和歌山県の夜間・救急動物病院まとめ【2026年版】
和歌山県とその周辺で、夜間や休診日に診てもらえる動物病院をまとめました。急いでいる方は、下の一覧から電話番号を確認してすぐご連絡ください。
受診前に必ず電話をしてください。夜間は予約制・受付時間の変更・満床などで受け入れができないことがあります。
和歌山県の夜間・救急動物病院一覧
和歌山県内には、夜間・救急に対応していることを公式情報で確認できる動物病院がありませんでした。和歌山県外になりますが、現実的に向かえる病院を下にまとめています。
| 病院名 | 所在地 | 対応区分 | 電話番号 | 夜間受付 |
|---|---|---|---|---|
| 大阪公立大学 獣医臨床センター 夜間診療科(一般社団法人 りんくう動物救急医療協会) | 大阪府泉佐野市 | 時間限定の夜間診療 | 072-463-5939 | 平日、日祝 午後9:00〜午前4:30(電話受付 午後8:00〜午前4:00) |
| 大阪どうぶつ夜間急病センター | 大阪府大阪市東成区 | 時間限定の夜間診療 | 06-4259-1212 | 21:00〜翌5:00(診療受付は翌4:30まで) |
いずれも和歌山県外にあります。移動時間がかかるうえ、受付終了時刻が病院ごとに違います。向かう前に必ず電話をして、受け入れができるかを確認してください。
情報確認日: 2026年9月2日 診療時間や電話番号は変更されることがあります。
【最重要】和歌山県内には、夜間だけ開く夜間救急専門の動物病院も、24時間対応の動物病院もありません。日替わりの夜間当番制もありません。最も近い受け皿は大阪府泉佐野市の「大阪公立大学 獣医臨床センター 夜間診療科(りんくう動物救急医療協会)」(21:00〜翌4:30・電話受付は20:00〜翌4:00・072-463-5939)で、和歌山市から車で約40〜50分、岩出市から約40分、橋本市から約1時間が目安です。ただし土曜日は休診です。
【土曜の夜は行き先が変わります】りんくう(泉佐野)は土曜休診です。土曜の夜に困った場合は、大阪市の「大阪どうぶつ夜間急病センター」(21:00〜翌5:00・受付は翌4:30まで・年中無休・06-4259-1212)になります。和歌山市から約1時間15分が目安です。曜日で行き先が変わることを、家を出る前に必ず確認してください。
【現金だけでは受診できません】りんくうの夜間診療は「お支払いはクレジットカードのみのご対応となります。(現金でのお支払いはできません。)」と公式サイトに明記されています。深夜に現金だけを持って向かうと支払えません。カードを必ず持って出てください。
【まとめサイトに注意】和歌山市の和歌山インター動物病院を「夜間対応」として紹介しているサイトがあります。しかし公式サイト( http://www.wakayama-inter-ah.com/ )を2026年9月2日に確認したところ、「*夜間救急について* 只今、人手不足のため当院の夜間診療をお休みいただいております。20:00以降の診察に関しましては、大阪の泉佐野にある大阪公立大学獣医臨床センター(072-463-5939)または、大阪市内の大阪どうぶつ夜間急病センター(06-4259-1212)にお問い合わせください。」と明記されていました。県内の夜間枠は休止しており、病院自身が大阪へ行くよう案内しています。
和歌山県獣医師会にも、地区の獣医師会にも、日替わりで当番病院が回る夜間当番制は確認できませんでした。「獣医師会に電話すれば当番の病院を教えてもらえる」という仕組みは、和歌山県では見つかりませんでした。
【紀中・紀南は物理的に届きません】御坊市・田辺市・白浜町・すさみ町・串本町・那智勝浦町・新宮市・古座川町・北山村には、夜間に開いている施設がありません。しかも泉佐野のりんくうまで田辺市から約2時間30分〜3時間、新宮市からは4時間近くかかります。深夜にこの距離を運ぶことは、現実的な選択肢ではありません。この地域では、県外へ向かうことを前提にした備えは成り立ちません。かかりつけとの関係を平時につくっておくことが、事実上唯一の備えです。
【紀南で生まれている新しい形】田辺市のシードアニマルクリニックは、公式サイトに「当院では、診察時間以外の時間のお電話を転送し、代理の獣医師やどうぶつ看護師に対応していただくサービスを導入しています。24時間365日の代理対応で、緊急性が高い場合は夜間救急病院を案内してくださいます」と記載しています(0739-20-1525)。ただしこれは電話での相談・案内であって、診療ではありません。この病院が夜間に開いているわけではありません。それでも、病院に行けない地域で「深夜につながる相談先」が生まれていることは知っておく価値があります。
和歌山県から向かえる県外の施設は、りんくうが翌4:30、大阪どうぶつ夜間急病センターが翌5:00で終わります。朝までではありません。深夜4時を過ぎてから動き出しても間に合いません。時計を見てから電話をしてください。
和歌山県から向かえる近隣地域の夜間・救急動物病院
和歌山県内に夜間だけ開く救急施設も、24時間対応の動物病院もありません。県内の動物病院自身が、公式サイトで大阪府の施設を案内しています。ただし紀北(和歌山市・岩出市・橋本市・海南市)から向かえるのはあくまで大阪であって、紀中・紀南からは距離的に届きません。いずれも必ず先に電話をしてください。
大阪公立大学 獣医臨床センター 夜間診療科(一般社団法人 りんくう動物救急医療協会)
時間限定の夜間診療(平日、日祝 午後9:00〜午前4:30(電話受付 午後8:00〜午前4:00))。泉州地域の開業獣医師が設立した団体が大阪公立大学の施設で運営する夜間救急で、和歌山県北部から現実的に向かえる唯一の常設施設です。
- 所在地 … 大阪府泉佐野市りんくう往来北1番地の58
- 電話番号 … 072-463-5939
- 夜間の受付時間 … 平日、日祝 午後9:00〜午前4:30(電話受付 午後8:00〜午前4:00)
- 休診日 … 土曜日は休診
- 対応動物 … 「基本は犬および猫が対象です。」と明記。エキゾチックアニマルは「うさぎ、小型齧歯類、小型鳥類が対象」と記載
- 事前の電話 … 「必ずお電話にてご連絡のうえ、ご来院ください。」と明記
- 夜間料金 … 公式に明記されていないため記載していません
【最重要】終了は午前4:30、電話受付は午前4:00で締め切られます。和歌山市から阪和自動車道経由で約40〜50分、岩出市から約40分、海南市から約50分〜1時間、橋本市から約1時間が目安です(一般的な地図上の目安で、公式に案内されている数字ではありません)。
【最重要】土曜日は休診です。土曜の夜に困った場合、和歌山県から向かえる先はここではなくなります。曜日を必ず確認してください。
【重要】支払いは「クレジットカードのみのご対応となります。(現金でのお支払いはできません。)」と明記されています。現金しか持たずに向かうと支払えません。
うさぎ・小型齧歯類・小型鳥類はエキゾチックアニマルとして対象と明記されています。犬猫以外を飼っている場合、これは関西でも貴重な条件です。ただし必ず電話で確認してください。
2026年8月31日付で「【9/1より】夜間診療時間延長のお知らせ」が公式サイトに掲載されています。時間が変更されたばかりなので、古い案内(21:00〜翌3:00など)を載せているサイトがあります。公式サイトの数字を優先してください。
岩出市のさくらペットクリニックが、自院サイトに「夜間救急診療専用ダイヤル 072-463-5939」としてこの施設の番号を掲載しています。和歌山県北部が制度としてこの施設に組み込まれていることの裏づけです。
料金についての記載を確認できなかったため fee は null にしています。
大阪公立大学 獣医臨床センター 夜間診療科(一般社団法人 りんくう動物救急医療協会) 公式サイト
大阪どうぶつ夜間急病センター
時間限定の夜間診療(21:00〜翌5:00(診療受付は翌4:30まで))。大阪市内の夜間救急施設で、りんくうが休診になる土曜の夜に和歌山県北部から向かえる受け皿です。
- 所在地 … 〒537-0025 大阪府大阪市東成区中道3丁目8-15
- 電話番号 … 06-4259-1212
- 夜間の受付時間 … 21:00〜翌5:00(診療受付は翌4:30まで)
- 休診日 … 年中無休
- 対応動物 … 公式サイトでご確認ください
- 事前の電話 … 来院前に電話で連絡してから向かってください
- 夜間料金 … 公式に明記されていないため記載していません
【最重要】りんくう(泉佐野)が土曜休診であるのに対し、こちらは年中無休です。土曜の夜に和歌山県から向かうなら、ここになります。和歌山市から阪和自動車道経由で約1時間15分、橋本市から約1時間が目安です(一般的な地図上の目安です)。
終了は翌5:00、受付は翌4:30までです。
和歌山市の和歌山インター動物病院が、自院の夜間診療を休止したうえで「20:00以降の診察に関しましては……大阪市内の大阪どうぶつ夜間急病センター(06-4259-1212)にお問い合わせください。」と公式サイトで案内しています。和歌山県の病院自身が案内している先です。
対象動物・料金についての記載を公式サイトで確認できませんでした。犬・猫以外を飼っている場合は必ず電話で確認してください。
県内に夜間救急がない中で、深夜に症状が出たらどうするか
和歌山県には、深夜に開いていることが確認できる動物病院がありません。県獣医師会にも夜間の当番制はありません。そのため「どこへ行くか」を探す前に、まず「電話をかける」ところから始まります。順番を決めておくと、深夜に慌てずにすみます。
重要なのは、朝まで待てるかどうかを自分で決めないことです。飼い主が症状を見て緊急度を判断するのは、獣医師でも難しいことです。この記事も、どの症状なら待てるという書き方はしません。判断は必ず、電話の向こうの獣医師に委ねてください。
和歌山県ではもう一つ、「今日が何曜日か」も確認してください。泉佐野のりんくうは土曜日が休診です。土曜の夜は大阪市内まで足を延ばすことになります。そして両方とも、終了は午前4時半から5時です。朝までではありません。
- まず、かかりつけの動物病院に電話をかける。診療時間外でも、留守番電話が夜間の連絡先や緊急時の案内を流していることがあります。切らずに最後まで聞いてください。
- 曜日と時刻を確認する。土曜以外の夜で午前4時前なら、りんくう(072-463-5939/21:00〜翌4:30/電話受付は20:00〜翌4:00)。土曜の夜なら大阪どうぶつ夜間急病センター(06-4259-1212/21:00〜翌5:00)です。
- 紀中・紀南(御坊・田辺・白浜・串本・新宮)にお住まいの場合、大阪まで2時間半〜4時間かかります。まず電話で相談し、運べる状態かどうかを含めて獣医師に判断してもらってください。向かってから考える距離ではありません。
- 田辺市周辺では、シードアニマルクリニック(0739-20-1525)が診察時間外の電話を転送し、獣医師・動物看護師が24時間365日対応する仕組みを公式サイトで案内しています。診療ではなく相談・案内ですが、深夜につながる相談先として知っておいてください。
- ペット保険に加入している場合、獣医師への電話相談サービスが付帯していることがあります。契約内容と電話番号を確認してください。深夜に使える相談先が一つ増えます。
- 出発すると決めたら、クレジットカードを必ず持つ。りんくうは現金での支払いができません。
- かかりつけの診察券、飲んでいる薬、食べたもの・拾い食いしたものの現物や写真、症状が出た時刻のメモを持って出る。長距離を運ぶ場合は、付き添いの人がいると安全です。
一般社団法人 りんくう動物救急医療協会(大阪公立大学 獣医臨床センター 夜間診療科)
和歌山県の地域別・県外の受け皿までの距離と終了時刻
和歌山県は南北に長く、紀北と紀南ではまったく条件が違います。以下は一般的な地図上の目安で、公式に案内されている数字ではありません。深夜の交通事情によって変わります。
覚えておいてほしいのは、りんくうが翌4:30(電話受付は翌4:00)、大阪どうぶつ夜間急病センターが翌5:00(受付は翌4:30)で終わるということです。どちらも朝までは開いていません。
- 和歌山市・岩出市・紀の川市 → りんくう(泉佐野)まで約40〜50分。県内で最も条件が良い地域です
- 海南市・紀美野町 → りんくうまで約50分〜1時間
- 橋本市・かつらぎ町・九度山町・高野町 → りんくうまで約1時間、大阪市内まで約1時間。大阪府南部側に出る形になります
- 有田市・有田川町・湯浅町・広川町 → りんくうまで約1時間15分〜1時間30分
- 御坊市・日高町・美浜町・印南町 → りんくうまで約2時間
- 田辺市・白浜町・上富田町・みなべ町 → りんくうまで約2時間30分〜3時間。深夜の搬送としては現実的ではありません
- すさみ町・串本町・古座川町・那智勝浦町・太地町・新宮市・北山村 → りんくうまで4時間近く。到達できないと考えてください。三重県側(尾鷲・熊野)にも夜間救急施設はありません
夜間救急がない地域での事前の備え
和歌山県のように県内に夜間救急がない地域では、深夜になってから探しても間に合いません。備えは平時にしかできません。以下は、体調が悪くない今日のうちにやっておくことです。
和歌山県でとくに大切なのは、かかりつけの動物病院に「夜に急変したらどうすればいいか」を先に聞いておくことです。特に紀中・紀南では、大阪まで運ぶことが現実的でない以上、かかりつけがどこまで対応してくれるかが唯一の頼りになります。
そして紀北にお住まいの方は、りんくうが土曜休診であること、支払いがクレジットカードのみであることを、今日のうちに覚えておいてください。深夜に初めて知ると、そこで行き詰まります。
- かかりつけの動物病院を決め、夜間・時間外の方針を平時に聞いておく。「時間外は診てもらえますか」「留守番電話に案内は流れますか」「深夜はどこへ行けばいいですか」の3つを聞くだけで、深夜の動き方が決まります。
- りんくうの番号(072-463-5939)と、終了時刻(翌4:30/電話受付は翌4:00)、土曜休診であることを控えておく。
- 大阪どうぶつ夜間急病センターの番号(06-4259-1212)と終了時刻(翌5:00/受付は翌4:30)も控えておく。土曜の夜はこちらになります。
- クレジットカードを、深夜に持ち出せる場所に用意しておく。りんくうは現金での支払いができません。
- 自宅からりんくう・大阪市内まで実際に何時間かかるかを、一度地図で調べておく。深夜に初めて調べると、距離を見て動けなくなります。
- 電話番号を、スマートフォンだけでなく紙にも書いて、キャリーバッグや玄関に貼っておく。深夜に慌てているときは検索できません。
- 深夜の移動手段を確認しておく。車がない場合、和歌山県内の深夜にペットを乗せられるタクシーがつかまるかどうかは地域差が大きく、事前の確認が必要です。ペットタクシーは深夜対応していないことが多いので、通常のタクシー会社に「キャリーに入れた犬猫を乗せてもらえるか」を平時に聞いておいてください。
- ペット保険の付帯サービスに獣医師の電話相談があるかを確認し、番号を控えておく。
- 紀中・紀南にお住まいの場合は、かかりつけが診察時間外の電話をどう扱っているかを必ず確認する。田辺市のシードアニマルクリニックのように、時間外の電話を転送して24時間365日相談を受ける仕組みを導入している病院があります。同じ仕組みを使っている病院がほかにもあるかもしれません。
- うさぎ・小型齧歯類・小型鳥類を飼っている場合、りんくうがこれらを対象と明記しています。犬猫以外で深夜に頼れる数少ない選択肢なので、番号を控えておいてください。ただし必ず電話で確認が必要です。
- キャリーバッグ、タオル、診察券、飲んでいる薬の名前を書いたメモを一か所にまとめておく。夜中に家じゅうを探さずにすみます。
夜間に動物病院へ行くときの注意
- 診療時間・料金・対応内容は変更されることがあります。このページの情報は確認した時点のものです。
- 夜間は完全予約制・電話連絡が必須の病院があります。連絡せずに向かうと診てもらえないことがあります。
- まず電話をしてください。症状を伝えることで、その場でできる応急処置を教えてもらえたり、より適した病院を案内してもらえることがあります。
- 夜間・救急の診療費は日中と異なります。公式に金額が示されていない場合は、電話で確認してください。
- 移動中の状態悪化に備えてください。キャリーケースやタオル、保険証、いつも飲んでいる薬やその写真があると診察がスムーズです。
ここに載っている病院で対応できない場合もあります。かかりつけの動物病院がある場合は、留守番電話で夜間の案内をしていることがあります。まずそちらを確認するのも有効です。