猫スペースきぶん屋 猫スペースきぶん屋

保護猫が懐かないのはなぜ?パターン別仲良くなる方法

保護猫が懐かないのはなぜ?

 

保護猫を飼い始めたけれど近寄ってくれないし思っていたら猫との生活とは違う…
本当は毎日一緒に寝たかったのに全然ベッドに来てくれない…
そもそも全く触らせてくれない…
イメージとは違った現実があるかもしれません。
どうすれば仲良くなれるのか、お伝えします。

 

 
あなたの求めるのはどのレベル?

 
私は猫の保護の活動を10年していますが、そもそも最初に猫を飼ったのが10年前に公園で拾った子猫2匹です。
それまでは犬を飼っていて断然犬派で猫は興味なかったのですが、一緒に暮らすとかわいくなるもんですね。

犬はお手とかおすわりするし、散歩に行こうと言ったら尻尾振って喜んで外に出て行くし、家の中でも寝ている時以外は甘えん坊でべったり。
なので猫を飼った時は思ったよりも甘えてこずに素っ気ないことに驚きました。

 

 
2匹のうちの1匹のタマちゃんは1日一回か二回くらい甘えたい時間があるくらいで、あとは構ってほしくないよと言わんばかりに高いところで寝ています。

もう1匹のジジくんは時期によって好きな場所が変わります。
私の部屋が今のブームですが、夏は父親の部屋が好きで私の部屋には一切入ってこずでした。
私の部屋にいる時は、基本的にタンスの上で寝ていますが寒い日は布団で寝ています。
私が昼寝していたらタンスの上から降りてきてソッと添い寝してきます。

 

 
猫は甘えたい時は甘えたいのですが、基本的に自分の自由にしたい生き物で、甘えてるのか添い寝して暖をとっているのか笑
性格はそれぞれなのがとても面白くて、犬のようにベッタリ甘えてくる猫もいたり、そっけない猫らしい猫もいます。
人間から寄っていってよしよしできるのであれば十分懐いています。

 

 
猫と一緒に寝たかったのに全く一緒に寝てくれない。
大抵はそんなものです。
冬の寒い時に暖かい場所を求めて布団に入ってくるだけで、あなたと寝たいから入ってくるのではないのかも泣
そんな感じが飼い主をメロメロにさせる猫の魅力であり、猫のように生きるという大事な生き方を示してくれます。
ここまでが一般的な猫の性格ですが、本当に全然懐いていない子の場合は?

 

 
パターン別、猫との相性

 
子猫の時から家で育てていた場合、そっけない子やたまにビビリであまり触らせてくれない猫もいます。
動物愛護団体から引き取るメリットはある程度性格が分かっている猫が選べるので懐かないことはあまりないと思います。
ベッタリの猫が好きなのであればそういう性格の猫を選ぶといいのですが子猫は成長すると落ち着いた性格になりベッタリしてこないかもしれません。
その場合は成猫でベッタリする子を選ぶと確実です。

 

 
自分で保護した場合。

性格は選べませんよね。
シャーシャー言ってるしパンチしてくるし。
成長した猫ほど懐きません。
子猫が懐く目安は大体生後3ヶ月です。
そういう懐いていない猫を保護した場合はしばらくケージで育てて、たくさんちゅーるをあげてよしよししてると段々とパンチが飛んでこなくなり、ある日心を許し始めます。
焦らないことがいちばんのコツです。

 

あなたにだけ懐いていない場合。

他の人には触らせるのに自分には全く触らせないしなんならシャーと威嚇される。
自分の家の猫なら最悪ですね、、、
相性が謎に悪い組み合わせ、たまにあります。
私の父親とめいくんは相性が悪すぎて目が合うとシャーと言われてたり、触ろうとしたらパンチされてました。
もちろん虐待したり怖がらせたりすることは一度もないのになぜ??
もしかしたら声とか匂いとか猫が嫌いなポイントがあったのかもしれません。

 

 
私の場合、保護した猫が私のことをビビってしまうことが過去に多々ありました。
そりゃ猫からしたら、捕獲器を使って捕まえられて、知らない家に連れて来られてケージの中で触ってくる怖いおじさんに見えてしまう場合もあります。
その時は人馴れトレーニングは他の人に任せます。
今いる大人猫のよしのぶくんは私の顔を見ると嫌なことされると思うのか逃げてしまうような子でしたがよしよしをしていたら段々としっぽをピーンとして喜ぶようになりました。

 

 
とにかく愛情。
それでもどれだけかわいがっても相性が悪いのが解消できなければ仕方のないことですが無理に構わず猫の好きなように生活させてあげてください。

 

 
まとめ

 
猫によって性格は様々。
人間によって求めるものも様々。
私の場合、素っ気ないくらいがちょうど良くてベッタリずっと甘えてこられると自分の時間が取れないのでたまに甘えてこられるくらいの猫と相性が良いです。
ベッドに入ってこられると緊張して寝返りが打てず、寝た気にならないので猫と別々で寝たい派です。
そんな距離感の猫がうちの猫なのでとても楽です。

 

 
子猫を飼うと本当に性格はどうなっていくか分かりません。
子猫の時は本能で甘えてくる子がほとんどですが段々と猫らしくふてぶてしくなってくる猫もいます。
それも含めて全部が猫の魅力です。
他と比べたら羨ましいこともたくさんあるでしょうが、やはりうちの猫が最強。
そう思えるようにどんな猫にもたくさんの愛を捧ぐ猫生活を。

 

 

スマホでポチポチポイ活、古着買取、買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

猫スペースきぶん屋が皆様に協力していただきたいこと一覧

この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

SNS LINK

この著者の記事一覧

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集