ヴィーガンになると何を食べて生きていけばいいのか。選択肢は狭まるけれど美味しく楽しめる!
ヴィーガンという言葉が認知されて、ヴィーガンになろうと挑戦する人も増えてきました。
毎日ヴィーガンでなくても、ヴィーガン料理に興味があるからとヴィーガンレストランに行ってみる人も多く、大阪市や新宿のヴィーガン料理店に実際に行ってみたのですが結構流行っています。
ビジネスチャンスとして捉える人も多く、儲かれば続けられるし広げられるのでぜひヴィーガンでない人にも行ってもらいたい場所です。
ヴィーガンになりたい人や肉の消費量を減らしたい人に向けて発信する記事ですが、まずはそもそもヴィーガンの食生活を取り入れるべきなのか考えていきます。
ヴィーガンという選択肢は正解か
ヴィーガンを目指す理由は大きく2つ
・動物の犠牲を減らしたいから
・環境問題に取り組みたいから
健康になりたいから、という意味で取り入れる人は少数派です。
どちらかというともう少し規制のゆるいベジタリアンに多い考え方です。
ヴィーガンが健康に良いかどうかは意見がものすごく分かれます。
ネットフリックスで放送されているこちらのゲームチェンジャーという映画は科学的に分析されていてわかりやすいです。
個人的に衝撃的だったのは肉を食べた後とヴィーガン食を食べた後の勃起力の違い。
睡眠中の勃起時間を計測するのですが圧倒的にヴィーガン食の方が持続時間が長い。
男としてはこの結果は見逃せないものですが、人によって突き刺さって頭に残るシーンが変わるような映画です。
世界一重いものを持ち上げる人はヴィーガンだったり、格闘技のイベントでヴィーガンの選手がノンヴィーガンの選手に煽られまくってますがヴィーガンの選手が勝利。
オリンピックの自転車競技の事例などもデータで見せられるとなるほどと思うことばかり。
健康面でも優れたデータが展示されています。
ただし、この映画の目的はおそらくヴィーガニズムを広げることや世界全体の肉の消費量を減らすこと。
不都合なデータは示さないし、オリンピック選手でヴィーガンの人ばかりが優勝していたらみんなそうするけれど実際はそうではないし(期間中に栄養士が競技直前は肉のメニューを出さないように調整したりはどの選手もしてると思います)、観る側のメディア・リテラシーも問われます。
実際にヴィーガンの食生活が体に合わず、体調を崩した人もいるわけで合う合わないは本当にその人の体質次第。
私自身は健康のためにヴィーガンになるのはあまりおすすめではないかなと思っています。
また、肉や魚をやめることのストレスも好きな人からしたらなかなかのものです。
我慢することでストレスになり、健康になるつもりが逆に病気になったり他の人が肉を食べているのを見てイライラしてストレスが溜まるものよろしくないですね。
先程紹介したゲームチェンジャーやCowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密というドキュメントを観ると今すぐヴィーガンになる必要があるように思います。
私はこの映画を観て衝撃を受けましたし、沢山の人に観てもらいたいです。
しかし、観た瞬間に心に火がついて行動することは素晴らしいのですが無理のない範囲から始めましょう。
0か100ではなく20も50もあってもいいのでは?
いきなり食生活を変えるのは結構大変だし体が驚いてしまうかもしれません。
まずは週1から、続けられそうなら週2,週3と日数を増やしていくほうが負担なく自分の体の健康と相性が良いのかを観察しながら始められます。
方向性は地球環境の改善や動物搾取を減らすため。
全体が100→99→98と減っていくことが大事で全体を0にする必要があるのかと言われるとこれもまた人それぞれの価値観で、現実的に0はありえないのも事実。
個人も0にすることよりも80,50と段階的に減らすことが大事かなと思ってます。
そんな悠長なことを書くなとヴィーガンの人に言われそうですが^^;
あなたにあった食生活は?
肉は大好物だからやめることはできない。
ただ、自分にご褒美をあげたいような特別な日にしか食べないようにする、とか食べたくなったら時々チートデイを作る、とかいろいろ向き合い方が人それぞれあるわけです。
ヴィーガンの中にも種類があって、
ヴィーガン:完全菜食 卵・乳製品・ハチミツ・肉・魚などを食べない
フルータリアン:収穫しても、その植物自体の命に関わらないフルーツ(実=リンゴやみかん)やナッツ類を食べる人
オリエンタル・ベジタリアン:完全菜食&五葷(ごくん)と呼ばれるにら、にんにく、ねぎ、らっきょう、浅葱を食べない
などがあり、個人的にフルータリアンは健康上おすすめできません。
精進料理はオリエンタル・ベジタリアンに分類分けされます。
ベジタリアンにも種類があって
ラクト・ベジタリアン:乳製品は食べるけれど肉、魚類は口にしない
オボ・ベジタリアン:卵、卵製品は食べるけれど肉、魚類は口にしない
ラクト・オボベジタリアン:乳、乳製品、卵、卵製品は食べるけれど肉、魚類は口にしないヨーロッパで一番多いスタイル
ペスコ・タリアン:肉を食べず、魚・卵・乳製品を食べる
ポーヨ・ベジタリアン:鶏肉のみ食べ、魚、卵、乳も食べるけれど、豚、牛などは食べない
多分ほかにもジャンルがあります。
取り組む第一歩と継続すること、消費量を減らすことが重要であってどれが正しいとか価値観の違いで争わずに同じ方向に進みたいものです。
簡単にヴィーガン生活
人それぞれの価値観や健康面、手間の問題などがあり毎日完全菜食は無理かもしれません。
肉を一口でも食べたら意味がないのかと言われると全くそうではなく、人生が終わるまでに今までのペースよりも減らせる人が増えることが大事です。
1000年先は技術の進歩で肉を食べていないかもしれません。
歴史の教科書に肉を食べていた時代があったと書かれているかもしれません。
けれど、少なくともこの記事を見ている人が生きている間はそんな未来はなかなか想像しにくいもの。
完璧を目指そうとせずにできることをコツコツと。
そんな皆様に食べてもらいたいのがこちらのカレー。
ヴィーガンでない人も大満足できるような味に仕上げました\(^o^)/
利益を猫の保護活動にも使わせていただいてます。
美味しく楽しく少しずつ食生活を変化させることが未来の大きな変化に繋がります。
スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!
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