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保護猫カフェをつくりたい、そう思ったときに読んでほしい準備と心得

猫カフェを運営したい。

そんな夢を抱く人が時々問い合わせ来るのですが、準備不足だと失敗するどころか残るのは多額の借金と猫。

そんな洒落にならない状況になりますし、猫を置いて夜逃げをしたオーナーがいたりとなかなか大変な業界です。

 

経営難で夜逃げする猫カフェのオーナーを逮捕

 

儲かるのであればもっと街中に猫カフェがたくさんできるものですが、増えるどころか減っている現状を考察するとその厳しさが分かるはず。

 

この記事にたどり着いたあなたの気持ち、再確認していきましょう。

 

 

猫を助けたいという気持ち

 

自分の人生を猫のために捧げたい。

そのレベルの気持ちがなければ本当に続きません。

なぜなら儲からないから。

儲からないのに猫の世話があるから休みも取れない。

正月もお盆も関係なく猫はお腹を空かせるし、うんちをします。

本当に休めません。

頭数が多いと一日掃除をサボるととんでもないことになります。

 

 

旅行に行きたくありませんか?

週1日はしっかりと休みたくありませんか?

そういう気持ちがあるのであれば猫カフェを運営することはやめておいたほうがいいです。

私自身、時々出張には行きますがほとんど1泊2日。

しかも、朝早く起きて猫の掃除をしてから出発して、次の日の朝だけ誰かに掃除を頼んで夜も早めに帰ってくるような弾丸ツアーです。

ペットを飼っている人全員に言えることですが、旅行に行くとペットが気になって仕方がなくなり早く帰りたくなります(笑)

 

 

なぜ猫カフェをしたいのですか?

運営費で猫を助けられると思ったからですか?

月30万円売上をつくるのも大変な業態です。

30万円売り上げても10万円が家賃、3万円が光熱費、2万円がフード代、その他医療費が変動であり、手元に残るお金はごくわずか。

エアコンが壊れるだけでも致命傷の貧乏な生活を覚悟できますか?

私の場合、13匹全員が感染症にかかり2ヶ月休業になりましたが、働いても働いてもお金が減っていくという経験を人生で初めてしました。

本気で首を吊りそうなくらい追い込まれましたし、あれほど笑えなかった時間を過ごしたことはありませんでした。

 

 

猫カフェを運営しているあの人がたくさんフォロワーを集めてたくさんお金も集まってそうだから?

私の場合、特殊です。

猫カフェでInstagramのフォロワーが2023年8月30日時点で8万人はおそらく現時点で日本で一番。

そして、そうなるまでに死ぬほどもがき続けましたし努力しました。

かわいい猫の写真をあげて簡単に8万人にフォローされるような甘いもんではありません。

現実を見たら頑張っても多くて1000フォロワーとかです。

私のやり方は参考にならないので真似しようとしないでください。

 

 

それでもやりたいあなたへ

 

本当に覚悟をしている。

もし失敗したとしてもお店の猫は最後まで自分で見るような資金と居場所がある。

休みもいらないし、猫の世話は苦にならない。

というくらい腹をくくっているのであれば、準備に取り掛かりましょう。

 

 

急いでテナントを借りてはいけません。

猫カフェを開業するために第一種動物取扱業の展示という申請が必要です。

第一種動物取扱業を取得するには、各自治体が定めた民間の協会などのテストを受けて資格を取る必要があります。

テスト自体は、簡単で車の免許を取得するくらいの正直誰でも合格できるような協会もあれば、めちゃくちゃ難易度の高いものもあります。

どれを選んでも第一種動物取扱業は取得できるので、簡単で値段の安いものをおすすめします。

私は【愛犬飼育管理士3級】というのを持っていたのですが、突然兵庫県動物愛護センターはこれは犬だけが適応される資格になったと通知してきたので急遽【家庭動物管理士3級】を取得しました。

マークシートで50問くらいの試験で簡単すぎて10分もかからず試験会場を出ました。

勉強したのは前日のみ。

要点を絞り込んだテキストがメルカリで売っていたので、教材を買わずにそれだけで突破しました(笑)

 

 

資格以外に必要なのが実務経験。

フルタイムで働いて半年。

アルバイトレベルの勤務だと1年必要です。

しかし、募集してないですよね。

動物愛護団体のボランティアということで1年間ボランティアをすることでも取得できます。

その1年の間にどれだけ大変で心が折れるようであればやめておいたほうがいいですが、冷静に考えるための準備期間としても良いですね。

今すぐ開業したい方は、実務経験と資格のある人を採用するという手もあります。

なかなか募集しても該当する人が少ないと思われますが、、、

 

 

これだけでも大変。

まだやりたい気持ちはありますか?

では、次の難問の動物OKのテナント探しへ。

とりあえず近くの不動産屋で猫カフェをしたいけれどそんな物件はありますか?と聞きましょう。

基本的にありません。

できるだけ、自分の住む家とお店は近くにしましょう。

基本的に動物なのでまさかの事態が頻繁に起こります。

まさかの事態の時に駆けつけるのに30分もかかってたら取り返しのつかないこともあります。

そういう意味で休みの日も気が抜けないのが厄介です。

テナントが見つかったら近くに引っ越すことをおすすめします。

 

 

夢を踏みにじる

 

僕のこと、嫌いになりましたか?(笑)

本当に覚悟とお金がないと後悔します。

猫を救いたいならば、家で保護した猫を育てながら里親さんを募集するだけでもいいのでは?

そういう人が集まったほうがねこにとってもたくさん時間をかけてもらえるので幸せです。

 

 

儲かるのであればみんなが参加します。

けれど、儲からないからどんどん減っていく。

熱意だけでできるものでもなく、現実問題お金がないとできません。

それでも心の準備ができているのであれば背中を押します。

頑張りましょう!

 

 

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参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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