口内炎の猫が痛がって食べられない時に食べたフードを紹介。少しでも長く生きるために。
猫の口内炎は人間の口内炎と違って命取りになります。
悲鳴を上げてびっくりするくらい痛がって、全く食べなくなります。
食べなくなると猫は生きられません。
刻一刻と死が迫ってきます。
私の飼い猫のゴメくんは腎臓病からの口内炎になり、一部抜歯手術をしたものの残った歯も口内炎になり腎臓が悪いのでもう手術はできません。
食べなくなって諦めそうになった時に、食べてくれたフードや対策を紹介します。
まずは口内炎対策から
猫の口内炎は基本的に抜歯手術をするか痛み止めを2週間か1ヶ月に1回注射することで痛みを和らげることができます。
前者は手術後しばらくエリザベスカラーをつけての生活となり、手術後は痛々しいですが歯がなくても猫は食べられるので口内炎で苦しむことは再発しない限りは大丈夫です。
ゴメくんは私の判断ミスでもあるのですが、まだ口内炎になっていない歯を残したため、その後残った歯が口内炎になってしまったのです。
あの時全部抜いていれば…と後悔しています。
後者は手術をしなくていいのですが、注射の副作用として糖尿病の可能性が高まります。
どちらが良いかは一長一短なのですがまだ年齢が若いのであれば抜歯手術を私は考えます。
ゴメくん以外に、アオちゃんが生後半年くらいで口内炎を発症しました。
そんなに幼い時になるのは稀なケースで一瞬エイズや白血病を疑いましたが陰性でした。
おそらく、人の指を吸う癖があり菌が入ってしまったのかなと考えています。
アオちゃんは幼い時に歯を失うことになりましたが、基本的にドライフードを問題なく食べることができ生活に支障はありません。
むしろ、注射を続けていた時は、痛み止めが切れ始める時期になると悲惨な悲鳴を上げていたので手術してよかったと思っています。
ゴメくんに関しては腎臓が悪化し、腎臓の機能が弱まっているために口内炎の症状が他の歯からも出てしまったのでしょうが、腎不全と口内炎は割とセットでなりやすいパターンです。
2度目の手術を使用にももう腎臓が限界に近いので麻酔に耐えることができない可能性があります。
なので、痛み止めの注射と飲み薬を併用しながら進めていたのですが…
ついにドライフードを食べなくなって、ちゅーるとカルカンのパウチを混ぜていたのですがそれも3日くらいしたら食べなくなって…。
ちゅーるを舐めなくなったらもう覚悟しなければならないなと思っていました。
けれど、なにか食べられるフードはないかとペットショップで売られている柔らかそうなフードを試してみました。
その結果を書いていきますが、腎臓が悪い猫に対しては本当のベストは腎臓食。
けれど、味が嫌いで食べてくれない場合は食べられるフードを優先したほうがいいです。
食べなくなったらすぐに弱るので。
色々なフードを試した結果
結論から書くと、うちのゴメはモンプチのプチリュクスパウチを食べました。
味はマグロと鯛、マグロとしらすが好きなようです。
こちらの商品、いい匂いがしてそれにそそられて食欲が出たのかもしれません。
少量の割には一袋100円ちょっとする店が多く、なかなか食費がかかってしまいます(汗)
しかし、このまま死んでしまうよりは比べ物にならない嬉しさがあります。
なんと、全く食べない状態から一日4袋とあとで書くモンプチBOX7種かつお節入りの1袋を混ぜて食べるようになりました。
まだそれでもカロリーとしては足りてないですが、食べられるだけ良かったです。
他に試したのがちゅーるごはん。
こちらはちゅーるを食べなくなったため強制給餌用として指で口に入れていましたが口内炎が痛いので断念。
自分から食べにいくことはなかったですが、好きな子にはおすすめです。
ただし、一日のカロリーを補おうと思ったら15~20本ほど食べないといけません。
1本40円ほどするのでなかなかの値段です。
チャオのだしスープ。
こちらはまずまずの食いつきでしたがすぐに飽きてしまったのでゴメくんはチャオ系のごはんが相性が悪いのかも。
余ったスープを他の猫に食べさせたら食いつき抜群だったので食欲が無い時に食べさせるリストの中に加えておきたい一品です。
美味しくて食べやすい健康缶。
こちらに関してはゴメくん一切口にせず。
他の猫は食べていたのですが…。
多分口内炎に相性の良い舐めて食べられるようなごはんなので試して見る価値アリです。
番外編、サプリメントのユッカインテンシブ。
こちらはアマゾンで食べられそうなフードを買い漁っていた時に関連商品で出てきた液体タイプのサプリメント。
こういう時に何でもかんでも試してみたいので買ってしまう人間の心理は怖いなと思いつつ、口コミの中で口内炎が痛がらなくなったと書かれていたのでポチッとしてしまい届いた品物を開けてみました。
独特のにおい、良いにおいではないです。
説明書きに、1滴にリンゴジュースを混ぜて飲ませると書かれていました。
試しに原液を私の口に1滴入れたのですがゲロマズ。
なんか口の中が痺れる感じがする…。
リンゴジュースを混ぜて飲んでもかろうじて飲めるくらいでおいしくはない。
ゴメくんにも飲ませましたが一回目は泡を吹いてました。
リンゴジュースの量を増やして飲ませるとまだ我慢できるようで、毎日飲ませています。
いろいろ試しているのでどれが効果があるのか正直わかっていませんが、今のところ歯を痛そうにする回数が減り、一日4食食べられているのでなんとか今月は生き続けてくれそうだなという感触です。
まとめ
口内炎になってしまってフードが食べられない状況になった時はまず食べそうなフードを探すこと。
そして一日も早く病院に行って対処法を相談することをおすすめします。
歯磨きをしていれば予防できるとも言われていますが、猫の歯磨きはなかなか難しいですよね。
私の場合、保護して里親探しをする猫だけでなく、お店の猫が13匹いるのでとてもじゃないですが全頭歯磨きをするのは難しいです。
抜歯手術をする場合は事前に麻酔をしても大丈夫なのか血液検査をすることがほとんどです。
口内炎の原因の一つが腎不全なので、もしかしたらこの時に腎臓が悪いことが判明するかもしれません。
発見が早ければ点滴と投薬で数値を正常値に近づけることができ、そうなれば手術もできます。
今は口内炎を発症していない歯も将来的に発症しそうだと獣医師が判断すれば、腎臓が悪い猫の場合はその歯も抜歯したほうがいいか相談して決めましょう。
猫が食べなくなると本当にヒヤヒヤします。
上記のフード以外にもいろいろ売られています。
柔らかそうなものを一通り購入してどの味が好みなのかを見極めて食べられるフードをとにかく食べさせて体重を維持することがこれから先、どれだけ生きられるかの勝負の境目になります。
皆様の愛猫の食べられるフードが見つかりますように。
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