猫スペースきぶん屋 猫スペースきぶん屋

保護猫の誕生日、いつにしている?子猫なら大体分かるけれど成猫は難しい!およその決め方

保護猫の誕生日、いつ?

 
ブリーダーが繁殖した猫や家で飼っている猫が妊娠して出産をしたならば、その赤ちゃん猫の誕生日はいつなのか正確に分かります。
しかし、保護された子猫の誕生日の正確な日までは分かりません。

およその目安と判定の仕方を書いていきます。

 

 
子猫なら分かりやすい

 
子猫は小さければ小さいほどわかりやすいです。
まず、臍の緒が付いている場合はおそらく生後3日以内である可能性が高いです。
次に目が開きそうな乳飲み子は大体生後10日前後。
個体によりますが体重が350グラムを超えてきたら生後2週間は経っています。
歯が生えてくるのが生後3〜4週間の時期で、離乳し始める時期でもあります。

 

 
生後1ヶ月くらいはまだまだ手のひらサイズですが元気に走り回ります。
生後2ヶ月くらいでオスなら体重が1キロ手前くらいになってきます。
この時期になると体調も安定し始めます。
生後3ヶ月くらいで体重が1〜1.5キロくらいでずっしりし始めます。
生後4か月くらいまでは動物病院に連れて行くとある程度この時期に生まれたという予想を先生がしてくれますが、生後半年もしたら大人の仲間入りくらいの大きさになり成長もそこから緩やかになります。

 

 
ということで、ここまでがおよその生まれた月日が予想できるくらいの月齢です。
基本的に生後3か月を超えると子猫が人に懐かなくて手こずる時期でもあり私は生後1か月から3か月くらいの猫を中心に保護していく。
それ以上大きな子は性格によって保護するかしないかを決めます。
捕獲器で捕まえた時に人間に対してどんなリアクションをするかが重要で、噛んできたりパンチして暴れる子は手術してリリースする可能性が高いです。
威嚇だけの子はかなり懐く可能性が高く、触っても暴れなければほぼ懐きます。

 

 
大人猫の識別方法

 
大人猫の判別の仕方は歯がわかりやすいと言われていますが素人では分かりません。
動物病院で先生に聞いてみるのが一番ですが、わからないという先生もいますので保護猫が得意な先生に診断してもらいましょう。

 

 
明らかにシニアな猫は分かりやすく、顔も老けているし毛艶もありません。
毛艶だけで判断するのも難しく、ちゃんと栄養のある食事を与えることで艶が出てきて綺麗な毛並みになる子もいます。
特に黒猫は栄養が摂れていないと赤っぽい色になると言われています。
最近保護したよしのぶくんは来た時はボサボサでしたが良いご飯をあげていると光で反射した艶がとてもきれいな毛並みになりました。

 

黒猫のよしのぶくん、正確な年齢は分からず

 

 

日付は自分で決めましょう

 
正確な誕生日がわからないのはちょっとかわいそうな気もしますが、仕方のないことです。
その猫ちゃんを一年に一度お祝いする日は、例えばうちの子になった日を記念日にしたり、自分で勝手に誕生日を決めてお祝いするのもありですよね。

大切なことは正確な日ではなくその子と過ごす日々であり、元気に生きて一年に一度お祝いができるということに感謝して猫といる時間を大切にすることが一番です。
分かりやすい日を誕生日にしたり、自分好みの日にしましょう。

 

 
大体の保護猫は一年のサイクルでいうと早くて4月から生まれ始め、5月くらいから子猫の鳴き声が街中で聞こえてくる季節になり、その後10月くらいまで子猫の生まれてくる時期が続きます。
秋生まれの子猫は外が寒いので風邪をひきやすく保護した時は目やにや鼻水でぐちゃぐちゃになっていることもあります。

 

 
私自身、子猫の大体の誕生日は里親さんに伝えていますが大人猫は3〜5歳くらいだと思いますとか本当にアバウトな感じでしか伝えられてません。
大人猫が何歳なのか正確な歳が分からず、フードもどうすればいいのかとか、シニアになった時に何歳か分からないというのもちょっと悲しさがありますが、1日でも長生きしてたくさん祝える回数を重ねていきたいものです。

 

 

スマホでポチポチポイ活、古着買取、買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

猫スペースきぶん屋が皆様に協力していただきたいこと一覧

この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

SNS LINK

この著者の記事一覧

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集