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ヴィーガン生活は動物愛護につながるか。知らないうちに虐待に関わっているかも。

動物愛護活動。

一般的に認識されているのは飼い主のいない犬や猫、虐待を受けている動物、地域の猫などの保護をする活動です。

犬猫以外にも野良うさぎの保護活動をしている団体もあります。

特に動物愛護というのはこういうことだと法律で定められたこともなく、人それぞれの見解があってそれでいいと思います。

例えばヴィーガンではないと動物愛護活動をしてはいけないとか、動物愛護活動者はヴィーガンでなければ矛盾しているとかそんなことは勝手な考えなんです。

 

犬猫の保護をすることができないから動物愛護活動はできません。

そういう人にもヴィーガンになることでできる動物愛護を。

 

日々の選択が動物愛護になる

 

私は動物の虐待をしていません。

99,9%の人はそうでしょう。

直接的に犬や猫をぶん殴ったり投げたりなんてしませんよね。

 

でも、そんな人でも間接的に動物虐待をしているかもしれません。

例えば有名なフォアグラ。

 

フォアグラをつくるためにアヒルやガチョウに対して強制給餌

 

飼育方法はガチョウやアヒルの口に鉄の管を無理やりツッコんで、胃の中に直接大量の餌を入れて太らせます。

そうやって育てられた肥満のガチョウの肝臓が高級食材として流通しています。

 

 

イタリア、ポーランド、トルコ、フィンランドなどの国で生産が禁止され、アメリカではニューヨーク市議会が2021年にフォアグラの販売と使用を禁止する条例を可決しました。

日本では…。

世界的に批判が高まり、売れ残ったフォアグラを某ファミリーレストランで格安で販売していた時期がありましたが、いつもこういうことは世界と逆に進むしなんなら消費者も安くてラッキーと喜んでいるし。

 

 

ヨーロッパは特に動物福祉についての議論が活発で、時代の流れで生きたエビをさばく時は縦に真っ二つに切ることを禁止したりフォアグラが禁止になったりと正直私が動物愛護に関わっていなかったら考えもしていなかったことをどんどん進めています。

フォアグラなんて滅多に食べる機会がないのでヴィーガンでなくても関わることは少ないでしょうが、もし結婚式などで選択できるならば選ばずNOという立場を取ってくれる人が増えればなと思っています。

消費者が買わなければ売り手も仕入れなくなるし、消費者が喜んで買えばどんな生産方法であろうとじゃんじゃん仕入れるのが商売です。

 

 

ヴィーガンになることでできること

 

個人的に健康面でサプリメントで栄養を補えばヴィーガンは健康的に過ごせるという理論は好きではなくちょっと違和感を覚えているので徹底してヴィーガンになる必要はないと思っているのですが、肉などの動物性の食品をを食べないことや身につけるもの、化粧品においても動物搾取をしていない製品を選ぶことはフォアグラのように知らず知らずに虐待に関わるということも防げます。

 

食生活を変えることが厳しくても身につけるもの、化粧品を変えてみることはそこまで難しくないはずです。

今の時代、わざわざ毛皮のコートを着る必要もないしこの時代において動物実験しているシャンプーなどを使うメリットもないです。

ちなみに一番皆様が聞き覚えのある日用品メーカーはイオンモールなどショッピングモールに行くと高確率でお店がある【LUSH】さん。

ヴィーガン対応の商品はなんと95%。100%ベジタリアン対応。

動物実験そのものに反対する姿勢から、安全な代替品の調達や開発に至るまで、私たちが購入する原材料は遺伝子組み換え作物ではなく、持続可能に調達され、農薬はできる限り使用していないことを保証することは、ラッシュの精神の大部分を占め続けています。

とホームページに記載されています。

 

LUSHのこだわり、ベジタリアン製品

 

 

ほかにも肉を食べないことで現状の畜産業界にNOの声を伝えるという行動もできます。

私自身、食べるならば飼育環境の良いお肉をと心掛けていますがなかなか見つかりません。

畜産現場を見させてもらいましたが、正直臭いし汚いし狭いしそこに暮らす動物たちが幸せには思えませんでした。

どうせ食べるのであれば、権利なんて必要ないしそんな事を考える意味もない。

そういう意見もありますし、世の中は長年そういうことには目を向けないようにしてきましたがそろそろ世界中がそんなことも考えるような時代になりつつあります。

 

 

ヴィーガンにならなくても飼育環境の良い畜産業者を応援するという行為も同じくらい大事です。

なかなかそういう業者が見つからないのが現状の日本ですが、身近で言えばイオンはそういうことを意識した商品が徐々に増えつつあり、例えば卵コーナーの一部に売っている平飼い卵はここまでこだわっています。

 

 

まとめ

 

人それぞれ、価値観も違うしできることも違います。

もしよかったら動物がどうすれば幸せに生きられるのかをちょっと意識しながら普段の選択をしてみてほしいです。

洗剤を一つ選ぶにしてもこの洗剤は下水を通った後に自然に還るものなのかそれとも環境汚染の原因になっているのか、などなど。

買い物は投票です。

消費者の応援があるから企業もそういう商品開発に力を入れることができます。

 

私もまだまだヴィーガンのレトルト食品を開発したいです。

よかったらヴィーガン対応のカレー食べて応援してください!

 

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スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

猫スペースきぶん屋が皆様に協力していただきたいこと一覧

この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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