奈良市にふるさと納税をおすすめする理由。動物愛護の制度がやばい！
動物愛護活動者、犬猫が好きな人なら奈良市にふるさと納税をしたほうがいい！
使い道の枠の一つに【動物愛護】があるのですが、その予算の使い方が画期的で発案した人はものすごい賢い人だなと思っています。
大きくて立派な設備がある動物愛護センターを建設しなくても、制度の整備で殺処分を０にすることはできるのだなという可能性を見せてくれました。
その理由を詳しく説明していきます。
奈良市が動物愛護のふるさと納税を集めてから…
先日プレスリリースで殺処分0の継続を更新し、4年連続に。
※収容中の自然死、病気や大怪我による安楽死などは含みません
奈良市といえば収容がたくさんできる大きな動物愛護センターを持っているわけでもないのですが４年連続殺処分０を達成し、市長が会見をするくらい力を入れていることです。
きっと奈良市長も動物が好きでどうにか政治で生かせるように考えて制度を作ったのでしょうね。
まず見てもらいたいのが奈良市が発表しているこの時系列。
個人的に革命的なのが令和２年に導入された預かりボランティア協力者謝礼。
登録されたボランティアに1頭につき1日200円（最大30日）の協力者謝礼を支給されます。
え、そんなことあるの！？
こちとら外にいる猫を保護して医療費もフード代もトイレ砂も全部自腹だし、誰も給料なんてくれないよ！？
謝礼なんて羨ましすぎる。
飼い主のいない猫の手術代も実質無料。
それだけにとどまらず令和3年4月にTNR活動支援ボランティア協力者謝礼制度が開始。
予算に上限がありますが、なんと１件５０００円。
マジか、あの苦痛な捕獲気に入るまでの待ち時間が謝礼もらえたらなんの苦痛もなくなるわ！
お金目当てにTNR活動をするわけではありませんが、謝礼をもらえたらほかのことに活動費を使えます。
譲渡ボランティア医療費補助金制度開始も開始され、動物愛護活動が負担なくできるように。
ここまで充実した制度がある自治体を見たことがなく、さらに年々この動物愛護枠でのふるさと納税が集まっているのでもっと予算をかけられるように。
そしてまた幸せな猫が増えていく。
最終的に、この予算がなくなる方が活動者としても猫としてもいいんです。
保護する猫がいなくなることが活動の目的なので。
ただし、多頭飼育崩壊という別の問題はいつまで経っても終わりそうにありませんが。
全国から高い評価を得てふるさと納税もさらに集まり、猫を救えるようになり、市長も自信を持ってアピールできる。
奈良市に住んでいないし、奈良市で活動している人に話を聞いたわけでもなく、ただただ制度のことを文字でしか判断できませんが、、、
こんな制度があったら私はもうちょっと貯金があるはず（泣）
今までいくら猫のために使ってきたのか。
なぜ自腹でやらないといけないのかという疑問を悶々としながらも猫のためを思って考えないようにし、貯金通帳は見ないようにして高価な車なんて別世界のものだと思い、マイホームも買ってしまうと猫の住処にしかならないであろうと思っているし、そもそもローン組めないし。
予算に上限はありますが、その金額負担がなくなるどころか謝礼までもらえちゃうってなんて羨ましいことなのでしょう。
働きながら自腹で猫のためにしていくのは無理という人にも参加しやすくなる活動になりますよね。
税金を使うということは自分が思い描いているとおりにはならないし痒いところに手が届かないこともあるでしょうが。
そして保健所が奈良市内の猫を全頭収容してこの制度が適応されるというわけでもないので当てはまらないことも多いでしょうが。
ただ、この制度があるとないとでは活動のしやすさが全然違ってきます。
動物愛護センターを持たない中核市、政令市はなかなかこの制度を作るのは難しいかも知れません。
他の中核市や政令市も謝礼が出せるくらいふるさと納税制度やガバメントクラウドファンディングを有効活用してほしいものですね‼︎
動物愛護活動者がたくさんアピールして全国から納税者が増えるチャンスですよと市長に言いに行きたいものです。自分の住む市に動物愛護センターがなくても群馬県安中市のように動物愛護団体に補助金を出すこともできるという事例ができてまだまだ政治ができることはあるはずです。
地域猫活動に対する補助金は珍しいものではなくなってきました。
しかし、この制度だけでは長い目で見たら殺処分を減らしてはいけるかもしれませんが目の前の命を救うことはできません。
目の前の命を救うことで確実に街中のネコも減っていきます。
ダラダラとやるよりも一気にやってこの予算が必要なくなるような日が来てほしいところです。
特に市長権限はとても大きく、全国の良い事例をどんどん知ってもらって制度づくりをしてもらえるように、一緒に動いていきましょう。
政治に希望を持つ人が増えれば未来は変えられる。
コオロギ食べるとかありえないことで議論するよりもこういうことにお金を使ってもらいたいものです。
ふるさと納税は自分で納めた税金の使い道を決められる個人的に好きな制度です。
ぜひ有効活用してください。
政治を変えるのは時間がかかります。
まだまだ保護猫活動者は自分で資金を作らないと運営が厳しいです。
私は他にはあまりない「古着で猫助け」という皆様から古着を頂いて、古着チェーン店に買い取りしてもらいその金額を保護猫活動資金にしています。
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