保護猫はどこにいる?一般的な迎え入れ方3選紹介
「最近テレビでよく話題になる保護猫を飼いたい」そう思っていませんか?
または、「外にいる猫を迎え入れたいけれどどこにいるのか」そう考えていませんか?
近年特に注目を浴びるようになった保護猫の譲渡は殺処分を減らすために欠かせない重要なことです。
懐いていないから飼えるのか不安だとか、トイレのしつけはちゃんとできるのかと不安に思う方もいますが基本的に保護猫だからトイレができないということや人馴れしないということはあまりありません。
そこで、今回は保護猫を迎え入れるためにどこに行けばいいのかや、人馴れしている猫を迎え入れるための方法をお伝えしてきます。
この情報を事前に把握しておくことで、甘えん坊であったり、静かな子であったり自分の性格にあった猫を迎えられやすくなります。
とはいえ、どんな性格の猫でも可愛いんですけどね。
楽しい猫ライフを送るためにも是非参考にしてください。
迎える場所その1,動物愛護センター
各都道府県、政令市、中核市には基本的に動物愛護センター、動物管理センターと言った名前の行政が運営する施設があります。
2023年時点では岩手県や鳥取県などは愛護センターではなく保健所の管轄になるそうです。
こちらの施設に行くと犬や猫が収容されているのですが時期によって数はまちまちで子猫シーズンである4~11月はたくさんの子猫がいるセンターが多いです。
各自治体によって手続きの方法や引取条件は様々なので事前に確認しておいてください。
随分昔は見に行ってその日に引き取ることができるところもあったようですが、最近は猫を飼うための事前講習会に参加した人でなければ譲ることはできないというセンターも増えてきました。
それだけ殺処分が減って、一匹一匹の幸せを掴むために職員さんも必死です。
私自身、全国の半分近くの動物愛護センターの訪問に行きましたが誰も殺処分したいと思っていませんし、乳飲み子を連れて帰って業務外でも猫を育てたり皆様必死です。
飼う飼わないに関わらずぜひどんな場所なのかを知るために見学に行ってみてください。
世間が思っているほど悲しい場所でもなくなってきています。
迎える場所その2,保護猫譲渡会
各動物愛護団体が定期的に譲渡会を開いています。
この情報がなかなか届きにくいのですが、「〇〇市 猫の譲渡会」などで検索してみてください。
または、ペットのおうちというサイトで動物愛護団体が譲渡会の情報を投稿していたりもするので探してみてください。
こちらも引き取り条件などを事前に確認してからいくほうが良いです。
一人暮らしは不可、幼児のいる家庭は不可など団体によって条件は様々ですが万が一当てはまらない場合は時間の無駄になってしまうので不安だなと思ったら是非確認を。
譲渡条件以外にトライアルの期間や譲渡費用なども確認しておいてください。
特に先住猫がいる場合はトライアル期間がじっくりと設けられるようにしておくと相性の良し悪しが見極められます。
譲渡費用は2万円からが多く、基本的にそれまでにかかった実費以上のものは請求できない法律なので気になる方は明細をもらって確認できます。
迎える場所その3,外で見つける
外で暮らす猫を保護したい場合はどこにいるかと注意点を書いていきます。
まず、私の経験上猫がいやすいのはその辺りの住民しか通らないような密集した住宅地の路地。
死角なので保護猫活動をしている人も見つけにくいし気づいたらウン十匹になっていたりするようなこともある怖い現場。
猫が多い場所は大体トゲトゲの敷物や水の入ったペットボトルが敷き詰められているのでそれを目印にしてみてください。
今どきは都会になるほど公園に猫がいるというようなことは少なくなってきました。
それは、猫活動者が一生懸命TNR活動をしてこれ以上猫が増えないように手術をし、一代限りの命のお世話をしてきたことも大きいと思います。
時々誰かが避妊去勢手術をせずにごはんを与えているような公園がありますが、あっという間に繁殖してしまうのでどうか手術をしてください。
生まれてくる命が減ることも殺処分が減っていく大きな要因になります。
外で見つけた子を迎える時は、先住猫の有無に関わらず必ず早めに病院に連れていきましょう。
高確率でノミ・ダニ、お腹の中の寄生虫、風邪などの病気のどれかに当てはまります。
そして、エイズ白血病の検査も済ませておきましょう。
外にいる猫を迎え入れようとして、どんな猫でも捕まえて家に連れて帰ったら人馴れするわけではありません。
シャーシャーと威嚇してくるだけでなくパンチや噛みつきをしてくる猫は家の中で飼うと相当苦労します。
絶対に懐かないわけでもなく、そういう猫が徐々に人に心を開くのも嬉しい瞬間ではありますが初心者が安易に手を付けてしまうと楽しみだった猫との生活がとても苦しいものになってしまうのでおすすめしません。
生後3ヶ月位までの子猫であれば人馴れする可能性は高く、最初に威嚇されても徐々に心を開きます。
ということで、3パターンを書いてきましたが個人的におすすめなのが1,2です。
人馴れ具合や性格も把握しやすいし病気やノミダニの心配もないので。
私達はもっぱら3をやり続けて忙しい時は毎日病院に行ったり譲渡会に参加したり里親さんのお家まで届けに行ったりしています。
正直なかなか大変な活動で、資金繰りが上手くいかないと赤字で自腹を切る羽目に。
そういう団体を減らしていきたいので弊社はいろんな取り組みをしています。
スマホでポチポチポイ活、古着買取、ヴィーガン食品やペットフードの買い物で支援など皆様にしてもらいたいことをまとめています。
参加しやすいものにぜひ協力してください!
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