季節の変わり目と猫の下痢。体調の変化に気をつけて!
夏から秋に季節が変わろうとしている時期にこの記事を書いています。
保護している子猫5匹のほとんどが下痢。
大人猫もまあまあの確率で下痢。
一体どうした、何か感染しているのかと焦るような朝の掃除ですが、私もなんだか寝ても寝ても眠気が取れずに体調崩す前兆かも。
季節の変わり目は、人間も猫も体調が悪くなりやすいです。
よくあることと対策を。
季節の変わり目に起こりやすいこと
人間の場合、寒くなる秋にかけて昼の気温と朝夜の気温差の激しさにより冷え、日照時間も短くなることで日光に浴びる量も減ることでホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れやすい時期です。
私のように寝ても寝てもずっと眠い人も夏から秋にかけての時期や春になり暖かくなる時期に多いです。
人間の場合、首に温かいタオルを巻いて自律神経を整えるなど自分で対策が分かっているとなんとかなります。
しかし、猫の場合はしゃべってくれないし体調が良いのか悪いのか、病院に行くべきなのかわからない。
猫も同じく寒暖差が激しいと体力を消耗しますし、夏の疲れが出てしまう時期でもあり、私のところは毎年秋になる時期に下痢になる猫が多いです。
大体1週間くらい続きます。
下痢といってもちょっとは粘度があり、完全にシャバシャバの水下痢ではなくニオイのきつい柔らかい便です。
下痢以外にもよく吐くのは同じく自律神経の乱れや毛の生え替わりの時期で抜けやすく、毛繕いして吐き出しているか。
夏バテしていた猫は胃腸が弱っているので食欲が出てきた時に食べ過ぎることで不調になることもあります。
確かに夏に比べて今は餌の量が増えているので人間と同じく食欲が出てきている時期ですね。
猫の不調への対策方法
寒暖差が激しい時期ですが、夜は涼しいから窓を全開にしてしまうと猫にとっては体がまだ冷えに慣れていないので寒いかもしれません。
下痢や嘔吐が続くのであればエアコンをつけて温度管理をすることをおすすめします。
フードに関しては下痢が続くようでしたら一時的に胃腸ケアに代えることをおすすめします。
子猫が離乳期になると消化がうまくできずに下痢になって弱ってしまうことがあるので私の場合はヒルズサイエンスの消化ケアidの缶詰を常備しています。
秋に保護する子猫は風邪をひいていたり下痢をしやすかったりですぐに衰弱することもあるので常に持っておいた方が良いアイテムです。
水も常温でも夜は結構冷えているので、白湯を入れてやったり電気で温める水飲み場を導入するのも一つです。
冬場にこの水飲みに変えてから水を飲む量が増えました。
高齢になる程注意を
夏の暑さの疲れが出てしまう時期は高齢猫にとってはこれまで隠れていた病気を発症しやすい時期でもあります。
たかが下痢でも続くと高齢になると体力を削られます。
念のため早めの受診を。
子猫も秋から冬にかけてはちょっとした症状でも急変することが多いのでとにかく異常を感じたら早めの対応をしたい時期でもあります。
ちなみに私が前年に保護した子猫は風邪をこじらしてから投薬治療をしていたのですが、咳をし始めるようになって入院させました。
肺炎と診断されたのですが、一晩でかなりぐったりしてしまってあと1日遅れていたらまずかったかもというような状態。
保護した猫の死はトラウマになるのでいつも早めに病院に連れて行ってるのですが、ここまで早く風邪が急変したことはなかったので入院中は病院からの電話がとにかく怖かったです。
退院できるという連絡をもらった時は力が抜けてやっと安心できました。
偏頭痛を持っている人なら分かりやすいのですが、気圧の差も体調に影響しやすいです。
梅雨の時期、台風の接近は案外猫の体調にも関係してきます。
数字ではない体感でのなんとなくですが、気圧の低い日にぐったりして急変してしまう子猫が今まで多かった傾向があります。
人間は汗をかいたり鳥肌を立てたり体温調節が上手な動物ですが、猫は犬のように舌を出して体温調節することもできず、基本的に体温調節ができなくて寒暖差が苦手な生き物です。
下痢という分かりやすい症状だけでなく、なんとなく元気がない、食欲がない、などに気付いてあげられるように日頃からのスキンシップと、部屋に温度計を設置して24℃以下にならないように部屋を暖めたり、真夏日に暑すぎないような温度設定を。
何よりも人間が倒れてしまうと猫の面倒を見られなくなるので自分の体調もしっかり整えるために時間を過ごす時期でもありますね。
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