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家が猫のおしっこの臭いでくさい。対処法とリフォーム時に気をつけること

この記事にたどり着いた方の多くは、家で飼っている猫のおしっこの対策は大体してきたはず。

例えばトイレの設置台数を増やしたり、トイレ砂をお気に入りのものに変えてみたり。

けれども粗相がなくならない。

もうそれに関しては諦めたから、やってしまったあとのおしっこのニオイをどうにかしたいということを中心に書いていきます。

猫のためにリフォームしたいという方も必見です。

 

 

もう手遅れ?臭いが染み込むその前に

 

 

私が飼っている猫は13匹。

そのうち2匹は時々、月に1回位壁におしっこをかけます。

毛布など布製品があると高確率でそこにおしっこをします。

正直、一緒の部屋で暮らすとベッドにおしっこをされたりするので無理だと思っています。

 

 

別の1匹は当たり前のようにスプレー行為をします。

いじめられやすい子で、他の猫にちょっかいを出された(ちょっと手で触れられる程度で本気のやり合いではないです)くらいでシャーッとしてしまいます。

猫カフェをしていた当時はその子が毎日壁におしっこをかけるので、日に日にアンモニアのニオイが取れなくなりました。

一応水が染み込みにくいタイプの壁紙と床材だったのですが、毎日されると徐々に染み込んでしまいます。

猫カフェを撤退したときは、床に染み込んだおしっこのニオイが取れなくて冷や汗をかきましたがコンクリートの表面を削ってハイターをかけてなんとかニオイが取れました。

 

コンクリートにまで染み込んだ猫のおしっこ

 

 

今私がしている対策は、猫がいる部屋に布製品を置かないことを徹底しています。(キャットタワーは布製品なのですが)

クッションは合皮のものを。

 

飛沫防止ビニールで猫のおしっこが染み込むのを防止

 

めいくんの爪とぎの餌食になるのですが、布製のクッションを何度もおしっこで濡らされて誤ってそのクッションに座ってしまうと最悪なので合皮のほうが使いやすいです。

部屋が畳や絨毯の場合、おしっこをされたら本当にニオイが取れなくなるし、一度そのニオイがついてしまうと何度もそこでやるようになるので厄介です。

応急処置方法かもしれませんが、コロナの時に活躍した飛沫防止シートみたいなビニール製のものを敷き詰めるとおしっこをされても拭けます。

 

飛沫防止ビニールで猫のおしっこが染み込むのを防止

 

 

カーテンにもおしっこをされたので、ホームセンターで売っている養生シートに穴を開けて引っ掛けて吊るしています。

費用対効果抜群で、長持ちするしおしっこされてもすぐに拭けるし、遮光してくれるので重宝しています。

 

養生シートをカーテン代わりにしておしっこ対策 養生シートに穴を開けて吊るす猫のおしっこ対策

 

ちょっと値段が高いぶ厚めのものをおすすめします。

薄い白のものは安いですがすぐにボロボロになります。

 

 

布製品に関しては、一度そこに粗相をしてしまうと熱湯でニオイ除去したり洗濯しても再びそこに粗相されることが多いです。

布にされるとなんであんなに臭いのでしょうか。

そして染み込んでいるので気付きにくい。

洗えるものだとマシだけれど、ベッドとかソファーとかにされた日には発狂したくなります。

 

 

本当は粗相しなくなるのが一番ですが、例えば去勢手術が遅かったりでスプレーの癖がついてしまった子、何をしてもトイレでしてくれない子はいます。

憧れのベッドで一緒に寝るということも粗相でできないかもしれませんが、そういう子を飼ってしまっている以上、生涯向き合うために対策は必要ですね。

 

 

 

ニオイが染み込まないリフォームを

 

 

建材にニオイが染み込んで、リフォームしなければもうニオイが取れない。

そんな時に再び同じ悲劇を繰り返さないように注意点をいくつか。

 

まずは壁紙、床材。

完全に水を弾くような素材。

私の部屋の場合、かなり特殊で和紙にウレタンで加工して水を弾くようにしています。

和紙を壁紙に使っている職人さんはほぼいないので、当てはまらないかもしれませんが、関西圏なら私の家のリフォームをしてくれた職人さんを紹介できます。

こちらのインスタグラムを運営されているので、よかったら問い合わせてみてください。

 

https://www.instagram.com/miroku1297/

 

時々出張にも行っているのでちょっと遠いところでも対応してくれるかもしれません。

大体6畳の部屋で壁紙と床の張替えで60万円前後ということです。

 

 

今、まだ染み込んでいなくて拭き取ればにおいがどうにかなっているという場合は自分で貼れる防水シートがあります。

「防水 壁紙」と調べると色々出てきますので、手遅れになる前に対策を!

 

壁紙用の猫のおしっこ対策シート

 

 

リフォームすることが決まっているのなら、壁と床のつなぎ目にも注意。

巾木(はばき)は部屋をおしゃれにする効果がありますが、壁におしっこをするペットが居る場合、その部分におしっこが染み込んで拭こうにも拭けないことに。

猫のおしっこが巾木に染み込んでしまう

 

私の場合、巾木はすべて撤去し、こんな感じに仕上げました。

巾木を撤去し、猫のおしっこが拭き取れるようにリフォーム

 

拭き取りやすく、絶対に染み込まないので粗相されてもニオイは拭いたらなくなります。

 

 

市販のスプレーで効果的なのは、ライオンの商品が自然の素材で猫の健康を考えるとベターかなと。

ライオンのペット消臭剤がおすすめ

 

クエン酸を水に溶かしてスプレーするのも、アンモニアの分解作用があり消臭効果があるようです。

強烈なのは酢を水で薄めると良いそうですが、部屋が酢の匂いがしばらくして結構キツいです(笑)

 

 

最後に

 

自分の家のニオイって良くも悪くも慣れてしまいます。

自分では無臭だと思っていても他人が家に入ると入った瞬間のニオイの感じ方がありますよね。

すぐにそのニオイにも慣れてしまうようにできているのが鼻の構造ですが、ワキガ臭やゴミ収集車のレベルのニオイになるとさすがに慣れずに私は頭が痛くなります。

猫カフェでも酷いレベルのニオイのところもありますが、家ではあんなレベルになりたくないですよね。

粗相してしまう困った猫や犬がいる家庭は対策がとっても大変ですが手遅れになる前にやれることをやりましょう。

賃貸の場合、おしっこ臭が残っていると高額の請求が来ます。

対策のほうがきっと安いし人が快適に過ごせますよ。

 

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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