福岡県行橋市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「行橋市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、行橋市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
行橋市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
保護っ子ハウス(行橋市)
行橋市を拠点とする任意団体です。代表は中野里咲さん(愛玩動物看護師の国家資格を保有)で、獣医師やトリマーと連携して活動しています。
「行橋シェルター」は、併設のトリミングサロン・ペットホテル「Bonn grain」(行橋市大字吉国164-6)と同じ運営です。もう1か所「勝山シェルター」(老犬・老猫ホーム)もありますが、こちらの所在市町村は公表情報からは確認できませんでした。本部が行橋市であることは団体自身が明記しています。
この団体の最大の特徴は、医療ケア専門であることです。心臓病や動物循環器の疾患を専門とし、鎖肛や断脚などの手術が必要な個体を優先的にレスキューしています。年間5〜10匹の手術を実施しています。
譲渡の形式は常設予約型です。シェルターで医療と術後の管理を行いながら、SNSで個体ごとに里親を募集し、問い合わせフォームから個別に対応します。定期の譲渡会は行っていません。
受け入れている犬の出自は、愛護センターや保健所からの引き出し、ブリーダーの繁殖現場の崩壊、高齢者が飼育を続けられなくなったケースです。あわせて障がいや疾患を抱えた個体を優先的に受け入れています。
犬種の傾向は公表されていません。繁殖現場の崩壊由来の犬を受け入れているため純血種も含まれると考えられますが、割合は分かりません。
併設しているのはトリミングサロンとペットホテルで、生体販売は行っていません。その売上を保護活動費に充てていることを団体自身が明記しています。
譲渡費用は公表されていません。問い合わせの際に確認してください。
なお、この団体は大分県のNPO情報バンクに「主たる事務所=大分県中津市」として登録されていますが、シェルターの実体は福岡県行橋市です。
行橋シェルターは行橋市大字吉国にあります。ただし見学や譲渡は問い合わせフォームからの個別対応です。
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公式Instagram(本部)
公式Instagram(勝山シェルター)
公式ブログ
併設サロン Bonn grain 公式サイト
福岡県 京築保健福祉環境事務所
福岡県の出先機関です。所在地は行橋市中央1-2-1 行橋総合庁舎(別棟)、電話は 0930-23-2245 です。管轄は行橋市・豊前市・苅田町・みやこ町・吉富町・上毛町・築上町です。
保健福祉環境事務所は、犬の収容・抑留・返還と引取りの窓口です。譲渡そのものは行っていません。譲渡は福岡県動物愛護センター(古賀市)に一元化されています。
迷子の犬が収容されている場合、その犬がいるのは古賀市の県センターではなく、保護された地域を管轄するこの事務所です。収容と譲渡で行き先が違う点に注意してください。
収容された犬の掲載期間は、原則として収容した翌日から5日間(土曜・日曜・祝日を含む)です。土日祝も数に入るため、飼い犬がいなくなったら週末を待たずすぐに連絡してください。
返還には手数料が必要な場合がありますが、金額は公表されていません。問い合わせは平日9時から17時の電話のみで、メールでの問い合わせは受け付けていないと明記されています。
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保健所に収容しています[犬](福岡県動物愛護センター)
最寄りの保健福祉(環境)事務所
行橋市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
隣接する市町にも犬を扱う団体と行政の窓口があります。いずれも所在地は行橋市外で、行橋市内での開催ではありません。
わんにゃんレスキュー はぴねす(北九州市・京都郡苅田町)
任意団体(ボランティアチーム)です。シェルターを持たず、メンバーそれぞれの自宅で犬猫を預かっています。メンバーの拠点は北九州市八幡東区と京都郡苅田町にまたがっており、番地は公開されていません。
犬・猫の両方を実際に扱っています。
譲渡の形式は、ブログでの個別マッチング型が中心で、不定期に譲渡会も開いています。
譲渡会は飯塚市や田川市の会場でも開かれた実績があり、「家族募集の犬、猫 たくさん来ます」と告知されていて犬の参加も確認できます。
受け入れているのは、保健所や愛護センターで殺処分の対象となった犬猫の引き出し、迷子や遺棄された犬猫です。犬種の傾向は公表されていません。
生体販売はなく、ボランティアの自弁で運営していると明記されています。
本調査で確認した福岡県の犬猫団体のなかで、最も更新が活発な団体です。情報発信はAmebaブログが中心なので、下のリンクから最新情報を確認してください(古い公式サイトのURLは現在アクセスできない状態です)。
メンバーの拠点は北九州市八幡東区と京都郡苅田町です。
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公式ブログ
北九州市動物愛護センター(北九州市)
政令指定都市である北九州市の施設です。所在地は北九州市小倉北区西港町24番地7、電話は 093-581-1800(受付9時〜16時)です。
福岡県内で、行政が主催する犬の定例譲渡会が確認できる唯一の施設です。会場はセンターそのもので、月1回程度の頻度で開かれています。
ただしここを読み飛ばさないでください。予約不要ではありません。電話による事前予約制で、しかも犬の受付定員は毎回2組だけです。当日ふらっと行っても参加できません。他県の「予約不要の譲渡会」とはまったく違う運用です。
予約の受付には期間が区切られています。おおむね開催日の10日ほど前から前々日までの平日に電話で申し込む形です。締切があるので、開催予定が出たらすぐ電話してください。
当日の流れは、受付 → 事前講習会(約40分) → 譲渡会、という順です。譲渡前講習会は必須ですが、譲渡会と同じ日に会場で受講できるので、別の日に講習だけ受けに行く必要がありません。猫は約30分、犬は約40分と、犬のほうが長めです。
必ず飼育予定者本人が来所する必要があります。65歳以上または一人暮らしの場合は、家族等の同伴・同時受講が条件です。
譲渡条件は、成人であること、同居家族の同意、集合住宅の場合は飼育承認、営利目的でないこと、終生飼養できること、避妊・去勢手術を行うことです。飼育頭数の上限は犬2頭、猫3頭、または犬1頭と猫1頭までと決められています。
頭数について正直に書きます。譲渡対象の犬は数頭にとどまります。掲載されているのは雑種の成犬から高齢犬で、子犬がいない時期のほうが多いです。「譲渡会に行けばたくさんの犬に会える」わけではありません。
ただし公式ページに「ホームページに掲載されていない譲渡対象犬がいることもある」と書かれています。掲載がなくても電話で確認してみる価値はあります。また、子犬が入ったときには定例とは別に臨時の譲渡会が組まれた実績もあります。
収容犬の抑留期間は収容した日から5日間(土曜・日曜・祝日を除く)です。福岡市(翌日から6日間・土日祝を除く)とも県センター管内(翌日から5日間・土日祝を含む)とも違います。
返還時の費用は北九州市が金額を公表しています。抑留犬の返還手数料は鑑札と注射済票の両方を着けていれば3,000円、どちらか一方だけなら5,000円。加えて飼養管理費が抑留日数×200円、未登録の場合は登録手数料3,000円、狂犬病予防注射が2,320円かかります。
つまり、鑑札と注射済票を犬に着けているかどうかだけで返還手数料が2,000円変わります。普段から着けておくことが、迷子になったときの負担を減らします。来所の前には必ず電話で確認してください。
所在地は北九州市です。行橋市にお住まいの方は北九州市の管轄外ですが、譲渡会そのものは参加を検討できます。条件は事前に確認してください。
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北九州市動物愛護センター
センター譲渡会(事前予約制)
譲渡対象犬の紹介
収容されている犬の一覧(返還手数料の記載あり)
新しく犬や猫を飼いたい方へ
公益財団法人 福岡県動物愛護センター(古賀市)
古賀市小竹131-2にある公益財団法人です。電話は 092-944-1281(平日9時〜17時)です。県の動物愛護管理行政を担っています。
管轄は、北九州市・福岡市・久留米市を除く福岡県全域(56市町村)です。この3市は政令指定都市・中核市として独自の窓口を持っているため、県センターの管轄からは外れます。ここを取り違えると問い合わせ先を間違えます。
譲渡の形式は個別マッチング型です。譲渡会ではありません。センターが開いているのは事前講習会・犬のしつけ方教室・ボランティア研修会であって、譲渡会ではない点にご注意ください。
流れは、①電話で「これから犬を飼う人のための講習会(事前講習会)」を予約 → ②講習会を受講 → ③家庭の飼養環境調査についての面談 → ④講習会の翌週以降に、譲渡希望の犬との面会・来所を連絡 → ⑤譲渡、という順です。複数の応募があった場合は抽選になります。
事前講習会は必須で、電話による事前予約制です。月2回程度の開催で、所要時間は2.5〜3時間と長めです。半日近くかかるつもりで予定を空けてください。この運用は同じ福岡県内でも北九州市・久留米市とはまったく違います。
犬にだけある取り組みとして、「犬のしつけ方教室」が毎月開かれています。子犬コースは3週連続で通う形式、一般コースは単発です。猫にはないプログラムで、迎えたあとの不安をやわらげてくれます。
譲渡条件には犬固有の条項があります。「狂犬病予防法に規定する登録、予防注射を行わない方」には譲渡されません。またすでに2頭以上飼育している方、散歩をさせられない方は対象外です。年齢についても未成年および65歳以上は不可(支援家族の同伴がある場合は例外)とされています。
譲渡を受けたあとは、原則30日以内に犬の登録と狂犬病予防注射を行う必要があります。センター側も譲渡10日後の電話確認、4か月後の家庭訪問、1年後のアンケート調査というフォローを行っています。
ここは正直にお伝えします。掲載されている譲渡対象の犬は数頭にとどまります。「たくさんの保護犬が待っている」状態ではありません。犬が出るタイミングを待つ形になるので、こまめに公式サイトを確認してください。
登録団体が引き出した犬を団体経由で譲渡する「団体譲渡」の仕組みもあり、こちらにも犬が掲載されることがあります。
迷子として収容された犬は、県センターではなく、保護された地域を管轄する保健福祉環境事務所にいます。「収容犬に会いに県センターへ」と考えると行き違いになります。収容は保健福祉環境事務所、譲渡は県センターという二段構えです。
収容犬の掲載期間は原則、収容した翌日から5日間(土曜・日曜・祝日を含む)です。土日祝も日数に数えるため、実際に動ける平日は思ったより短くなります。返還には手数料が必要な場合がありますが金額は公表されていません。問い合わせは平日9時〜17時の電話のみで、メールは受け付けていないと明記されています。
所在地は古賀市です。行橋市は県センターの管轄内です。
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犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(行橋市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
行橋市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
行橋市には医療ケア専門の保護団体「保護っ子ハウス」があります。心臓病や動物循環器の疾患を専門とし、手術が必要な犬猫を優先的にレスキューしているのが最大の特徴です。譲渡会は開いておらず、シェルターでの常設対応と個別マッチングになります。受け入れているのは行政からの引き出し、ブリーダーの繁殖現場の崩壊、高齢者の飼育困難によるものです。行政の窓口は京築保健福祉環境事務所で、譲渡は古賀市の県センターです。
この記事は「福岡県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。福岡県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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