愛知県名古屋市で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ【開催情報】
「名古屋市で犬を迎えたい」「保護犬の譲渡会に参加してみたい」という方に向けて、名古屋市やその周辺で継続的に活動している団体を紹介します。
ここで紹介するのは、過去に一度きりのイベントではなく、繰り返し犬の譲渡会・里親会を開催してきた実績が確認できる団体です。
開催日時や開催場所は団体の事情により変更される場合があります。参加を検討する際は、必ず各団体の公式サイトやSNSで最新の開催情報をご確認ください。
名古屋市で活動する団体・開催されている犬の譲渡会
名古屋市動物愛護センター(名古屋市千種区)
名古屋市の動物愛護センターです。名古屋市は政令指定都市のため、市内にお住まいの方の窓口は愛知県動物愛護センターではなくこちらになります。
【重要】名古屋市の犬の譲渡は、センターから直接ではなく「譲渡ボランティア経由」が基本です。市の公式説明でも、保護犬を迎えたい方はまず譲渡ボランティアの一覧を見て、各ボランティアに直接問い合わせるよう案内されています。登録されているボランティアは市の公式サイトで公開されています。
そのため「センターに行けば保護犬に会える」わけではありません。センターが直接譲渡する犬は、咬傷歴や病気、高齢などで里親が見つかりにくい犬に限られており、公式に「初心者には難しい」と明記されています。譲渡までに複数回の来所と自宅でのトライアルが必要です。
市が実施する犬の譲渡前講習会が必須である、という記載は市の公式ページでは確認できませんでした。犬はボランティア経由が基本のため、受け入れの条件は各ボランティアが個別に決めています。愛知県や豊田市の仕組みとは違いますので、混同しないようご注意ください。
犬に関する問い合わせは 052-762-0380、センター全般は 052-762-1515 です。
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名古屋市動物愛護センター
犬の情報・長期収容犬の紹介コーナー
名古屋市 人とペットの共生サポートセンター(名古屋市熱田区)
公益社団法人 名古屋市獣医師会が名古屋市からの委託を受けて運営している施設です。名古屋市熱田区金山町にあります。
名古屋市で「犬の譲渡会」を担う公式のルートは、ここが唯一です。当日は譲渡ボランティアが犬を連れて参加し、里親希望の方と引き合わせる形式で行われます。
入場は無料で、予約も不要です。自由に来場できます。
【最も間違えやすい点】譲渡会そのものは毎月開かれていますが、犬が参加する回は年に2回程度にとどまります。ほかの回はすべて猫の譲渡会です。「毎月犬に会える」というのは誤りですので、参加する前に必ず年間スケジュールで犬の回かどうかを確認してください。
会場は獣医師会館のほか、公共施設・専門学校・商業施設など回によって変わります。日程と会場は公式サイトの年間スケジュールで公開されています。
電話は 052-681-2211(平日10:00〜16:30)です。
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保護犬・保護猫の譲渡会(年間スケジュール)
人とペットの共生サポートセンター
特定非営利活動法人 保護譲渡推進協会(わんにゃんさとおや会)熱田千年会場(名古屋市熱田区)
名古屋市熱田区千年のイオンタウン熱田千年のなかにある会場です。年中無休の常設会場で、開場している時間なら予約なしで見学できます。
併設されている物販はペット用品・おやつ・フードで、生体の販売はありません。電話は 052-655-5702 です。
小牧市に事務局を置くNPO法人です。愛知県内では最大級の犬の受け皿で、県内の複数の市に会場を持っています。
受け入れているのは、団体自身の説明によれば主にブリーダーのもとで繁殖引退となった犬・猫や、多頭飼育崩壊、行き場のなくなった環境の子、病歴や病気を持つ子、飼育が困難になった子です。そのため在籍している犬は小型の純血種が多くを占めます。
会場に行けば保護犬を見られる常設型で、見学に予約は要りません。展示の時間内であれば自由に見ることができます。
【重要】商業施設のなかにある会場もありますが、この団体は保護犬の譲渡を行う団体であって、生体販売店ではありません。サイトにも会場にも、販売のページや価格の表示、購入の手続きはありません。出口は審査つきの譲渡だけです。
譲渡までの流れは、来場 → 面談 → 譲渡条件の説明(1時間近くかかります) → 審査の申し込みと書類の記入 → 審査 → 結果の連絡とお迎え日の相談 → 再来場してお迎え、という順です。この譲渡条件の説明が、行政の講習会とは別の、実質的な事前講習にあたります。
審査には身分証明書の写し、同居する家族全員の同意書、賃貸の場合はペット飼育許可の証明が必要です。66歳以上の場合は保証人(二次飼育者)の同意書が求められます。
病気や高齢で里親が見つかりにくい犬猫を迎える「賛助里親」という制度もあり、こちらは譲渡費用が免除されます。
【必ず確認してください】譲渡費用の金額は公表されていません。ワクチン代や医療費のほかに事務手数料・活動協力金を含むと案内されていますが、合計の金額は会場で必ず確認してください。
問い合わせは電話のみで、メールやフォームでの問い合わせは受け付けていないと明記されています。
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公式サイト
譲渡の流れ・譲渡費用の内訳
熱田千年会場
アニマルサポート わんわんわん(名古屋市南区ほか)
名古屋市を主な会場に、愛知・三重・岐阜で活動している任意団体です。
愛知県内では数少ない、予約不要で自由に見に行ける犬の譲渡会を継続して開いています。定例の会場は名古屋市南区の動物霊園で、そのほか自動車販売店やホームセンターなどへの出張開催もあります。
受け入れているのは、保健所などに持ち込まれた犬猫、ペットショップやブリーダーが放棄した犬、野良の犬猫です。一般の個人からの引き取りは受け付けていないと明記されています。
出張開催の回は犬が参加しないこともあります。日程と、その回に犬が参加するかどうかは、必ず公式サイトで確認してから足を運んでください。
譲渡費用は公式サイトに記載がありませんので、直接お問い合わせください。
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NPO法人 ファミーユ(名古屋市)
名古屋市に拠点を置くNPO法人です。「殺処分されるペットをゼロに」を掲げ、東海地方を中心に活動しています。
行政の動物愛護センターからの引き取りが中心で、個人からの持ち込み依頼は受け付けていないと明記されています。
名古屋市の犬・猫それぞれの譲渡ボランティアに登録しており、譲渡会への参加と、公式サイトからの個別の申し込みの両方で里親を探しています。
知多半島の元野犬の子犬を含む、行政に収容された犬の受け皿のひとつになっています。
譲渡費用は必要な医療費を含む一部負担という形で案内されています。金額は犬によって変わりますので、必ず事前に確認してください。
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一般社団法人 SORA 小さな命を救う会(名古屋市)
名古屋市に拠点を置く一般社団法人です。
行政の施設のなかで「譲渡不可」と判定された犬を引き出して保護している点が、この団体のいちばんの特徴です。ほかに野犬やブリーダーの繁殖場の崩壊で行き場を失った犬も受け入れています。
そのため医療的なケアが必要な犬が多く、血液検査・レントゲン・心電図・歯石除去・ヘルニアの手術など、引き受けた犬にかかった医療の内容が公式サイトに詳しく公開されています。
譲渡費用はこの医療費を反映しており、ほかの団体と比べて高めに設定されています。内訳は公開されていますが、金額は必ず事前にご自身で確認してください。環境確認やトライアルの際の交通費が別途必要になる点も案内されています。
譲渡の形式は譲渡会と個別のマッチングの両方です。譲渡会は企業や施設を会場に開かれています。
「命の授業」として学校をまわる活動や、行政への提言、災害時の支援にも取り組んでいます。
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NPO法人 DOG DUCA(名古屋市守山区)
名古屋市守山区金屋にあるNPO法人です。犬のトレーニング・保育園・トリミングを本業としながら、犬の保護活動を行っています。
譲渡会ではなく、自分たちの施設での「お見合い会・相談会」を予約制で開いている常設予約型です。
受け入れている犬は、高齢の飼い主が亡くなって置き去りになった犬、ブリーダーの廃業にともなって引き取った犬、繁殖引退となった犬などです。純血種の割合は公表されていませんが、こうした出自から純血種が多いと考えられます。
シニア犬に特化した「シニアドッグサポーター制度」という譲渡の仕組みに力を入れています。高齢の犬を迎えることを考えている方には有力な選択肢です。
トリミングやトレーニングを併営していますが、生体販売は行っていません。電話は 052-795-5003 です。
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一般社団法人 Legato Plus(名古屋市)
名古屋市に拠点を置く一般社団法人で、名古屋市の犬の譲渡ボランティアに登録されています。
ドッグトレーナー・獣医師・愛玩動物看護師が理事を務めており、行政の愛護センターから犬を引き出して訓練を行う「トレーニングシェルター」を運営しています。
定例の譲渡会は公式サイトでは確認できず、個別のマッチングが中心です。ただし名古屋市の共生サポートセンターが開く犬の譲渡会には参加した実績があります。
トレーナーの育成コースやセミナーの収益を保護活動にあてる仕組みをとっています。
譲渡費用は団体で一律に設定されているほか交通費の実費がかかります。金額は必ず事前に確認してください。
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プロフェッショナル ドッグトレーナーアカデミー
動物愛護団体 チェリッシュ(名古屋市)
2020年に設立された名古屋市の任意団体です。名古屋市の犬の譲渡ボランティアに登録されています。
譲渡会ではなく個別のマッチングで里親を探しています。公式ブログがほぼ毎日更新されており、保護している犬の様子を追いやすい団体です。
譲渡の条件がはっきりと厳しめに設定されています。55歳以下の成人が複数いる世帯であること、定職があること、LINEで連絡が取れること、半年に一度の近況報告などが挙げられています。ひとり暮らしの方、同棲中の方、出産の予定がある方、家族全員がフルタイム勤務の家庭、長時間の留守番がある家庭は基本的にお断りしていると明記されています。
条件は団体ごとに大きく違います。応募の前に必ず条件を読んで、ご自身の状況に合うかを確かめてください。
保護している犬には雑種の記載もあります。譲渡費用は犬ごとに異なるとされています。
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公式ブログ
ソレイユ(ねこの手の会)(名古屋市・春日井市)
名古屋市と春日井市を拠点に、個人が自宅で保護を行っている団体です。施設型のシェルターではありません。
受け入れているのは、ブリーダーのもとで繁殖引退となった犬や猫、保護の依頼があった動物、持病や障害のある子犬・子猫、愛護センターから引き出した動物、一般家庭からの飼育放棄の犬などです。繁殖場からの頭数削減の依頼は受けないと明記されています。
繁殖引退の犬が中心のため、純血種の割合は高いと考えられます(比率は公表されていません)。
譲渡会と個別のお見合いの両方を行っていますが、アポイントなしの訪問はできません。
犬の譲渡会の会場や日程は公式サイトからは確認できませんでした。犬を希望する場合は、犬の在籍状況とあわせて事前に問い合わせることをおすすめします。
拠点は名古屋市と春日井市の2か所です。
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公式サイト
名古屋市から参加しやすい近隣地域の犬の譲渡会・里親会
名古屋市に隣接する市にも、常設で保護犬を見られる施設や、予約なしで参加できる定例の譲渡会があります。いずれも所在地は名古屋市外で、名古屋市内での開催ではありません。
一般社団法人 ハッピー譲渡会(春日井市)
春日井市柏井町のイオン春日井3階にある一般社団法人です。常設で保護犬猫を譲渡している施設で、室内ドッグラン、トリミング、ペットホテル、グッズ販売などを併営しています。
年中無休の常設型で、見学に予約は要りません。見学できる時間帯が決まっていますので、その時間内に来場してください。時間外の見学は予約が必要です。
掲載されている犬のほぼすべてに「ブリーダーより保護」「繁殖引退」と明記されています。ミニチュアシュナウザー、トイプードル、チワワ、ラブラドール、マルチーズ、ポメラニアンなど純血種が8割を超えます。
商業施設のなかにありますが、この区画は同法人が自分たちで運営しているもので、生体販売は行っていません。
譲渡費用は公式サイトに金額の記載がありません。費用は必ず電話で確認してください。電話は 0568-27-7388 です。
所在地は春日井市です。名古屋市内での開催ではありません。
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公式サイト
はじめに(利用案内)
里親募集中の犬・猫
ピースワンコ・ジャパン 綿半ホームエイド江南店 譲渡会(会場は江南市/拠点は広島県)
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する犬の保護事業です。拠点は広島県で、愛知県内に拠点はありません。愛知県での運営は浜松譲渡センター(053-568-5316)が担当しています。
江南市上奈良町のホームセンター「綿半ホームエイド江南店」を会場に、毎月1回のペースで犬の譲渡会が開かれてきました。入場は無料で、予約も不要です。愛知県内で「同じ場所で・予約なしで」犬に会える数少ない定例の譲渡会です。
会場となっているホームセンターはペット用品を扱っていますが、生体の販売は行っていません。
保護している犬は、行政に収容された犬や迷子の犬が中心と読み取れますが、出自の内訳や純血種の割合は公表されていません。
譲渡費用は1頭あたり一律で、医療費や不妊去勢手術、マイクロチップの費用にあてる形で設定されています。
【必ず確認してください】愛知県での開催が告知されない月もあります。公式のイベント一覧で、直近の開催予定が出ているかを必ず確認してから足を運んでください。
会場は江南市です。名古屋市内での開催ではありません。
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譲渡会・イベント一覧
譲渡までの流れ・費用
綿半ホームエイド江南店(会場)
犬の譲渡会に参加する前に確認しておきたいこと
犬の譲渡会は団体ごとに運営方法が異なります。初めて参加する場合は、当日慌てないよう次のような点を事前に公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
- 事前予約が必要かどうか
- 開催時間と開催場所
- 譲渡の条件(単身可否、留守番の時間、先住ペットの有無など)
- 身分証明書など当日必要なもの
- 同居する家族全員の同意が必要かどうか
- ペット飼育可の住宅に住んでいるか(犬の大きさに制限がないかも確認)
- 毎日の散歩の時間を確保できるか
- トライアル(お試し飼育)期間の有無
- 譲渡費用(ワクチン代・不妊去勢手術代・フィラリア検査などの実費として設定されていることが一般的です)
これらは団体によって条件が大きく異なるため、当日いきなり確認するのではなく、事前に公式サイトやSNSで案内を読んでおくことをおすすめします。
犬を迎えたあとに必要な手続き
犬は猫と違い、迎えたあとに法律で定められた手続きがあります。譲渡会に参加する前に知っておくと安心です。
- 犬の登録 … 生涯に1回、お住まいの市区町村(名古屋市)への登録が必要です。鑑札が交付されます。
- 狂犬病予防注射 … 年に1回の接種が義務づけられています。接種後に注射済票が交付されます。
- 鑑札と注射済票の装着 … 犬に着けておくことが定められています。迷子になったときに飼い主が分かる手がかりにもなります。
なお、マイクロチップが装着され登録されている犬を譲り受けた場合は、飼い主の情報を変更する手続きも必要になります。
手続きの窓口や費用は市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の担当課にご確認ください。
名古屋市で保護犬を迎えたい方へ
譲渡会は、犬をその場で「購入」して連れて帰れる場ではなく、保護犬と里親希望者を引き合わせるための場です。
多くの団体では、面談やアンケートを通じて生活環境を確認したうえで、トライアル期間を経てから正式な譲渡に進みます。犬の場合は留守番の時間や散歩の環境について詳しく聞かれることもあります。
保護犬のなかには、人との暮らしに慣れるまで時間がかかる子や、持病を抱えた子もいます。迎えたあとの生活を具体的に想像したうえで検討してください。
譲渡条件や手続きの流れは団体によって異なるため、気になる団体が見つかったら、公式サイトやSNSで事前に流れを確認しておくとスムーズです。
まとめ
名古屋市の犬の譲渡は、市のセンターから直接ではなく譲渡ボランティアを通じて行われるのが基本です。センターに行けば保護犬に会えるわけではない点にご注意ください。市の委託を受けた共生サポートセンターが譲渡会を主催していますが、犬が参加するのは年に2回程度で、ほかの回はすべて猫です。一方で市内には常設の会場や毎月の譲渡会を持つ団体もあります。団体ごとに譲渡の形式も条件も費用も大きく違いますので、気になる団体が見つかったら必ず公式サイトで確認してください。
この記事は「愛知県で開催される犬の譲渡会・里親会まとめ」の一部です。愛知県内のほかの市区町村の譲渡会・里親会の情報は、下のまとめページから地域別にご覧いただけます。
最後に
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