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レトルトのヴィーガンボロネーゼ、つくってみた。これはマジでやばい。

ヴィーガン生活を少しずつ取り入れたいという人のためにも、食べて動物愛護活動の支援をしたいという人のためにも、全国各地の動物愛護活動者の運営資金を生み出すためにも、弊社では美味しく楽しく世界を変えるをコンセプトに続々と新商品を開発しています。

 

 

2022年、その商品の第一弾として、毎日食べても飽きないようなレトルトのベジニャンカレーを発売。

年間2万食食べられる零細企業としてはヒット商品を生み出しました。

第二弾、2023年にベジニャンラーメン塩味、醤油味とベジニャンボロネーゼを発売。

 

ベジニャンシリーズ

 

個人的にカレーは原点にして頂点。

毎日食べても飽きないし、野菜がたっぷりで栄養バランスも良い。

ラーメンやボロネーゼはどちらかというと嗜好品の部類で、時々食べたくなる時にランチタイムなどに食べてほしいなと思ってつくりました。

制作裏話とその味と。

 

 

なんでやねんとツッコんだ大ちょんぼ

 

ベジニャンカレーを制作するにあたってとある商社に相談しました。

こちらの営業マンの方、伝達することが苦手なのか私の意図が伝わっていないことが多かったのです。

それでも初回のベジニャンカレーは試作回数2回とすんなりできました。

カレーも順調に売れたし同じ感じでヴィーガン対応のパスタソースをつくりたいので、ボロネーゼ、カルボナーラ、ペペロンチーノの3種類の試作品をつくってもらいました。

 

 

ボロネーゼとカルボナーラ、びっくりするくらい美味しかったんです。

これ、常識を覆すぞとワクワクしかない日々が続きました。

原材料を確認すると…

ひき肉て!牛乳て!卵黄て!ベーコンて!

思い切り動物性の原料が使われているやないかい!

試作を作るのにだいたい1~2ヶ月かかるのですが、わしの待ち時間は一体何だったのかと流石に笑えないミスをしてくれました。

気を取り直して丁寧に1から10まで説明して、再びボロネーゼ、カルボナーラ、ペペロンチーノの試作品が手元に。

 

 

まずペペロンチーノ。

個人的にめっちゃ疲れている時ににんにくをキメたくなるのでいつもあえるパスタシリーズのペペロンチーノは常備していますが、申し訳ないけれど試作品よりもあえるパスタシリーズのペペロンチーノのほうが安いし美味しい。

この味だと購入するメリットがないので、もっと具沢山で攻めようかなと保留中です。

 

 

次にカルボナーラ。

牛乳のかわりにココナッツオイルを使っているのですが、これが不評。

正直お肉みたいな味や食感はそこまで難しくないのが現代の技術ですが牛乳のかわりになるようなものが料理としてはなかなか難易度が高いです。

コーヒーとか飲み物に使うならオーツミルクやアーモンドミルクなどで代用できるかもしれませんが、料理に使うのはなかなかまだつくってもらってる工場では再現できてないです。

こちらも一旦保留。

 

 

最後にボロネーゼ。

食べた瞬間ビビりましたが、前回私の指示を聞かずに思い切り肉を使っていたので、今回ももしかしてまた肉を使ってるんじゃないかと不安になるようなリアルな味。

何度も確認しましたが、お肉は使っていませんとのこと。

ふつうに美味しいではヴィーガンのイメージは変えられないと思ったのでとことんこだわった味にしました。

 

 

ボロネーゼ、その出来は…

 

実はこのレシピ、ものすごく有名なシェフの方のレシピを土台に肉を大豆ミートに変えただけのもの。

だから材料も効果になってしまい、販売価格もカレーに比べたら高いのですが…。

とにかく普通のミートソースやボロネーゼよりも美味しい自信があります。

びっくりされるのはカレーよりもボロネーゼが圧倒的で黙っていれば絶対に肉だと思われます。

 

 

 

いつかスーパーの棚に並ぶ日を夢見て。

食べることを通じて動物愛護や動物福祉の輪がじわじわと広まって、畜産動物の妊娠ストールやバタリーケージの廃止、繋ぎっぱなしではなく適度な運動ができる環境を与えられるようにまとまっていきたいんです。

ぜひぜひ食べて応援してください。

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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