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保護した猫がノミだらけ!駆除だけじゃ解決しない気をつけたいこと

保護した猫がノミだらけだった場合の対処法

 
保護してきた猫がノミがついているかどうかはその猫が育っていた環境次第です。
外で暮らしていたのに1匹もついていない場合もあれば目でわかるほどうじゃうじゃついていることも。
ノミだらけの猫を保護した時に気をつけたいことをあげます。

 

 
保護猫にノミがいた時まずはすること

 

先日、多頭飼育崩壊現場に行ってきました。
家の中と外を出入り中の猫。
8匹素手で捕まえて連れて帰りましたが見事にみんなノミがたくさんついてました。
この家の人、多分家の中にノミが大量にいるのですが一体どうやって生活しているのか、、、

 

 
ちなみに、この子達のノミ落としをしたのですが私も足を噛まれました。
1ミリくらい穴が空いて膿が出てきてめちゃくちゃ痒いのが3日くらい続きます。
猫はこんな痒い思いをずっとしているのかと思うとゾッとします。
蚊がかわいく思えるような痒さです。

 

 
まずすることは、ノミを落とす薬をつけましょう。
フロントラインプラス、マイフリーガードαなど色々あり、薬によってノミダニだけではなく耳ダニやお腹の寄生虫の駆虫もできます。
ノミ取りシャンプーというのも売られていますが、100%取り切れるわけでもなくシャンプーしたから先住猫と一緒にしてもいいと思ったら大間違いです。
高確率で生き残りがいて、先住猫ちゃんにノミが移る可能性があるので薬を使うことをおすすめします。

 

 

体にノミがいたら高確率で起こること

 

私の場合、目視でノミが確認できた場合はネクスガードという薬を使います。
動物病院で大抵のところは取り扱っています。
なぜフロントラインプラスではなくネクスガードなのか。
それは、お腹の寄生虫も駆虫できるのがネクスガードでフロントラインプラスは体にいるノミダニに効果があるのですがお腹の中までは作用しません。

ノミが目視で確認できなくてもうんちの中に長い糸のようなものや米粒のようなものが確認されたらそれも寄生虫がいる証拠なのでネクスガードをお勧めします。
すでにフロントラインプラスなどを使った場合はドロンタールという飲み薬でも駆虫できます。

 

 
寄生虫はノミの死骸を食べてしまった時に高確率で宿ります。
ノミが体にたくさんいると、毛繕いの時にノミを飲み込んでしまい結果的に寄生虫が宿ることになります。
寄生虫自体は簡単に落とせるのでそこまで心配する必要はありませんが、たくさんお腹の中にいる場合おぞましい量の虫がうんちから出てくるので驚きます。
なんにせよ、下痢や体調不良の原因になるので早く落としましょう。

 

 
気になる値段は?

 

フロントラインプラスはAmazonでも販売されてて、6本セットで5000円弱。
猫が1匹しかいない場合は動物病院で一本買う方が安くつきますがたくさんの猫を保護した時はこちらがおすすめです。
寄生虫の駆虫薬のドロンタールは24錠で10000円しないくらい。
こちらも量が多すぎて、普通の人は使い切れないので無難に動物病院で買うことをおすすめします。

 

 
ネクスガードは3000〜4000円くらい。
耳ダニにも有効なので耳の中が黒い場合は病院で耳ダニがいないか確認しましょう。
ネクスガードの前にブロードラインという薬がありましたが、こちらは耳ダニには効果がなかったです。
ブロードラインの方が少し安かったので耳ダニがいないときには重宝していました。

 

 
保護活動をしている方は家にマイフリガードのボトルを常備しておくことをおすすめします。
80匹分くらい使えます。
動物病院に行くと売ってもらえるところがあるので探してみてください。
私は仲の良い先生から買わせてもらってます。

 

 
まとめ

 

ノミがいたら人の生活にまで影響があります。
家の中に広がったら厄介なので早めの駆除を。
猫を保護したら、ノミダニ駆除、検便、エイズ白血病の検査をまずすることをおすすめします。

先住猫に広がったら余計にお金がかかります。
私は一度1匹から10匹に広がってしまったことがあり早めに駆除しておけば安価で済んだものを痛い出費になりました。

 

 
外で暮らしていた猫は高確率でノミがいると思ってください。
そして、薬で駆除したら24時間はノミの死骸がたくさん出てきます。
これを猫が飲み込んでしまうとまたお腹に寄生虫が宿るので掃除をこまめにしましょう。

 

 
ノミに限らず猫を保護したらまずはケージなどで隔離して開院している時間であればすぐに動物病院に連れていくことをお勧めします。
猫が威嚇してきて全く触れそうにない場合は(そもそもそのレベルの猫は懐きそうな大きさの子猫以外は保護すると色々大変です)洗濯ネットなどで一時的に身動きを取れないようにして首に薬をつけるイメージで。

 

 
絨毯の部屋はノミの死骸が見つけにくいので1日目の隔離場所は風呂場に一段の小さめのケージを置くのもありかなと。
薬を使った後はこまめに掃除機を。
ノミに限らず、白癬など人間にも感染する虫や菌などを猫が保有していることがあるのでとにかく早く動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

 

 

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この記事を書いた人

阪本 一郎

1985年兵庫県宝塚市生まれ。
新卒で広告代理店に入社し、文章で魅せるということの大事さを学ぶ。
その後、学習塾を運営しながらアフィリエイトなどインターネットビジネスで生計を立て、SNSの発信力を磨く。
ある日公園で捨てられていた猫を拾ってから、自分の能力を動物のために使いたいと思うようになり、猫カフェを開業。
ヴィーガン食品、平飼い卵を使った商品を開発。
今よりもっと動物が自由に生きられる世の中にしたいと思い、行動しています。

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