも丁寧なマッチング方式です。1回行けば犬を連れて帰れる、という場所ではありません。
受け入れている犬の出自は、①震災・原発事故で飼い主と離れた動物、②飼い主が飼育を継続できなくなった動物です。個体ページで確認できた実例は、山の中をさまよっていたところを保護された犬、高齢の飼い主と10年暮らしたあと飼い主の入院で引き取られた犬などでした。ブリーダー崩壊レスキューや繁殖引退犬という記述は一切ありません。
犬種は雑種が中心で、チワワなどの純血種も少数います。高齢の犬も在籍しています。
在籍している犬の頭数は、個体ページと団体紹介ページで数字が食い違っています。個体ページで確認できた在籍は5頭ですが、団体の紹介ページには犬12頭とあります。実際の頭数は電話で確認してください。
譲渡の条件は、去勢・避妊手術の実施、混合ワクチンの接種、フィラリア予防(4月〜12月)、狂犬病予防接種と登録、生涯責任をもって飼育すること、で、契約書への署名が必須です。譲渡費用は公式サイトに記載がありません。
電話は 024-529-6267(8:30〜17:00)です。
所在地は福島市です。三春町内ではありません。
最新の譲渡会情報はこちら
公式サイト
SORAについて(団体情報)
シェルターのわんこ(犬の一覧)
新しい家族(譲渡について)
新着情報・イベント
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(三春町)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
三春町で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
三春町には福島県動物愛護センター「ハピまるふくしま」の本所があり、福島市・郡山市を除く県北・県中・県南の27市町村を担当しています。土曜日も開いているのが福島県の特徴です。譲渡前の講習は必須ですが、YouTubeの動画(犬は約26分)を自宅で見てオンラインでアンケートを出す方法も選べます。譲渡手数料は1頭4,000円です。ただし掲載されている犬は数頭で、個体ごとに「集中受付期間」が設けられる公募型ですので、こまめにサイトを確認して動くことになります。この施設が三春町にあるのは、原発事故の被災ペット救護シェルターを引き継いだからです。
この記事は「福島県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。福島県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など、猫スペースきぶん屋が皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!