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おもろい社会のつくり方

 
先日の沖縄県の投稿文を書いてたら、自分の中で今年一番の文章ができたなと。
それぞれがこうした方が良いという案を出し合って、より良い案にしていくことが民主主義の醍醐味。
反対意見を伝えることも醍醐味の一つ。
しかし、罵声、恐喝の飛び交うだけのやり取りはクソおもんない民主主義になります。
うん、書いてて自分で納得してしまった。
まだまだ社会には伸び代があるんじゃないかという話。

 

 
おもんないことは減らそう

 

 
賛成派と反対派が分かれてそれぞれ自分の立場で意見を言い合う。
ここまでは素晴らしいことで、意見を持たず投票に行かない今の日本はもはや話し合いにも参加できていない状況。
そりゃ、票の多い年寄りの言うことばかり聞いて訳のわからないことになりますわ。

 

 
まずは自分が意見を持ちどんな立場なのかを示すこと。
そして、違う立場の人の意見もよく聞くこと。
立場が違うからと罵ってしまったり相手のことを理解しようとしないのであればそれもまたおもんない社会のできあがり。
人は立場によって意見が変わるのだから。

ストレスにしかなりませんよね。

罵声の飛び交うような会議では誰も参加したくないし意見を言いたくないし良いアイディアも生まれません。

 

 
話し合いの結果で多数決で決める。
これも少数派からしたらおもんない社会のできあがり。

少数派の意見も聞き入れることが民主主義。
全員がベストになる案なんてないのを前提に、全員がベターになるような折衷案を探すというのが民主主義の進め方。
例えば地域猫活動というのは猫好きも猫嫌いもベストではないけれどベターな案かもしれませんね。
冷静に自分の立場、相手の立場に立って色々と考えることができる人が増えればこの社会はまだまだ面白くなります。

 

 
天才的なアイディアが生まれるには

 
折衷案ではなく、時々誰もがいいじゃん!となる天才的なアイディアが出てきます。
日本人、1億2000万人いる訳ですから誰かしらがそんな思いつきもしなかったアイディアを出すことがあるわけです。

例えばユニバーサルデザインという考え方は僕は好きで、障がいを持つ方も健常者も便利なデザイン。
以前、めちゃくちゃ急な角度から退場するコインパーキングから出る時、案の定窓から小銭を入れようとしても届かない。
後ろがめちゃくちゃ混んでたので焦っていた私は100円玉を一枚落としてしまいます。
多分車の下に転がっていったので諦めて追加の小銭を入れて退場。
なんであんな小銭って入れにくいねん。

 

 
そんな悩みを解決したのがこういう自販機。
誰もが便利ですよね。
デメリットは費用がかかることくらいでしょうか。
その費用とメリットと天秤にかけてどちらを選ぶか。
そういう建設的な話し合いの積み重ねでまだまだこの国は良くなる伸び代があるのではないかと書きながら思ったんですよね。

 

 
日本全国アイディア合戦。
それいいねぇ!さらにこういうのも付け足したらいいんじゃない!
そんなおもろい会議をどんどん増やしていけば例えば私の取り組んでいる動物愛護の活動もまだまだ見えていない方法が見つかることをかもしれません。

 

 
繰り返しますが、今回ネットで話題になっている沖縄県の餌やり禁止みたいな捉え方をしている投稿。
ちゃんと行政の意図を確認して、どんなことをしていきたいのか理解してこういう改善ができますよという建設的なパブリックコメントを残しませんか?
行政で働く人も人間です。
嫌なコメントがあったら取り組みたくなくなるし、取り入れたいアイディアだなと思ったら話を聞きたくなるし。
対立より対話を。

 

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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