青森県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック一覧|野良猫・保護猫の不妊去勢相談
「猫の不妊去勢手術を受けたい」「野良猫をTNRしたい」「保護した猫の手術をお願いしたい」——青森県でそうした相談先をお探しの方に向けて、猫の不妊去勢手術に特化・重点化している病院と、野良猫・地域猫・保護猫の手術を積極的に受け入れている病院をまとめました。
一般の動物病院でも不妊去勢手術は受けられますが、捕獲器に入ったままの猫や、人に慣れていない猫の扱いに慣れているかどうかは病院によって大きく違います。ここでは「猫の不妊手術ができる病院」ではなく、公式情報でその取り組みを確認できた施設だけを掲載しています。
青森県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック一覧
| 施設名 | 市町村 | 特徴 | 野良猫・地域猫 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| 八戸のらねこ病院(八王子mocoどうぶつ病院 八戸分院) | 八戸市 | 猫の不妊去勢手術の専門施設 | 専用 | 公式サイト |
情報確認日: 2026年9月3日 料金・診療内容は変更されることがあります。最新の情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
青森県内で、猫の不妊去勢を専門に行っていることを公式情報から確認できるのは、確認時点で八戸のらねこ病院(八戸市)の1施設だけです。しかも手術日は月に1回、土日の2日間のみで、7月と12月〜2月は休診です。数を増やすために一般動物病院を並べることはしていません。
青森市・弘前市・五所川原市・むつ市など県西部・県北部からは八戸まで距離があります。先に県の制度(青森県動物愛護センターの地域猫活動支援)と、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術チケットを検討するほうが現実的な場合があります。
【費用の順番に注意】青森県動物愛護センターの地域猫活動支援は、活動団体として登録し、地域猫活動実施計画書を提出したうえで「管理される猫の無料不妊去勢手術」を受ける制度です。先に自費で手術してしまうと使えません。捕獲より先にセンターへ連絡してください。
青森県内には、どうぶつ基金のさくらねこ無料不妊手術の協力病院として、八戸のらねこ病院のほかに「よなが動物病院」(西津軽郡鰺ヶ沢町)が登録されています。ただし同院は西津軽郡唯一の一般動物病院で、公式サイトに野良猫・地域猫の不妊去勢についての独自の方針・料金の記載が確認できなかったため、この記事には個別の施設として掲載していません。五所川原市の公式ページも「県内でチケットを使用できる動物病院は八戸市に1軒、鰺ヶ沢町に1軒」と案内しています。
住んでいる市によって窓口が違います。青森市・八戸市は中核市のため市の窓口(青森市 017-737-3551/八戸市 0178-38-0721)、それ以外の市町村は青森県動物愛護センター(017-726-6100)が窓口です。
青森県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック
八戸のらねこ病院(八王子mocoどうぶつ病院 八戸分院)
猫の不妊去勢手術の専門施設。青森県内で、飼い主のいない猫の不妊去勢だけを扱っていることを公式情報から確認できる唯一の病院で、団体に入っていない個人でもそのまま予約できる点が特徴です。
- 所在地 … 〒039-1212 青森県八戸市(詳しい住所は予約時に知らされます)
- 対象 … 飼い主のいない猫が対象です。「飼い主のいる動物の一般診療はお受けしていません」と公式サイトに明記されています。「八王子市内外、個人・団体、どなたでもご利用いただけます」とあり、団体に属していない個人でも利用できます
- 野良猫・地域猫 … 公式サイトでご確認ください
- TNR・捕獲器 … 公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術」協力病院です。東京都八王子市の飼い主のいない猫の不妊去勢手術専門病院(八王子mocoどうぶつ病院)が、2020年3月に八戸分院として開いた病院です
- 料金 … 公式に明記されていないため記載していません
- 料金に含まれるもの … 公式サイトでご確認ください
- 予約方法 … 完全予約制。予約専用電話 090-1490-0299(受付時間は平日の夜8時〜10時)または予約専用メールで申し込みます。受付時間外は留守番電話にメッセージを残します。3日以内に返信がないときは再度連絡するよう案内されています
- 手術日・診療日 … 手術日は月に1回、土日の2日間だけです。確認時点で公表されているのは2026年8月29日(土)〜30日(日)、9月26日(土)〜27日(日)、10月24日(土)〜25日(日)、11月21日(土)〜22日(日)です。夏季(7月)と冬季(12月・1月・2月)は休診です
- 出張手術 … 公式サイトでご確認ください
【手術日が月に1回だけです】土日の2日間しか開きません。しかも夏(7月)と冬(12月〜2月)は休診です。捕獲の予定より先に、必ず予約を取ってください。予約がない場合は手術を受けられないことがあると明記されています。
手術料金は公式サイトに金額の掲載がありません。予約時に必ず確認してください。
所在地は郵便番号と市名までしか公開されておらず、詳しい住所は予約時に知らされます。
【表記の食い違い】どうぶつ基金の協力病院一覧では所在地が「三戸郡」と記載されていますが、病院の公式サイトでは「青森県八戸市」と記載されています。この記事は病院公式サイトの表記に合わせています。集合場所は必ず予約時に確認してください。
電話の受付時間が平日の夜8時〜10時と限られています。日中にかけてもつながりません。
同じ運営の病院として、八王子mocoどうぶつ病院(本院・東京都八王子市)、石岡mocoどうぶつ病院(茨城県石岡市)、日立mocoどうぶつ病院(茨城県日立市)、秋田のらにゃんクリニック(秋田県能代市)があります。
八戸のらねこ病院(八王子mocoどうぶつ病院 八戸分院) 公式サイト
県内で専門施設が見つからない・予約が取れない場合に取れる行動
青森県内の専門施設は八戸市の1か所だけで、手術日も限られています。そのため、病院を探すより先に行政の制度を使うほうが早いことが少なくありません。次の順番で進めるのが現実的です。
青森県は地域猫活動を支援しており、青森県動物愛護センターが「地域猫活動」の説明会開催と、管理される猫の無料不妊去勢手術を行っています。活動団体は2世帯以上で構成することが要件で、不妊去勢された猫の給餌・トイレ処理などの世話を担当します。申請には地域猫活動実施計画書が必要です。
八戸市には市の「飼い主のいない猫の不妊去勢手術」事業があります。対象は町内会・自治会の区域で、地域の猫問題の解決に向けて市と協力する意思のある団体が申請します。町内会が説明会の開催を申し込み、市が説明会を開き、実施申請書を出して審査を受ける、という流れです。令和8年度の予定頭数は約15頭で、予算に達した場合は期間内でも終了します。
- 【まず相談する】青森県動物愛護センター(青森市大字宮田字玉水119-1/017-726-6100)。地域猫活動の相談窓口です。青森市内は青森市(017-737-3551)、八戸市内は八戸市(0178-38-0721)が窓口になります。
- 【八戸市内】八戸市こども健康部衛生課 食品衛生グループ(0178-38-0720)。町内会・自治会単位での申請が必要な事業です。個人で思い立ってすぐ使える制度ではありません。
- 【五所川原市内】五所川原市環境対策課環境対策係(0173-35-2111)。市は令和4年1月からどうぶつ基金の登録行政となっており、多頭飼育崩壊の救済支援で無料チケットの配付を行っています。
- 【チケットを使いたい場合】公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術チケット」を申請する。申請は毎月1〜5日に「TNRどうぶつ基金マイページ」から行い、受入頭数に制限があるため応募多数のときは抽選です。県内で使える協力病院は、確認時点で八戸のらねこ病院(八戸市)とよなが動物病院(西津軽郡鰺ヶ沢町)の2軒です。受け入れ条件・手術日・必須項目の自己負担額は病院ごとに異なり、予告なく変更される場合があるとどうぶつ基金が注意喚起しています。必ず協力病院一覧で最新の登録状況を確認し、病院へ直接連絡してください。
- 【弘前市内】弘前市の動物愛護のページに地域猫活動の説明があります。市の窓口に相談してから進めてください。
- 【近隣県の専門施設】岩手県奥州市の千葉動物病院(地域猫・野良猫・譲渡前の保護猫の不妊手術専門)、宮城県大崎市のにじのはしスペイクリニック宮城分院・Wish Spay Clinic(いずれも出張手術あり)が、東北で公式情報を確認できる専門施設です。県外へ運ぶ場合は移動時間と、県・市の制度が県外の病院で使えるかを必ず先に確認してください。
五所川原市:飼い主のいない猫の不妊去勢手術に関する事業のお知らせ
相談する前に確認しておきたいこと
- 診療内容や料金は変更されることがあります。このページの情報は確認した時点のものです。
- 完全予約制の施設が多くあります。受診の前に必ず連絡してください。
- 野良猫と飼い猫で料金や条件が異なる場合があります。どちらに当たるかを最初に伝えてください。
- 手術前の絶食などは自己判断せず、病院の指示に従ってください。指示と違う状態で連れて行くと手術が延期になることがあります。
- 緊急の場合は、不妊手術の専門施設ではなく通常の動物病院・救急動物病院へご相談ください。