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ヴィーガンはなぜ増えているのか。日本は?世界は?増えている理由を調べてみた

ヴィーガン、ベジタリアンの人口は確実に増えています。

注目されるようになって、ツイッターで炎上している回数も確実に増えていますが多分それによって増えているわけではありません。

(むしろアンチが増えているだけのような…)

なぜ肉を食べないという選択をする人が増えているのか。

日本ではどうなのか、調べてみました。

 

 

ヴィーガンとベジタリアンの違い

 

昔からベジタリアンという言葉はありましたね。

自分の健康のために食生活を変える人のことですが、ベジと書かれているので菜食主義者のことを指すのかと言うと実はそうではありません。

語源はラテン語の ‘vegetus’ に由来していると言われていて「健全な、新鮮な、元気のある」という意味です。

肉を食べない人のことを指すというわけではないそうです。

 

ベジタリアンにも種類があって、その一つがヴィーガンであり肉以外にもはちみつや卵など動物搾取につながるものは避ける完全菜食主義者のことです。

セミ・ベジタリアンと言って例えば外食時などは肉を食べる臨機応変な人や、ペスコ・タリアンという肉は食べないけれど魚は食べる人など色々あるそうです。

ヴィーガンの人は結構プライドが高い人が多く、ベジタリアンの人をばかにするような言い方をする知り合いがいましたが、そういう言い方をするからヴィーガンが嫌われるんだろうなと思ったこともあります。

 

 

ヴィーガンは動物を苦しませないために動物由来のものを避けるという思想に対してベジタリアンは自分の健康のため。

私からしたら思想よりも行動や結果の方が大事でその考えの違いに言い争いをするよりも、どれだけお肉を減らせるかが大事だなと思っています。

 

 

何故ヴィーガンが増えている?日本でのヴィーガンの注目度

 

日本では全人口の5%がベジタリアンでヴィーガン率が1.9%というある会社の調査結果があります。

個人的な感想ですが、思ったよりも多くてびっくりです。

この比率、じわじわと増えてきてこの数字になったのですがきっかけはと言うとメディアが環境問題の取組の一環として取り上げ始めたり、二階堂ふみさんなど著名人がヴィーガンだと公言していたり、やはり知られると実践する人も増えますね。

メディアが取り上げるのは環境問題の角度からで、動物搾取の現実はほとんど報道しません。

なぜならばその搾取している企業はビッグスポンサーであり、その企業の評判を落とすような番組構成をできないからです。

「牛肉が作られるその残酷な真実とは!?」とか報道されたことありませんよね。

食肉業界は大手企業が牛耳っているので間違ってもそんな番組を民法が制作しません。

けれど、どんな角度からの報道でもヴィーガンについて知る人が増えることは個人的に良いことだと思っています。

 

 

ちょっとずつ注目されるようになって、街中でヴィーガンレストランを見つけたり、スーパーでも大豆ミートが売られ始めてますね。

ニーズがあるから応えるのが企業です。

大阪市西区にあるヴィーガンレストラン、パプリカ食堂は初めて行ったヴィーガン専門店なのですが美味しくてびっくりしました。

 

パプリカ食堂のヴィーガンピザは何枚でもいけちゃう絶品
パプリカ食堂のヴィーガンピザは何枚でもいけちゃう絶品
パプリカ食堂のヴィーガンカキフライはまるで本物の味と食感
パプリカ食堂のヴィーガンカキフライはまるで本物の味と食感

これからコロナ騒動も落ち着いて、世界中で増えているヴィーガンに対応するためにヴィーガン専門店でなくてもヴィーガン対応メニューを揃える飲食店は増えていくことでしょう。

 

 

世界のヴィーガン人口は?

 

そもそもヴィーガン発祥の地はイギリスで、ヨーロッパを中心に特に若い世代でヴィーガンが増えています。

ヨーロッパはどちらかと言うと環境問題の解決策の一つとしてヴィーガンになる人が増えているのですが、グレタ・トゥーンベリさんの影響も大きいのではないでしょうか。

2019年にドイツに行った時に、ニュースでの報道の多くの時間が気候変動についてでした。

コロナ騒動と同じですよね。

ある意味メディアに洗脳されて恐怖で動いているという見方もありますが、個人的な見解としてあらゆる面で肉の消費量は世界全体で少なくしていくべきだと考えているので言い方が悪いですがコロナ騒動と違って報道が良い方向に向かっているのかなと。

実際のところは日本の特にシニア層のメディアリテラシーが低くてなんでもかんでもテレビの言いなりになっているのが問題を引き起こしてしまっている場合もありますけどね。

 

世界のベジタリアン比率はどんなものか。

アメリカ、オーストラリアはヴィーガン率が2%~3%くらいと言われていて日本とあまり変わりません。

めちゃくちゃでかい肉を食べているので多分肉の消費量は桁違いでしょうが。

 

ドイツは10人に1人が肉を食べない食生活を取り入れているとのことです。

環境問題に対して非常に高い関心がある国の一つです。

意外とヴィーガン、ベジタリアンが多い国がインドで約30%。

大きくは宗教上の理由ですね。

2021年時点で14億人と総人口が多いインドで30%がベジタリアンということもあり、アジアが圧倒的にベジタリアン人口が多いそうです。

 

 

近未来の予想

 

ヴィーガン人口が増えるとどうなるか。

企業が積極的に参入してきます。

例えばスーパーのレトルトカレーの棚を見てください。

多分1個か2個くらいしかヴィーガン対応カレーはないはず。

そして美味しくない場合も…。

 

もっと美味しい代替肉の開発が進むでしょうし、焼肉屋でも代替肉を販売しているところで焼肉ライクが注目を浴びていますが他の企業も参入してくるでしょうね。

焼肉ライクのソイミート ネクストカルビ
焼肉ライクのソイミート

 

培養肉についてはどうか。

まだまだわからないことが多いですが、本物の肉と同じくらいで本物の肉と同程度の値段、もしくはもっと安いものができるとそちらを選ぶ人も増えるのではと思います。

個人的に製造過程がまだまだ不明な点が多く、健康面で不安なので推せる日が来るのかは分かりませんし、そもそも食べたことないのでなんとも言えませんが近未来に誰もが食べたことのあるような位置づけになるとは思っています。

 

参入企業が増えたらもっと商品ラインナップも増えるし、美味しくて全く苦にならない商品もたくさん出てくるはず。

唐突に宣伝ですが、今のところダントツに美味しいレトルトのベジカレーだと個人的に思っている私が開発したベジニャンカレー。

クセになる味なのでぜひヴィーガンの駆け出しに取り入れてみてください!

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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