鳥取県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック一覧|野良猫・保護猫の不妊去勢相談
「猫の不妊去勢手術を受けたい」「野良猫をTNRしたい」「保護した猫の手術をお願いしたい」——鳥取県でそうした相談先をお探しの方に向けて、猫の不妊去勢手術に特化・重点化している病院と、野良猫・地域猫・保護猫の手術を積極的に受け入れている病院をまとめました。
一般の動物病院でも不妊去勢手術は受けられますが、捕獲器に入ったままの猫や、人に慣れていない猫の扱いに慣れているかどうかは病院によって大きく違います。ここでは「猫の不妊手術ができる病院」ではなく、公式情報でその取り組みを確認できた施設だけを掲載しています。
鳥取県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック一覧
情報確認日: 2026年9月3日 料金・診療内容は変更されることがあります。最新の情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
鳥取県で「猫の不妊去勢だけを扱う専門施設」と公式に確認できるのは、米子市の「野良猫のための米子スペイクリニック」だけです。しかも野良猫専用で、飼い猫・保護猫の手術は原則として受け付けていません。
鳥取県には、県が指定する「飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院」制度(令和5年12月開始)があります。指定の要件は、飼い主のいない猫の手術を1日10頭以上受け入れられることと、オス・メスとも1頭1万円以内で実施することです。確認時点で公表されている連携病院は、ふじい動物診療所(日南町)・木嶋動物病院(伯耆町)・やじまアニマルクリニック(境港市)の3施設です。
【重要】連携病院の3施設は、いずれも一般診療を行う動物病院・診療所で、病院自身の公式サイトには野良猫・地域猫・TNRについての記載がありません。この記事に掲載しているのは、鳥取県の公式ページに連携病院として名前が出ているためです。料金・受け入れ条件・捕獲器の扱いは、必ず病院に直接確認してください。
【費用の順番に注意】鳥取県内の市町村の助成制度は、多くが手術前の申請を必要とします。米子市の補助(1頭上限1万円)は「必ず、手術前に申請してください。手術後の申請は補助金対象外」と明記されています。猫を捕まえる前に、まず市町村へ連絡してください。
飼い主のいない猫の手術では、耳先の一部を切除する目印(さくら耳)が条件になります。鳥取県のページには、メスは左耳、オスは右耳をカットすると記載されています。
鳥取県の猫の不妊手術専門病院・スペイクリニック
野良猫のための米子スペイクリニック(ふじい動物病院)
猫の不妊去勢手術の専門施設。米子市とその周辺で「外にいる猫を捕まえて手術したい」という段階の人が、現場の状況を相談したうえで手術を受けられる、山陰では数少ない野良猫専門の不妊手術施設です。
- 所在地 … 〒683-0853 鳥取県米子市両三柳36-3
- 対象 … 野良猫のみ。公式サイトに「原則として飼い猫・保護猫の手術はお受け出来ません」と明記されています
- 野良猫・地域猫 … 公式サイトでご確認ください
- TNR・捕獲器 … 「野良猫の不妊手術専門病院」として運営されています。利用にあたっては相談・協議のあと、現場視察を経てから手術の予約に進む手順です
- 料金 … 公式に明記されていないため記載していません
- 料金に含まれるもの … 公式サイトでご確認ください
- 予約方法 … まず相談を受け付け、内容を協議して利用可能と判断されると現場視察を行い、そのあとで予約を入れて手術という流れです。相談・問い合わせ先として公式サイトにメールアドレス(kumako24ume@gmail.com)が掲載されています
- 手術日・診療日 … ボランティア運営のため常時開院していません。公式サイトに「必ず予約が必要」と明記されており、決まった診療日・手術日の掲載はありません
- 出張手術 … 公式サイトでご確認ください
飼い猫の不妊去勢には使えません。保護して家に迎えた猫(保護猫)も原則として対象外と公式サイトに書かれています。飼い猫・保護猫の手術先を探している場合は、かかりつけの動物病院に相談してください。
料金は公式サイトに金額の掲載がありません。ボランティア運営のため、費用の考え方は相談時に確認する必要があります。
「相談 →協議 →現場視察 →予約」という手順が公式サイトに明記されています。捕獲器を用意してから連絡しても、その日のうちに手術できる施設ではありません。猫を捕まえる前に相談してください。
運営はふじい動物病院(米子市)で、同院の公式サイト内にこのクリニックのページが置かれています。執刀できる獣医師を募集している旨も公式サイトに掲載されています。
米子市を拠点にTNRに取り組む複数の市民団体が「米子TNRの会」を結成し、山陰初のスペイクリニック設立を目指してクラウドファンディングを行ったことが、地元メディアやクラウドファンディングのページで報じられています。ただし当会と当クリニックの現在の関係、開院日、手術実績は公式サイトに記載がないため、ここでは断定していません。
捕獲器の貸し出しの有無は公式サイトに記載がありません。相談時に確認してください。
野良猫のための米子スペイクリニック(ふじい動物病院) 公式サイト
ふじい動物診療所(鳥取県連携病院 第1号)
行政・愛護団体と連携して実施している施設。県西部の山間部(日野郡)で飼い主のいない猫の手術先を探すときに、鳥取県が連携病院として最初に指定した診療所です。
- 所在地 … 〒689-5211 鳥取県日野郡日南町生山834-1(鳥取銀行向かい)
- 対象 … 犬・猫・ウサギの小動物診療を行う診療所です。飼い主のいない猫については、鳥取県の「飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院」第1号に指定されています
- 野良猫・地域猫 … 公式サイトでご確認ください
- TNR・捕獲器 … 鳥取県の連携病院制度は、飼い主のいない猫の不妊去勢手術を1日10頭以上受け入れられる体制と、オス・メスとも1頭1万円以内で実施することを指定の要件としています(鳥取県公式サイトの記載)
- 料金 … 公式に明記されていないため記載していません
- 料金に含まれるもの … 公式サイトでご確認ください
- 予約方法 … 公式サイトでご確認ください
- 手術日・診療日 … 公式サイトには診療日「毎週金曜日」、診療時間「AM10:00〜PM14:00」と記載されています。手術日については記載がありません
- 出張手術 … 公式サイトの診療内容に「往診」が含まれています
掲載の根拠は、鳥取県公式サイト「鳥取県飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院施設整備補助金」のページで、連携病院第1号として名前と所在地が公表されていることです。診療所自身の公式ページには、野良猫・地域猫・TNRについての記載はありません。
「1頭1万円以内」は県が定めた連携病院の指定要件であり、この診療所が公表している料金ではありません。実際の費用は必ず直接確認してください。
運営は米子市のふじい動物病院で、同院の公式サイト内にこの診療所のページがあります。米子スペイクリニックとは別の施設です。
診療日が毎週金曜の午前中のみと公式サイトに記載されています。訪問前に必ず連絡してください。
捕獲器に入ったままの猫を受け入れるかどうか、飼い主のいない猫の手術の予約方法は、公式サイトに記載がありません。
木嶋動物病院(鳥取県連携病院 第2号)
行政・愛護団体と連携して実施している施設。米子市の南隣、伯耆町で飼い主のいない猫の手術先を探すときの選択肢で、鳥取県が連携病院として指定している病院です。
- 所在地 … 鳥取県西伯郡伯耆町大殿1073-1
- 対象 … 犬・猫などの一次診療を行う動物病院です。飼い主のいない猫については、鳥取県の「飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院」第2号に指定されています
- 野良猫・地域猫 … 公式サイトでご確認ください
- TNR・捕獲器 … 鳥取県の連携病院制度は、飼い主のいない猫の不妊去勢手術を1日10頭以上受け入れられる体制と、オス・メスとも1頭1万円以内で実施することを指定の要件としています(鳥取県公式サイトの記載)
- 料金 … 公式に明記されていないため記載していません
- 料金に含まれるもの … 公式サイトでご確認ください
- 予約方法 … 公式サイトにLINEの順番予約(午前8:00〜11:30/午後14:00〜17:30)の案内があります。飼い主のいない猫の手術をこの方法で予約できるかは記載がありません
- 手術日・診療日 … 診療時間は午前9:00〜12:00、午後15:00〜18:30(土曜の午後は15:00〜18:00)。休診は木曜午後・日曜・祝日と公式サイトに記載されています
- 出張手術 … 公式サイトでご確認ください
掲載の根拠は、鳥取県公式サイトで連携病院第2号として名前と所在地が公表されていることです。病院自身の公式サイトには、野良猫・地域猫・TNRについての記載はありません。一般診療・トリミング・ペットホテルを行う動物病院です。
「1頭1万円以内」は県が定めた連携病院の指定要件であり、この病院が公表している料金ではありません。実際の費用は必ず直接確認してください。
捕獲器に入ったままの猫を受け入れるかどうかは公式サイトに記載がありません。連絡時に必ず確認してください。
飼い主のいない猫の手術を希望する場合は、まず市町村の助成制度の申請(多くが事前申請制)を済ませてから病院に連絡するほうが確実です。
やじまアニマルクリニック(鳥取県連携病院 第3号)
行政・愛護団体と連携して実施している施設。境港市・米子市北部で飼い主のいない猫の手術先を探すときの選択肢で、鳥取県が連携病院として指定している病院です。
- 所在地 … 〒684-0071 鳥取県境港市外江町2348-1
- 対象 … 犬・猫の診療を行う動物病院です。飼い主のいない猫については、鳥取県の「飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院」第3号に指定されています
- 野良猫・地域猫 … 公式サイトでご確認ください
- TNR・捕獲器 … 鳥取県の連携病院制度は、飼い主のいない猫の不妊去勢手術を1日10頭以上受け入れられる体制と、オス・メスとも1頭1万円以内で実施することを指定の要件としています(鳥取県公式サイトの記載)
- 料金 … 公式に明記されていないため記載していません
- 料金に含まれるもの … 公式サイトでご確認ください
- 予約方法 … 公式サイトでご確認ください
- 手術日・診療日 … 診療時間は9:00〜12:00/15:30〜19:00(土曜の午後は15:00〜18:00)。休診は水曜午後・日曜・祝日と公式サイトに記載されています
- 出張手術 … 公式サイトでご確認ください
掲載の根拠は、鳥取県公式サイトで連携病院第3号として名前と所在地が公表されていることです。病院の公式サイトには去勢手術・避妊手術の記載はありますが、野良猫・地域猫・TNRについての記載はありません。
「1頭1万円以内」は県が定めた連携病院の指定要件であり、この病院が公表している料金ではありません。実際の費用は必ず直接確認してください。
境港市には市独自の補助金制度があります。手術前の申請が必要な制度のため、先に市へ確認してください。
捕獲器に入ったままの猫を受け入れるかどうかは公式サイトに記載がありません。連絡時に必ず確認してください。
やじまアニマルクリニック(鳥取県連携病院 第3号) 公式サイト
手術費用の助成・県の制度を先に調べる
鳥取県内では、県の制度と市町村の助成制度の両方があります。どちらも原則として手術前の申請が必要で、後からでは使えません。病院を予約する前に、猫がいる場所の市町村へ連絡してください。
県には「地域猫活動モデル事業」があり、地域住民・ボランティア・行政が協働して進める地域猫活動に対して、不妊去勢手術費(県の上限としてメス22,500円、オス15,000円)、広報費、飼養管理費(上限1頭あたり10,000円)を補助する仕組みが公表されています。活動グループが事前に活動予定地の市町村へ相談することが前提です。個人が思い立って単独で使える制度ではありません。
飼い猫については、鳥取県獣医師会による助成(メス4千円・オス2千円)が県のページに記載されています。飼い主のいない猫の助成とは別の制度です。
- 【米子市】市内で捕獲した飼い主のいない猫が対象で、手術費用の全額(1頭につき上限1万円)を補助します。市内に住所がある人が申請でき、鳥取県内の診療施設で手術を受けること、耳先の一部切除を行うことが条件です。必ず手術前に申請してください。窓口は環境政策課(0859-21-0740)です。
- 【日南町】町の福祉保健課(0859-82-0374)が、飼い主のいない猫の不妊去勢手術助成の申請書を配布しています。
- 【その他の市町村】境港市・琴浦町・智頭町・伯耆町などにも独自の補助制度があります。助成額・申請方法は市町村ごとに違うため、「(市町村名) 飼い主のいない猫 不妊 助成」で検索し、必ず市町村の公式ページで確認してください。
- 【まず相談先を探したい場合】鳥取県くらしの安心推進課(0857-26-7593/kurashi@pref.tottori.lg.jp)が、地域猫活動と連携病院制度の窓口です。地域猫として進める場合は、地域の合意形成が先に必要になることが多いため、早い段階で市町村に入ってもらうほうが進みます。
- 【チケットを使いたい場合】公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術チケット」も選択肢です。確認時点で鳥取県内の協力病院として登録されているのは、ふじい動物病院(米子市)です。受け入れ条件・手術日・必須項目の自己負担額は病院ごとに異なり、予告なく変わる場合があるため、必ず協力病院一覧で最新の登録状況を確認し、病院へ直接連絡してください。
鳥取県:鳥取県飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院施設整備補助金(連携病院の一覧)
米子市:飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部を補助します
相談する前に確認しておきたいこと
- 診療内容や料金は変更されることがあります。このページの情報は確認した時点のものです。
- 完全予約制の施設が多くあります。受診の前に必ず連絡してください。
- 野良猫と飼い猫で料金や条件が異なる場合があります。どちらに当たるかを最初に伝えてください。
- 手術前の絶食などは自己判断せず、病院の指示に従ってください。指示と違う状態で連れて行くと手術が延期になることがあります。
- 緊急の場合は、不妊手術の専門施設ではなく通常の動物病院・救急動物病院へご相談ください。