カラスがかわいく思える!?掃除屋という重要な役割をはたすありがたい存在な訳
カラスが蝉の死骸を食べているのを見ました。
そういえば路上で動物の死骸を見ることって少ないなと思ったので調べてみたのです。
朝早く起きて街中を掃除している方も知らないだけでかなり多いことを早朝散歩したときに知ったのですが、それ以外にもカラスのおかげであまり見かけないのも事実です。
知ればありがたくなるカラスの実態を紹介します。
役割は掃除だけじゃない
カラスは大体何でも食べることができ、ゴミを漁って餌を見つけているイメージもありますが果物からクルミなど本当に多彩なジャンルの食生活を送っています。
カラスを見ると不吉な気がする。
カラスは汚いイメージがある。
朝からうるさい
色々なマイナスのイメージがあり、しかもものすごく賢くて人間が石を投げたりして追い払おうとすると反撃してくるし、なんと5年くらいは顔を覚える記憶力があるそうです。
敵に回したら厄介だし、人間にとっては一見害獣のような存在かもしれません。
しかし、自然界には不必要な存在はおらず、オオカミが絶滅して鹿や猪が増えたように生態系が狂うと何が起こるか予想がつかないこともあります。
鳥獣保護管理法という法律で守られている存在でもありますが、虐待や殺害などをすると法律で罰せられます。
そんなカラスですが、知ればかわいく見えるかも。
そもそもよく見れば顔はかわいい。
人間がコミュニケーションを取るとそのゴミ捨て場は漁らないという話もよく聞きますがとても賢い。
個人的に共存できる方法はあるのではと思っています。
カラスは死肉食者(スカベンジャー)と呼ばれる存在で上にも書いていますが町の掃除屋です。
さらに、死骸を食べることによってフンをし、土に還り植物の栄養となる循環を作っています。
自然界に欠かせない存在であるカラスですが、人間の立場としてはゴミ捨て場をぐちゃぐちゃにされて掃除が余計に大変になるし不愉快な気持ちになるし。
カラスの長老と話ができたらカラスのフードを用意するからゴミを漁らないでと交渉できる気がしてますが現実はそうはいかず。
カラスよけネットとかではない将来的に何かしら画期的な発明があるのではと願ってます。
迷惑がらずに人間側もカラスの役割を理解しつつうまく共存できる方法を探っていきたいものです。
蚊やダニ、ゴキブリにも役割が
どんな生物も必ず自然界で役割があります。
嫌われ者のゴキブリも、やはり掃除をしてくれる存在で人間の髪の毛などなかなか分解しないものを分解してくれる役割があります。
とはいえ、やはり家の中にいると嫌ですけどね。
清潔にしていれば掃除屋は現れにくいのでこまめに掃除をしたいものです。
ダニなんかもどの動物にとっても害でしかなさそうな存在ですが、自然界にダニは2000種類いるそうです。
動物の血を必要とするダニもいます。
人間に害を与えるのは20種類くらい。
多くのダニは森の中で落ち葉などを分解し自然を豊かにしてくれる存在であり、ダニがいなくなると人間や動物が生きられなくなる可能性もあります。
蚊は私は個人的にどうしても共存できないので殺虫剤を使ってしまいます。
噛まれて痒いのも嫌ですが寝ているときにプーンという音を立てられて痒くて起きてしまうあの不快感と寝不足はデメリットすぎます。
そして、世界で一番人を殺している生物は蚊なのですがいろんな細菌を運んでくる厄介な存在でもあります。
そんな蚊も花粉を媒介して植物の成長を助け、ボウフラの時は水の中の有機物を分解するという役割があります。
そういう視点で見れば好き嫌いとかよりも必要な存在であり、むやみに人間が減らそうとするのもおかしな話だなと思います。
人間の立場で不要必要で判断し、ビルゲイツ氏が遺伝子組み換えの蚊の実験をしたようですが蚊がいなくなると本当に世の中は良くなるのか。
人だけでなく蚊を餌にする生き物にとっても。
そう思うと何も手をつけないことがおそらく正解で、人の都合を優先し過ぎている今の世界を見直さないといけない時期が来ているのではないかと感じます。
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