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猫カフェを経営するにはいくら準備資金が必要?賃貸契約から準備するものまで

猫カフェを運営したい。

準備することは意外とたくさんあります。

その中でもハードルが高いのが動物取扱責任者になるための実務経験半年以上と各地域ごとに違いますが該当する資格を取ること、そして動物OK日の物件を探すこと。

 

 

オープンするまでにお金がかかるのは、テナントの契約金と改装費と。

私がどれくらいの資金を使ったかをリアルに書いていきます。

 

 

このくらいの資金を用意しておこう

 

仁川駅前で営業していた時の猫カフェきぶん屋

 

私の場合、宝塚市の阪急仁川駅という学生も多く、阪神競馬場があるため競馬の観戦者も利用者が多い駅です。

普通のテナントの敷金礼金は私の住む街だと大体家賃の5倍くらいを見ておいたほうがいいのですが、猫カフェで借りた物件の最初の家賃は17万円、保証金150万円(そのうち半分の75万円が退去時に返金される契約です)

仲介手数料などもかかって結局テナントの契約だけで初期費用200万円かかりました。

 

 

なぜこんなに家賃が高いかというと、駅前ということもありますが当時宝塚市内を探し回っても2件しか動物OKの物件がありませんでした。

もう1件は宝塚市役所の近くなのですが、最寄り駅から歩いて20分、バス停も微妙に遠くてバスも結構不便。

そこは家賃10万円くらいで敷金礼金も相場くらいだったのですが、なんせ立地が悪すぎてそのテナントの面している通りの飲食店は入れ替わりが激しくて商売が不毛の地域です。

となると、選択肢が1件しかない(泣)

結果的にそちらを選んだおかげで今の私があるわけですが、儲かる商売ではないのでほかの収入源がない人はこんな勝負は辞めましょう。

借金が残るだけです。

 

 

そして内装費。

合計400万円くらいかかりました。

喫茶店が元々入っていたところなので、ある程度そのまま使おうと思っていたのですが計算が甘かった…。

タバコのヤニが全く取れないし、エアコンの中も汚れが酷かったですし、グリーストラップはえぐいほど虫がわいていて、トイレの便器は尿が固まったような黄色い塊がハイターを何度かけても取れないようなヤバい衛生状況の店を借りてしまい、勢いだけでやってしまったことを後悔しました。

 

 

結局壁紙はもちろん、床の全面張り替えて喫茶店だった頃の跡形が全くない一からのスタート。

今思うと、スケルトンの状態で出ていってもらったほうが安くついたかもしれませんね。

解体費用も結構かかりました。

そして、撤退する時も同じく解体費用がかかったのですが、17坪くらいのテナントで大体100万円かかります。

ニオイが残っていたらさらに請求されます。

撤退するときまでを考えて資金を確保しておきましょう。

 

 

動物OKの物件は増えているか

 

10年前、動物OKのテナントなんてほぼなかったです。

動物病院とかどうやって物件探したんだろうなと考えると、複数の市の不動産業者を回ってさがしたり、自分で一から土地を買って動物病院を建てたそうです。

後者を選択した知り合いがいますが、1億円借金をして動物病院を建てたとか…。

しばらくの間は借金を返すというプレッシャーが半端なかったそうです。

僕ならメンタルが病んでしまうかも。

開院してもお客さんが来てくれなかったらマジで首吊る覚悟しないといけないくらい追い込まれそうです。

 

 

今、同じように動物OKの物件を探してみてもやはりありませんでした。

隣町の西宮市で1件あったくらいです。

めちゃくちゃ駅から遠いところです。

住むための賃貸物件もまだまだペット可の条件で探すと全然出てこないからペットが飼えないという人も多いですね。

 

 

猫カフェをしたいから中古の一軒家を買ってリフォームする、というのはありかなと思います。

ちなみに私は今、祖母の家が空き家になったのでリフォームをして猫カフェ的な感じで一室をふれあいルームとして使っています。

17万円の家賃から開放されたのは気持ちがものすごく楽です。

リフォーム代金も2部屋で400万円くらいかかりましたが、あのままテナントを借り続けるよりもメリットのほうが多く、なにより私が猫に会うために今まで原付で隣駅まで移動していたのが、今は2階に上がるだけで様子を見ることができるので安心です。

 

 

9年間やって払い続けた家賃があれば、それなりに立派な中古物件が買えたぞと思うこともありますが、駅前で運営してきたことで沢山の人と出会え、直接お話してきたから今があるのも事実です。

正直儲からないし、辛いことも多いし、猫カフェはやらないほうがいいよと皆様にはお伝えしています。

資金がたんまりあるのであれば、全然問題ないのですが、例えばクラウドファンディングして猫カフェをオープンみたいな人からお金を集めないといけない状況で猫カフェをすると地獄を見ます。

 

 

まとめ

 

夢を追うことは素晴らしいのですが、できることをコツコツと。

信用がないと続かないビジネスモデルです。

やってみた感想として、他にもっとできることがたくさんあるし、もっと効率よく猫の里親さんを見つける手段もたくさんあります。

動物愛護の活動は、お金以外はいかに持たないようにするかが肝心です。

 

 

スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

猫スペースきぶん屋が皆様に協力していただきたいこと一覧

この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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