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ヴィーガンカレーが美味しい!おすすめレトルトカレーを紹介

2019年にドイツに行ったときに感じたこと。

スーパーの棚に沢山の種類のヴィーガン対応食品が置いている。

 

ドイツの飲食店の看板にはヴィーガンの文字が ドイツのスーパーで販売されていたヴィーガンチーズ ドイツのスーパーで販売されていたベジピザ

 

(この頃のワシはヴィーガンにあまり興味がなくてろくな写真が残ってねえ!)

 

 

そしておいしい!

これならば、もっとヴィーガンという生き方が身近になるかも。

(私自身はお肉の消費量を減らしていますがヴィーガンではありません)

 

 

ヴィーガニズムの考え方はとても好きです。

けれども、自分がヴィーガンになれるかというとまた別の話。

「美味しくないと続かない」なんです。

ダイエットと同じで苦痛が伴うと相当な屈強なメンタルの持ち主以外は続かないから。

私の勝手な意見ですが、完全なヴィーガンにならなくてもいいんです。

今よりも世界中で肉の消費量が減ることが大事で、あなたが完全に肉を食べないことよりも少しずつみんなが減らしていくほうが大事。

 

 

どうやったら肉の量を減らせるの?

いちばん簡単なのはカレー。

ということで、自称日本一おいしいレトルトベジカレーを開発した裏側を。

 

 

オリジナルカレーを開発する前に、まずは他社の商品を味見

 

 

そもそも私は肉の消費量を減らしたいし減っています。

かわいそうという感情も畜産業界のことを知ってから思うようになったのですが、肉の消費量が減ったきっかけは体が年をとる度に肉を受け付けなくなったというただの加齢です。

焼肉食べ放題なんて行った日には次の日は大便が油でドロドロ。

一日中下痢の症状が出たのでもう何年も行ってません。

 

 

体が肉を食べたくないと思う日もあります。

たまには肉を食べない日もつくりたいなと。

動機は人それぞれなのでしょうが、私の場合自分の体との相性を考えて。

肉は食べたくない日はあっても、米を食べたくない日は相当な夏バテの日や体調不良の日以外は特にありません。

米は食べたい、けれど肉や魚以外でどうやって米を食べようか。

天ぷらだと野菜でも美味しく米を食べられるけれど、毎日はちょっと重たい。

味噌汁と漬物だけの日もいいかもしれないけれど、今の私にはそれだけでは心が満たされない。

何だったら満たされるのか。

カレーだ!と思ってカレーを研究。

 

 

イオンで見つけたPB商品、自然食品で有名なオーサワ、創健社などで販売されているカレーを食べてみました。

野菜だけなのに美味しいと思ったもの、これはちょっときついと思ったもの、様々でしたが個人的に一番好みに近かったのはオーサワのベジカレー中辛とキーマカレー。

 

オーサワのベジカレー 中辛

 

中辛は具がたっぷりでかぼちゃが甘くて美味しかったです。

すごいなと思うのが野菜はすべて特別栽培農産物で、添加物も使っていないところ。

こちらを仕入れようかなと思って問い合わせてみましたが、残念ながら卸売先は店舗を持って販売しているところ限定で、猫カフェはあるものの猫が袋を破ったり食べたりしては大変なので断念しました。

 

 

やるならば一番美味しいものを仕入れようと思っていましたが、壁にぶち当たりました。

誰かに仕入れてもらってそれを仕入れるという手段もありましたが、同じものを販売しても知名度のあるヨドバシカメラは送料無料でポイント還元されるし勝ち目がない。

であれば、いっそのこと自分で開発してしまおうという今思うととんでもない発想の転換。

さっそく食のプロの友人に相談し、商社の方を紹介してもらい、工場を提案してもらいました。

 

 

どうやって要望を伝えたか?

 

 

私は料理をしないし、人より味にうるさいわけでもないし、ただの素人。

工場にレシピを提出するなんてことになったらどうしようと思ってましたが、「添加物をできるだけ使わないおいしいベジカレーを開発してください」と伝えると1ヶ月後に試作品が届きました。

うん、めちゃくちゃ美味しい!

これが試作品第一号です。

 

ベジニャンカレー試作品第一号

 

時々、「ベジニャンカレーは一郎さんがレシピを開発したのですか?」と聞かれるのですが、残念ながらそんなわけではなくただ工場が美味しいものをつくってくれただけです笑

 

 

ちなみに、OEMでオリジナル商品を開発するときのコツは、この商品の味に近づけたいという競合他社の商品を提出すると、相手もイメージしやすくてその味に近づけます。

ハッピープリンとベジニャンボロネーゼはそのパターンです。

カレーに関しては、完全に真似もしないオリジナルの味。

なんでピーマン、しいたけ、たけのこ、とうもろこしとか奇抜な食材をカレーに入れるのかと最初はびっくりしましたが、食べてさらにびっくり!

これは天下取れるぞという確信が持てる味でした。

 

 

どう伝えるか?

 

 

畜産動物の飼育環境のあり方を変えたい。

食べてほしいターゲットは「現在ヴィーガンの人」ももちろんそうなのですが、「そんなことを全く意識したことがない人」。

そんな人に手に取ってもらうためにはどうすればいいのか。

苦しそうな牛や豚の写真を見せても元々関心のある人以外は誰も振り向いてくれません。

私が猫の活動をしているので、SNSは猫好きな人がフォローしてくれてますが、その人達の多くは猫が好きでも畜産動物のあり方についてはそこまで関心はない。

なので、食べたら猫の保護活動資金になるという名目でパッケージを猫がカレーを食べている絵にしました。

 

ベジニャンカレーパッケージ

 

 

そして、本当に伝えたい部分がこちら

 

ベジニャンカレーパッケージ裏 エコのこと 猫のこと

 

皆様の応援のお陰で初日に1000食売れて、発送現場は今までにない混乱状態。

その後1年間で2万食販売達成したヒット商品になりました。

パッケージを読んでもらって、環境問題、畜産問題に興味を持ったという感想もいただき本当に嬉しく思います。

なによりも美味しいというお声が嬉しく、何度もリピートしてくださることが開発してよかったと思う瞬間です。

 

 

じわじわ広がるベジニャン思想

 

 

買ってくださったお客様がお友達に配って、そのお友達も注文してくださる。

そんな循環がじわじわと広がっています。

週1だけ肉を食べない、それだけでも大きなことです。

微差は大差。

いつかこの動きが大きなうねりになります。

お肉を食べないということをもっと身近な選択肢に。

美味しいで社会を変えてみせます。

食べられるために育つ畜産動物も、生きている最後の瞬間まで幸せに暮らせるように。

こう書くとヴィーガンの人からのコメントが怖いですが、何事も解決の道は一歩ずつ。

 

 

どうぶつの国という金色のガッシュの作者、雷句誠氏の漫画があります。

その世界は『永遠の実』という肉食動物も主食として食べられる植物が。

肉食動物も草食動物も仲良く生きる世界観がとても好きなのです、いつか肉よりも美味しい食べ物がメインディッシュとして広がっていくような日を思い描いています。

 

商品ページはこちら

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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