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動物愛護団体に猫を引き取ってもらいたいとき、伝えるべきことは?

道端に猫がいたから思わず保護してしまった。

人馴れしている猫を保護する?

けれど、自分の家では猫は飼えない。

さあ、どうする?

Googleやインスタグラムで検索して出てきた団体に電話してみよう。

 

 

よくあるケースです。

私も山ほどそういう電話がかかってきます。

正直嫌なのが話が長いこと。

的確に手早く伝えるべきことをまとめます。

 

 

30秒で趣旨を伝える

 

〇〇で猫を保護して、私は仕事をしているからどうのこうので、先住猫もいるしどうのこうので知り合いをあたってみても里親になってくれる人がいなくてどうのこうのと、とにかく10分くらい話し続ける人がいるんですね、結構な割合で。

断られたくないから熱弁する気持ちもわかりますが、こちらも気持ちだけで断る断らないを判断しているわけではなくて、物理的にキャパオーバーでこれ以上引き取れない時はありますし、4月から11月まではそういう時がほとんどです。

子猫の世話もしながら仕事もしながら自分の休みの日も取れないような日々が続きます。

時間がとにかく惜しいです。

逆の立場になってみてほしいのですが、見ず知らずの人からこちらがどんな状況かを聞こうとせずに一方的に話す人と突然かかってきた電話で話したいですか?

 

 

相手の時間を奪わずに的確に何をしてもらいたいかを伝えること。

はっきりいうとこちらからすればどんな経緯で猫を保護したという情報は必要なくて、

 

まずほしい情報は

 

・場所はどこか

・生後どのくらいの大きさで

・保護しているのかまだ捕まえられていないのか

・威嚇してくるとか触れるとかどんな人馴れ具合で

・何匹いるのか

・風邪を引いていたり体調はどうなのか

・保護して何日目で病院に連れて行っているのかどうか

・写真を送れるか

 

をまず知りたいです。

こちらが保護できるできないに関わらず、その情報を聞けばなにか提案できることもあるし、提案できないケースもあります。

特に乳飲み子の場合、つきっきりで見ることができる活動者は限られます。

 

 

次に欲しい情報は【あなたは何ができるのか?】です。

こちらとしては丸投げで全部やってほしいというのであればせめて初期医療には自腹で自分で連れて行ってほしいです。

動物病院に行く時間だけで半日取られます。

え?自腹ですか?とか言われたらイラッとします。

こちらは今までそういう丸投げの人からどれだけ私財を費やしてきたか。

国や自治体からの補助金なんて出ません。

目の前の猫を救いたいのであればあなたにもそれなりの覚悟を持ってほしいです。

 

 

腹が立つのが、「近くに見かけない猫がいるのですがどうにかしてください」という丸投げの中の丸投げ。

こっちがどうせえっちゅうねん。

保護猫活動者は便利屋でもありませんし、絶対に懐かないような猫を保護する余裕もないです。

なんでもかんでも動物愛護団体に電話をかけるのはやめましょう。

 

 

できることはあるはず

 

自分の家で預かれなくても

・友人で預かって貰える人を探す

・里親を探す

・金銭的な支援をする

ということを努力してみることはできるはず。

特に、誰か預かれる人さえいればこちらも一時的にトイレやケージを貸し出したり譲渡会に参加してもらったりできることはあります。

 

 

ベストは自分の家で自分で里親を探すということでしょうが、それぞれ家の事情やマンション規約などがあるのでできるできないは分かれます。

けれど、知人で預かれる人を探すことは多くの人ができることです。

動物愛護団体は、カネもない、里親さんもなかなか決まらず次の子が保護できない、といういつ活動が終焉を迎えるかわからない状況のギリギリなところが多いです。

里親さんが決まらなかったら次の子が引き取れない状況が多々あるので、あの団体は預かってくれないお金だけ集める悪い団体だと変な噂を立てないでくださいね。

 

 

引き取って当然だと思わないで

 

愛護団体を名乗るのだから、猫の世話を無償でするのは当然。

そういう空気がありましたし、今も一部の人から言われます。

「好きだからやってるんでしょ?」とかね。

好きだからやるような趣味のような活動ではないんです。

やらないと猫がどんどん増えて、また動物愛護センターが殺処分しなければならない状況になったり、外で死んでしまう子が増えるのが嫌だからやっているのであって、趣味でやっているのではありません。

 

 

自分の力量以上のことをしてしまうと、崩壊してしまいます。

自分が病気になると保護している猫たちまで影響が及びます。

そんなギリギリの活動ですが支援してくださる方がいて成り立っています。

カネばかり欲しがりやがってみたいな悪口を言われたこともありますが、お金がなかったら一番かかる医療費や家賃をどうやって支払えばいいのでしょうか?

支援もしないのに偉そうに口ばかり出すような大人もいますが、実際は支援がないと続けていけない活動です。

本当はみんなすべての猫の命を守りたいのですが、物理的に体一つと限られた資金では不可能です。

優先順位をつけて断ることもあります。

近くの団体さんを支えてください。

個人個人のやれることの積み重ねが必ず幸せになれる猫の数を増やせます。

 

 

スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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