鹿児島県龍郷町で開催される猫の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「龍郷町で猫を迎えたい」「保護猫の里親になりたい」という方に向けて、龍郷町とその周辺で猫の譲渡を行っている団体・窓口を紹介します。
奄美大島には、決まった日に会場を設けて行う定例の保護猫譲渡会がありません。奄美の猫の譲渡は、国の外来種対策として捕獲された「ノネコ」の譲渡と、地元の団体・動物病院による個別の里親募集が中心です。
他の地域とは仕組みが大きく違うため、この記事ではその流れもあわせて説明します。
受付の状況や連絡先は変更される場合があります。実際に問い合わせる際は、必ず各団体・行政の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
龍郷町で活動する団体・猫の譲渡の窓口
奄美いんまや動物病院(龍郷町)
龍郷町中勝にある動物病院です。獣医師のいない喜界島や加計呂麻島への往診も行っています。
診療のかたわら、病院で治療した保護猫の里親を募集しています。公式サイトに保護猫のページがあり、終生飼育をしてくれる方を募っている旨が記載されています。
譲渡会形式ではなく、随時の個別譲渡です。譲渡の要項は必ず公式サイトで確認するよう案内されており、SNSのダイレクトメッセージでの相談は基本的に受け付けていません。
室内飼育の大切さや、動物について学ぶことの重要性を継続して発信している病院でもあります。
SNSの更新が確認できる時期に幅があるため、里親募集の状況は電話(0997-62-3310)で確認することをおすすめします。
龍郷町 ノネコの譲渡希望者募集
龍郷町は奄美大島ねこ対策協議会を構成する5市町村のひとつで、町の公式サイトにもノネコの譲渡希望者を募集するページがあります。
申請の受付や審査は協議会事務局(奄美市)が一括して行っているため、龍郷町にお住まいの方も、島外にお住まいで龍郷町の猫を希望する方も、窓口は協議会事務局になります。
なお町のページに掲載されている担当課名や内線番号は、掲載時期の関係で現在の体制と異なる場合があります。連絡の際は奄美市世界自然遺産課(0997-52-1111/内線5373〜5375)宛に問い合わせるのが確実です。
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龍郷町 ノネコの譲渡希望者募集
奄美大島の猫の譲渡の仕組み(ノネコ管理計画)
奄美大島の猫の譲渡を理解するうえで欠かせないのが、「ノネコ」「ノラネコ」「飼い猫」が行政上まったく別の扱いになっているという点です。窓口も制度も異なります。
- ノネコ … 森林などの自然のなかで暮らし、野生の生きものを捕まえて生きている猫。環境省が捕獲し、奄美大島ねこ対策協議会を通じて新しい飼い主に譲渡されます。
- ノラネコ … 集落や市街地にいる飼い主のわからない猫。不妊去勢手術をして元の場所に戻すTNRの対象で、これは譲渡の制度ではありません。
- 飼い猫 … 屋内で飼われている猫。奄美大島の5市町村には飼い猫の登録やマイクロチップ装着、室内飼育を定めた条例があります。
つまり「奄美市がTNRに取り組んでいる」ことと「猫を譲り受けられる」ことは別の話です。ここを混同しないよう注意してください。
奄美大島のノネコ管理計画とは
正式には「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」といい、環境省・鹿児島県・奄美大島の5市町村が共同で策定したものです。2018年度から取り組みが進められています。
アマミノクロウサギなどの希少な生きものが森のなかで猫に捕食される事例が確認されたことが背景にあります。
譲渡までの流れは、環境省が森林で猫を捕獲し、奄美大島ねこ対策協議会が奄美ノネコセンターで一時的に収容、ウイルス検査や不妊去勢手術・マイクロチップの装着を行ったうえで、あらかじめ認定を受けた「譲渡認定者」に引き渡す、というものです。
鑑札やマイクロチップで飼い主がわかった猫は、飼い主のもとへ返されます。
島外・本土に住んでいても譲渡を受けられます
よく尋ねられるのが「奄美に住んでいなくても譲渡を受けられるのか」という点ですが、島外・本土在住の方でも譲渡認定者になることができます。
管理計画の本文には、奄美大島の外で飼育する場合についての規定が明記されており、譲渡の要領にも輸送によって引き取る場合の取り扱いが定められています。実際に、本土の団体が奄美のノネコを受け入れて里親を探している例もあります。
ただし「島外なら手軽に迎えられる」というわけではありません。原則として、譲渡前講習会の受講、猫とのマッチング、引き取りのために奄美大島へ足を運ぶことが求められます。マッチングは代理の方への委任、引き取りは輸送で代えられる場合がありますが、輸送にかかる費用は譲渡を受ける側の負担です。
他の自治体が実施している同等の譲渡講習会を受講済みの場合は、講習会が免除されることがあります。鹿児島県の動物愛護センターや保健所が行う譲渡前講習会もその候補にあたります。詳しくは協議会事務局にご確認ください。
迎える前に知っておきたいこと
ノネコの譲渡には、一般的な保護猫の譲渡とは違う前提があります。
協議会は人慣らしのトレーニングや譲渡適性の判断を行っていません。人に慣れていない猫や、室内で暮らすことに慣れていない猫もいます。正確な年齢がわからない場合や、なんらかの病気を持っている可能性もあります。こうした点を理解できることが、認定を受ける条件のひとつになっています。
また、生涯にわたって完全に室内で飼うことが義務づけられているほか、飼えなくなったときに引き継いでくれる方を確保しておくことなども条件に含まれます。認定には審査があり、有効期間は1年で更新の手続きが必要です。
なお、奄美ノネコセンターは一般には公開されていません。施設に入れるのは、有効期間内の譲渡認定証を持つ方に限られます。見学を目的に訪ねることはできませんのでご注意ください。
龍郷町から利用しやすい島内・島外の猫の里親募集
龍郷町の隣の奄美市には、協議会の事務局と地元の保護団体、県の保健所があります。島外から奄美の猫を迎えるためのルートもあわせて紹介します。
奄美大島ねこ対策協議会(事務局:奄美市世界自然遺産課)/奄美ノネコセンター
奄美大島の5市町村(奄美市・龍郷町・大和村・宇検村・瀬戸内町)で構成される協議会です。事務局は奄美市役所の世界自然遺産課内に置かれています。
環境省が森林で捕獲したノネコを、奄美市名瀬浦上にある「奄美ノネコセンター」で一時的に収容し、ウイルス検査、不妊去勢手術、マイクロチップの装着を行ったうえで、認定を受けた譲渡認定者へ引き渡しています。
決まった日に会場を設けて行う譲渡会ではなく、認定を受けた方に猫の情報が届き、センターで面会したうえで手続きを進める個別譲渡の形です。
譲渡を希望する場合は、まず譲渡認定者の申請から始まります。自分で飼うことを目的とする「飼養者」と、新しい飼い主を探すことを目的とする「譲渡団体」の2種類があり、それぞれ必要な書類や基準が定められています。
問い合わせ先は奄美市役所 市民環境部 世界自然遺産課内(奄美市名瀬幸町25番8号)、電話は市の代表番号 0997-52-1111(内線5373〜5375)です。
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奄美市 ノネコの譲渡希望者募集
奄美市 奄美大島ノネコ管理計画
捕獲ネコ譲渡実施要領(PDF)
捕獲ネコに関するQ&A(PDF)
一般社団法人 奄美猫部
2014年に発足した奄美大島の一般社団法人です。
猫の飼い方についての助言や啓発、飼い主のいない猫の不妊去勢手術(TNR)と地域猫活動、保護した猫の里親探しに取り組んでいます。学校への出前授業や飼い主からの相談対応も行っています。
これまでに100匹以上の猫を保護して新しい家族につないできたと公式サイトに記載されています。
譲渡は会場を設けた譲渡会ではなく、条件の確認、アンケートへの回答、申し込み、自宅の確認、猫との面会、トライアル期間を経て決定する、という個別対応の形をとっています。面会は同団体が運営する猫カフェで行われます。
島外にお住まいの方からの希望も受け付けていますが、基本は島内在住の方が対象で、島外の場合は交通費や輸送費が希望者の負担になる旨が公式サイトに明記されています。
公式サイトの更新が確認できる時期に幅があるため、応募を検討する際は電話(0997-58-7000)で現在の受付状況を確認しておくと安心です。
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公式サイト
猫の譲渡について
飼い主募集中の猫たち
鹿児島県 名瀬保健所(奄美市)
奄美市名瀬永田町にある鹿児島県の保健所です。奄美市・龍郷町・大和村・宇検村・瀬戸内町・喜界町を管轄しています。
ノネコ管理計画とは別の系統で、飼い主のいない犬や猫の収容と譲渡を担当している公的な窓口です。
鹿児島県で犬や猫の譲渡を受けるには、あらかじめ県の動物愛護センターまたは県内の保健所が実施する譲渡前講習会を受けておく必要があります。
譲渡会形式ではなく、講習会の受講と窓口での手続きによる随時の個別譲渡です。
電話は 0997-52-5411 です。
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鹿児島県 保健所一覧
認定NPO法人 CAIT SITH(神奈川県横浜市)
奄美大島ではなく、神奈川県横浜市都筑区にある認定NPO法人です。
奄美大島で始まったノネコ管理計画をきっかけに、譲渡型の猫カフェを開き、奄美から受け入れた猫の新しい家族を探しています。
決まった日の譲渡会ではなく、常設のカフェで猫と過ごしながら里親を検討する形です。トライアル期間も設けられています。
本土にお住まいの方が奄美の猫を迎える、現実的なルートのひとつです。
あまみのねこひっこし応援団!
奄美大島のノネコ管理計画で捕獲された猫を引き受け、新しい家族を探しているボランティアグループです。活動経費はNPO法人ゴールゼロが支援しています。
預かり先は東京・神奈川・埼玉・広島に分かれており、奄美島内に拠点はありません。譲渡会への参加も本土の会場で行われています。
メンバーには譲渡認定を受けた方が複数在籍しており、公式サイトで奄美から引き取った猫の頭数や譲渡が決まった頭数を継続して公開しています。
ノネコについて知ってもらうためのパネル展やチラシ配布といった啓発活動も行っています。
猫の譲渡を受ける前に確認しておきたいこと
猫の譲渡は団体や窓口ごとに手続きが大きく異なります。問い合わせる前に、次のような点を公式サイトや窓口で確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体・窓口によって条件が大きく異なるため、いきなり訪ねるのではなく、事前に案内を読んでおくことをおすすめします。
龍郷町で保護猫を迎えたい方へ
譲渡は、猫をその場で「購入」して連れて帰れるものではなく、猫と里親希望者を引き合わせるための仕組みです。
多くの窓口では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。
譲渡条件や手続きの流れは窓口によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトや電話で事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
龍郷町では、奄美いんまや動物病院が保護猫の里親を募集しています。あわせて、町も参加している奄美大島ねこ対策協議会を通じたノネコの譲渡という選択肢があります。どちらも譲渡会形式ではなく個別の対応になりますので、まずは公式サイトを読んで問い合わせてみてください。
この記事は「鹿児島県で開催される猫の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。鹿児島県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など、猫スペースきぶん屋が皆様にしてもらいたいことをまとめています。
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